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マ

新潟1R 2歳未勝利 タイムＥ

基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。

新潟2R 2歳新馬・牝 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。8着だったジョウショーメイクについて。

8着：ジョウショーメイク

中団の内にいまして、途中でも前が詰まったりしていたんですけども、手応え良く直線に入りました。しかし、見事に前が壁になっています。内が開きそうになった時に、一瞬は内に行こうとしたんですけども、結局進路はなくてすぐに外へ切り替えようとしたんですが、後ろから上がって来た馬たちで外も塞がっていて、ようやく追い出せたのは、残り200mを切ってから。その後ですね、さらに外へ出してやっと目一杯に追えるようになったんですが、もうそれはもうゴールが目前という地点でした。これがデビュー戦なので、スムーズだったらどのぐらい伸びていたのかちょっと想像しにくいですけども、調教の感じなら追って伸びることを期待できるはずです。体が小さくて軽い走りをするので、坂のある中京だとどうなるかちょっとわかりませんが、1つ勝つだけの能力は十分にあります。

新潟3R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

新潟4R 3歳未勝利 注目

6着だったアドマイヤエイジアについて。

6着：アドマイヤエイジア

スタート直後から押してはいたんですけども前には行けず、1コーナーから2コーナーにかけて外へ行きたがり、向正面に入るとスッと外へ行ってしまったので右ムチ一発。その後もどんどん外へ行き、3コーナー入口でも右ムチ一発。その後3コーナーから4コーナーにかけてはかなり外へ行こうとするので何回も右ムチ。それでも4コーナーでかなり外を回る事になって前との差がそこで開いてしまいました。直線でそこそこ伸びてはいるんですが、エネルギーを無駄に消耗している上に前と離れすぎだったですね。次は恐らく中京なので、根本的に左回りが苦手だとするとちょっと難しいんですが、初めての左回りだったのでこうなったとという事であれば、巻き返す可能性はあります。6着で優先出走権がないので、あと4週で出走枠に入るかどうかちょっとわかんないんですけども、ダートの1800mや1900mなら入る可能性はあると思います。

新潟7R レパードS 重賞

タイムランク・メンバーランクともにCでした。内のピュアキアンがですね、出ムチを入れて行く構えを見せたんですが、外のブルーサンの方が早く逃げ争いには早めに決着がつきました。外からジワッと出て行ったサトノフェニックスが2番手。前の並びがすんなり決まって、1000m通過は1分1秒0。レパードステークスとしては遅めで、先行各馬は楽に運べているように見えたんですけども、逃げたブルーサンは4コーナーの出口で手応えが悪化しました。そして直線に入るとすぐにサトノフェニックスが先頭に立って突き放しにかかったんですけども、外のミッキーファイトが力強く伸びて差し切って1着。この後2着から離れた所で3着争いとなるんですけども、3馬身離れた3着にはしぶとく伸びたミッキークレストが入りました。

1着：ミッキーファイト

これで4戦3勝、ミッキーファイトが勝ちました。体が大きくてフットワークも大きいので、内枠で包まれる事だけは避けたかったと思うんですけども、1コーナーまでに加速して3番手に収まり、3コーナーでは外に出してもう盤石のレース運びでしたね。余裕すら感じさせる差し切りでした。今後がかなり楽しみな馬です。

2着：サトノフェニックス

人気はなかったですね、2着サトノフェニックス海外帰りでした。1900mのUAEダービー、前走ですけどね一応これ取り消しになったので、これまでの距離経験は1600mまでという状況でした。1800mに自信があるとは思えない状況で、最初から先行するつもりだったようには見えなかったんですけども、外枠から伸び伸びと走れたからなのか序盤から行きっぷりが良くて無理なく2番手につけることができました。勝ったミッキーファイトはちょっと強すぎましたけどもね、こちらも堂々たるレース運びでの2着。内容はかなり良いですから、今後も楽しみです。

3着：ミッキークレスト

その2頭から少し離れたんですが、ミッキークレストが3着でした。序盤の行きっぷりが悪くてですね、ジョッキーに促されても中団まで。その後もズーッとジョッキーの手が動いていたんですが、内に入って砂を被っていた影響も少しはありそうです。直線で外に出て、砂を被らなくなってからは力強く伸びて3着争いを制しました。距離はもう少し長い方が良さそうなレースぶりでしたけどね今回は、1800mでも2勝クラスはすぐに勝てそうです。

4着：バロンドール

その後4着がバロンドールでした。ずっと手応え良く追走していたんですけども、その手応えほどは直線で伸びなかったですね。もしかするとですけども、実は1800mは少し長いのかもしれません。

5着：ハビレ

それから5着ハビレ、直線入口で内から寄られて狭くなり、その後も前の馬の間を縫うような進路になって目一杯には走れていないという印象です。東京や中京のような直線が長いコースの方が力を出しやすいタイプではないかと思います。

6着：ピュアキアン

その後6着がピュアキアンですが、今回は行けませんでしたね。そうですね、もう出ムチまで入れて行く気満々というか、行く構えを見せたんですけども行き切れず、ちょっと厳しい展開になったと思ったんですけども、その割には崩れていませんね。2勝クラスですんなり前に行ければ好勝負になりそうです。

7着：ジーサイクロン

3番人気ジーサイクロンは7着でした。まずスタートで躓いてしまって後ろからになり、手応えは良かったのでコーナーで上がって行きたかったはずなんですけども、4コーナーではもう前がごちゃごちゃしていて動けず、直線だけの競馬になってしまったんですが、それでもよく伸びてはいます。この馬はもう3勝クラスなんで、3歳の早い内に3勝クラスを勝てるかどうかちょっと分かりませんけども、今回に関しては力を出し切れていないと思います。

8着：ブルーサン

8着は逃げたブルーサン。注文通りにハナを切れたんですけども、4コーナーで手応えが悪化していて完敗という内容ですけども、2番手・3番手につけていた馬が今回強すぎたのは確かです。やる事はハッキリしている馬なので、どこかで展開に恵まれる可能性はありますね。

9着：ソニックスター

そして2番人気ソニックスター9着でした。もう最初から行きっぷりが悪くて、4コーナーでジョッキーがかなり押してましたけどもね、反応しませんでした。状態が良くなかった。ちょっと暑さでやられちゃったとか、というのを含めてそういう事だったんじゃないかとしか思えませんね。

新潟8R 3歳以上1勝クラス 注目

勝ったランスオブクイーンについて。

1着：ランスオブクイーン 勝ち馬注目

ちょうどね、ちょっと横を馬が見たところにゲートが開いてしまったために出遅れとなりました。そして後ろからになったんですが、向正面から追い上げを開始して、好位ではもう好位に取り付いていて、4コーナーでちょっと外へ膨れていたんですけども、直線で楽々と抜け出しました。1勝目を挙げた時も、5着だったオークスでも最初から前に行っていたので慣れないレース運びになって、少々乱暴な感じになりましたけども、とりあえず1勝クラスでは力が違ったという勝ちっぷりでしたね。何しろオークス5着馬なので2勝クラスでも、このあと人気になりそうなんですけども、2勝クラスでもこの能力なら好勝負になるはずです。次走がもう秋華賞トライアルという可能性もあるんですが、その場合でも上位は可能だと思います。

新潟9R 3歳未勝利 注目

2着だったアメリカンランナーについて。

2着：アメリカンランナー

Gun Runner産駒なんですけどもね、Gun Runner産駒は内で揉まれたり砂をかぶったりするとモロい馬が多く、アメリカンランナーもデビュー戦で前半は頭を上げ、外へ出してからようやく追い上げられたというレースもしていました。内で揉まれるとモロい可能性がある馬が、1700mからの距離短縮で1200mに出走し、しかも1番枠。かなり危ないかと思いましたが前半は追走に苦労したものの、ずっと内を回っても頭を上げたりせず、直線でも内を通って伸びて来たからちょっと私は驚きました。馬群に入ったり、砂をかぶったりする事に不安はなくなったようなので、1200mの流れに慣れたであろう次走は有望だと思います。

新潟11R ダリア賞 タイムＥ

基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。

新潟12R 苗場特別 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

解説者：大川浩史(日刊競馬)