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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

中京1R 2歳未勝利・牝 タイムＥ

基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。

中京2R 2歳未勝利 タイムＥ

基準より2秒7遅い勝ちタイムでした。

中京4R 2歳新馬 タイムＡ

基準より0秒8速い勝ちタイムでした。1・2着馬が後続を大きく離しました。

1着：ミリアッドラヴ 勝ち馬注目

1着ミリアッドラヴ、牝馬の分ダート馬としては少し細身なんですが、バランスの取れた好馬体です。内からスッと2番手につけると、手応えの違いから早めに抜け出して、そのまま押し切りました。ラストは詰められたんですが、まだ余裕はありました。大事を取って予定を伸ばしただけあって、調教量は十分。動きも申し分ありませんでした。ニューイヤーズデイ産駒、1歳上の姉スティールブルーはルーラーシップ産駒で、アルテミスステークス3着、フェアリーステークス4着、こちらはダートの短距離なら上でも通用。ゆくゆくは血統的に芝も試したい馬です。

2着：ダノンフィーゴ 番組注目馬

2着ダノンフィーゴ、勝ち馬と比べると前半の進みが悪かったです。他馬を気にする面もあるようなんで、その分かもしれません。それを追い上げて、直線は確実に差を詰めての半馬身差。次走は競馬慣れすると思えますし、牡馬の分の上積みもあります。ランク的に確勝級。父はアメリカリーディングサイアーのInto Mischief。お母さんもアメリカG1馬の良血です。

3着：タヴァネスタン

3着タヴァネスタン、スタートで出遅れて前半はモタモタしていました。2頭が抜けた後、大差に離されて3着まで上がって来ましたが、タイムランクはE相当です。まだ子供子供しているんですが、次走の時計短縮は期待できると思います。American Pharoah産駒の英国産馬、祖母がビリーヴなんでね、母エリシェヴァの4勝は芝1200mだった事からも、今回芝スタートは出なかったんですが、いずれは芝を走らせてみたい馬です。

中京11R JRA70周年記念AS タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。3着だったダノンブレットについて。

3着：ダノンブレット

東京2100mの次走へ向けて、あえて左回りのここに出走した節があります。調教本数的には急仕上げでした。実績とイメージからは、1800mは距離不足になるんですが、個人的には大丈夫と見て中京の推奨馬にしました。昨年6月、阪神1800m灘ステークスで0秒1差2着。この時抜ける脚が速すぎて、3コーナーでは自分より前に位置したトウセツに逆に差されたのが記憶にあったからです。馬券的には中距離でこそと決めてもいました。結果はEランクの決着に助けられたかもしれない3着なんですが、見立ては間違っていませんでした。もちろんここを使って次走が東京2100mとなれば良くなってくるはずですが、個人的には1800mで勝負との思いが強いです。

中京12R 3歳以上1勝クラス タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムでした。

1着：フェンダー 勝ち馬注目

フェンダーが単勝1.8倍の断然の人気に応えました。フェンダーは前走が初めてのダート1200m。重馬場でAランク勝ちしたフィルムアクトレスの2着でした。0秒4差でこの馬もAランク相当でした。今回「良」に回復したダートでBランクなんですが、引っ張り切れない手応えの楽勝で、この条件なら昇級しても勝ち負け必至と見ています。芝時代は折り合いが難しかったんですが、スピード自体はありました。モーリス産駒、お母さんの3勝がダート短距離で、安住の地を見つけたという事だと思います。

2着：ストームバンガード

2着ストームバンガード、勝ち馬が強すぎて2着の差し馬が来るパターンですね。0秒3差でBランク相当になるんですが、展開次第の面は否定できません。ただ、1400mよりは1200mの方が良いです。

3着：ヨシノヤッタルデー

3着ヨシノヤッタルデー、2着と同タイム。最後に競り負けたのは、ストームバンガードより前に位置した分が大きいと思います。ただ、前走4着時に0秒6あった勝ち馬との差は詰めています。この条件では上位候補に入ってきます。

解説者：長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)