中山02R |
未勝利 .シホリーン 番組注目馬 |
前走 |
| そして2着が1番人気シホリーンでした。シホリーンは444キロの牝馬、モーリス産駒。祖母馬フサイチパンドラの良血で、胴の詰まった体型から、これは恐らくマイラーでしょう。好発を決めて好位で折り合って、1着馬を追うように伸びて来ました。この時計で走った後テンションが上がる可能性はあるんですが、今回入れ込んではいませんでしたし、どことなく芯の強さも感じるので、間隔を空ければ問題ありません。次は勝てるはずです。
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中山04R |
1勝クラス .ダンツティアラ |
前走 |
| 2着のダンツティアラ、今回前に行って競馬になったのは、前走でモレイラ騎手が出して行って勝ち切ったのと無関係ではありません。一戦ごとに競馬を覚えて、連対率ここまで100%、能力的には上の上ぐらいまで行ける馬と考えてます。課題はテンションの高さですね。パドックも2人引きでちょっと危ない感じでした。理想は東京で差す形だと思います。気性的に間隔を空けてになるでしょうし、次走も上位必至なんですが注目馬となると、この気性面で少し引くと、そんな感じがあります。
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中山08R |
2勝クラス .ウンガイソウテン |
前走 |
| ウンガイソウテンが今回は先手を取って逃げ切りました。ウンガイソウテンの2走前は新馬勝ち以来の休養明けで4着。当時2着だったプレミアペガサスとは0秒1差、そしてそのプレミアペガサスが今回1番人気に支持されていました。前走は出遅れと外枠で冴えなかったんですが、今回は好枠から好発を決めて逃げた事で一変しました。ダノンレジェンドとブライアンズタイムの配合、祖母のアイオーユーという馬はG2時代のフェブラリーステークスと帝王賞でホクトベガの2着した馬です。ダート馬として高い素質があります。逃げが理想だとしても、揉まれなければ好位付けも可能。上のクラスでも通用します。
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中山09R |
サフラン(1勝) .エンブロイダリー |
前走 |
| エンブロイダリーがコースレコードを更新して勝ちました。エンブロイダリーはスタートは早くはなかったんですが、特に仕掛ける事もなくハナを切り、800m47秒1・1000m59秒1と新潟外回りの2歳戦としては遅くないペースで行って、楽々と逃げ切りました。本格的に追い出すと左手前に戻ってしまい、内にもたれ気味になりましたが、残り100m付近で右手前に戻ると後はもう流す感じでかなり余力はありましたね。東京の新馬戦でも最後に左手前に戻ってからひと伸びしていまして、左手前で走りたがる、あるいは左手前が得意という可能性があります。なので、右回りだと直線でもっと伸びるかもしれません。
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中山11R |
スプリン(G1) .オオバンブルマイ |
前走 |
| 3着オオバンブルマイは最後方から豪快な脚でした。全然差し馬向きの流れではなかったんですけどもね、4コーナー最後方から大外一気。初めての1200mで適性があったとは言えますけども、1200mがベストという訳でもなさそうですね。1400mがベストだと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .モズメイメイ |
前走 |
| 3着モズメイメイ、こちらもね良いレースでした。控える競馬を熟知してね、復活を示し、今回内枠から好位のインで我慢できていました。馬自身が競馬を理解して、自然と折り合えるようになっています。サマースプリントチャンピオンに1点差だけに、この3着は惜しいんですが、本番でも内めの枠を引けば、面白いと思います。3連系の穴に狙えると思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .ナムラクレア |
前走 |
| そして1番人気でしたナムラクレアは5着でした。直線でね、1番内側に行ってスムーズじゃなかったんですけども、直線でその前の馬と内ラチの間を狙うのは、はっきり言って一か八かのギャンブルですからね。それが上手く行かなかったというだけですね。1200mで4着以下になるのは久しぶりですけども、能力が下がったという負け方ではないと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .エイシンスポッター |
前走 |
| 2着はエイシンスポッターでした。ナムラクレアをね、マークする意図があったのかどうかわかりませんけども、直線入口ですぐに目標をサトノレーヴに切り替え、サトノレーヴが一気に抜け出した事で前が詰まったりする事もありませんでした。まぁ流石モレイラという、どこから来たのか一瞬わかんないような捌きでしたけどもね、今後ですけども58キロで好走した事がないので、G1ではその点が課題だと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .サトノレーヴ |
前走 |
| 勝ったのは2番人気のサトノレーヴでした。もう位置取りもコース取りも完璧で危なげがなかったですね。スタートが速くて、操縦性が高いのでこういう勝ち方を連続でできる馬です。1200mで勝ち続けるのって難しいんですけどもね、展開が向かなかったり不利を受けたりする事が少ないタイプなので、G1を含めて今後も1200mでは期待できると思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .ピューロマジック |
前走 |
| そして1番人気のピューロマジックは13着でした。自分の形は取れていました。坂のあるコースに勝ち鞍がなかったのと、それを含めてスピードよりも力の要る競馬になったのは厳しかったんだと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .ダノンスコーピオン |
前走 |
| それからダノンスコーピオン12着でした。1200mは初めて。仮にこの後ね、連続して出走なら多少は変わってくると思えるんですが、今回に関してははっきり言ってスピード不足。脚を使う隙間がありませんでした。
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中山11R |
スプリン(G1) .トウシンマカオ |
前走 |
| 外から鮮やかに差し切ったトウシンマカオ、セントウルステークスを制しました。トウシンマカオは左回りは外に張るので、前走同様に右側だけチークピースをつけています。調教はいつも動くんですが、今回は特に力強かった。そんな印象があります。まずこの状態面が最大の勝因と思います。また鞍上ももたれ癖そ知っていてね、外枠だけにコーナーをタイトに回ってきて、直線は右ステッキを連打していました。こういった馬の事を考えてソツの無い立ち回りができたのも大きかったと思います。中2週で今の出来を維持できれば、本番のスプリンターズステークスは右回りになります。能力自体はG1でも足りるはずなので、楽しみです。できれば外枠が欲しいと思いますし、馬場状態も雨が降っても「稍重」まで。それが望ましいと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .ママコチャ |
前走 |
| その後ママコチャ2着でした。ママコチャは調教の量・質ともに十分なんですが、体重は10キロ増。腹回りに余裕が感じられて、本番に含みを持たせた仕上げ、そう感じました。加えて前半に力んだ事と、牝馬で負担重量が57キロ。大外18番枠まで考慮すると、やっぱりG1馬たる底力を発揮しています。序盤の力みは外枠から出して行ったのもあると思います。これを除けば、年齢を重ねてどっしりしてきた印象があり、短い間隔でも上積みに期待できると思います。相手は昨年より強いと思うんですけどもね、連覇も視野には入ってきました。
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中山11R |
スプリン(G1) .ウインマーベル |
前走 |
| 最後は首の上げ下げでしたが、勝ったのはウインマーベルでした。大外枠だったんですが、スッと先行して4番手辺りを追走して、追うとジワジワと伸びたんですよね。一瞬、外のレッドモンレーヴが出たんですけどもね、そこから盛り返して1着なので、重賞4勝目ですねこれで。でも1400mがベストの分、G1にはちょっと手が届いてないんですよね。ですから、その辺りもどかしいんですが、昨年の2着の雪辱を果たしたという結果になりましたね。
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中山11R |
スプリン(G1) .ウイングレイテスト |
前走 |
| 2着は59キロを背負っていたんですがウイングレイテスト、2着は確保しました。私59キロということで真っ先に切っちゃいましたけどもね。というのもこのアイビスサマーダッシュ58キロ以上背負った馬は過去3着以内がありませんでした。56キロでアイビスサマーダッシュを2勝し、G1のスプリンターズステークスも勝っていたカルストンライトオもですね、59キロを背負ったときは4着でした。レース内容云々以前に、59キロで2着というのは、まぁ一言で言うと偉業ですからね。スプリンターズステークスでも期待できるのではないかと思います。
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中山11R |
スプリン(G1) .ルガル |
前走 |
| 1番人気のルガルは10着でした。僕も残念でした。スタートは普通に切れたんですが、出して行った際に外からウインカーネリアンに来られて、マッドクールとの間で挟まれました。この段階からリズムが崩れた。そんな感じがします。まだ4歳馬で、メンタル面で若さが抜けていません。サマーシリーズチャンピオンを目指すとかね、今後経験が必要に思えてきます。
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中山12R |
外房S(3勝) .ガビーズシスター 通信簿 |
前走 |
| 1番人気1着でした。道中持ったまま追走し、直線も開けた進路にエスコートしたのみ。ノーステッキで突き抜け、力の違いを見せつけた。根拠としていた3月の中山戦で、現オープン馬エスカルを退けている戦歴からすれば、3勝クラスも即通用の器。1200mでも全く問題ない。
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