2024年2回新潟2日目

開催一覧
2024/09/08 (日)
中山 中京
2024/09/07 (土)
中山 中京
2024/09/01 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/31 (土)
新潟 中京 札幌
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2024/07/21 (日)
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2024/07/13 (土)
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2024/07/07 (日)
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2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
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福島 小倉 函館
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福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
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2024/06/22 (土)
東京 京都 函館
2024/06/16 (日)
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2024/06/15 (土)
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2024/06/09 (日)
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2024/06/08 (土)
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2024/06/02 (日)
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2024/05/26 (日)
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2024/05/25 (土)
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2024/05/19 (日)
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2024/05/05 (日)
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2024/04/20 (土)
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2024/04/14 (日)
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中山 阪神 福島
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中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
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中山 阪神
2024/03/30 (土)
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中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/16 (土)
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2024/02/10 (土)
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2024/02/04 (日)
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2024/02/03 (土)
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2024/01/28 (日)
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2024/01/27 (土)
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2024/01/21 (日)
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2024/01/20 (土)
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2024/01/08 (月)
中山 京都
2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒0。直線1000mは土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5でした。
 木曜に大量の雨が降りましたが、その影響はなく土曜は良馬場。日曜も1日を通して良馬場だったんですが、7Rの前からしばらく雨が降って、アイビスサマーダッシュのときは雨の影響がありましたけども、新潟は水はけが良いので乾くのが早く、10R以降は土曜や日曜の前半と同じ馬場差でした。Bコースが使用された春開催の後半も芝がボロボロになっていまして、その後芝を張り替えて2ヶ月経って芝も育ち、見た目には明らかに仮柵跡の内側の状態が良いという風には見えなかったんですが、内を通った馬の好走が多かったですね。ただ、土曜11Rの直線1000mでは内枠の馬が4頭、内に進路を取りましたが、1頭も3着以内には入れず、4番枠から外に行ったドナヴィーナスが2着、直線1000mでは外が有利である事に変わりはなかったです。夏の新潟は6週で行われ、今週までが2回開催。来週からの4週は3回開催で全てAコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒8。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒8からマイナス1秒0への変動でした。
 ダートは木曜の雨の影響が残っていたようで、夏の新潟の良馬場としては含水率が高めでした。とは言え、極端に速い時計が出るコンディションではなかったですね。日曜は途中で降った雨の影響で、8R以降は「稍重」。日曜の1800mはどちらも雨の後などで、馬場差は一定で土曜より少し速い時計が出るようになりました。1200mは土曜と日曜の5Rまでは同じ馬場差で、雨の後の8Rは少し速い時計が出るようになりました。


  タイム分析
 2024/07/28 (日)  芝=-2.0 / 直線=-0.5  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1400 アーリントンロウ 牡2 未勝利 1:20.6 -2.0 --- -0.6 -1.4 B C 5.25
3R T1800 ディアナザール 牡2 新馬 1:48.6 +0.5 -0.9 +1.4 -1.8 SL B 6.00
4R T1600 プロクレイア 牝2 新馬 1:35.5 +0.2 -0.4 +1.4 -1.6 SL C 3.67
6R T1400 マルディランダ 牡4 佐渡SH(3勝) 1:19.2 -1.5 --- -0.1 -1.4 C C 7.50
7R T1000 モズメイメイ 牝4 アイビス(G3) 0:55.3 +1.2 --- +1.7 -0.5 E D 8.17
10R T2200 コンフェルマ 牡3 未勝利 2:14.7 +0.6 -0.8 +2.0 -2.2 SL C 8.56
11R T1800 エマロア 牝3 1勝クラス 1:45.8 -0.7 -0.4 +0.7 -1.8 D D 8.17
 2024/07/28 (日)  ダ=-0.8 / 1200m=-0.8 → -1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1200 スカイブルー 牡2 未勝利 1:12.2 -0.7 --- +0.1 -0.8 C D 6.67
5R D1200 ビーコング 牡3 未勝利 1:12.0 -0.4 --- +0.4 -0.8 D D 6.14
8R D1200 グッジョブ 牡4 1勝クラス 1:11.4 -0.5 --- +0.5 -1.0 D C 6.14
9R D1800 ゲインサポート 牡3 未勝利 1:55.9 +2.3 --- +3.1 -0.8 E D 5.33
12R D1800 ヒューゴ 牡4 麒麟山特(2勝) 1:52.9 +0.9 --- +1.7 -0.8 E C 7.57

新潟1R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:アーリントンロウ 
 アーリントンロウがレコードを更新して逃げ切りました。前半600m33秒9なんですが、前半に長い直線が続く新潟1400mではめちゃくちゃに速いというペースではなく、最も速いタイムが出やすいラップです。という事で、タイムに関しては若干の割引が必要ですが、逃げ切ったアーリントンロウは残り150m付近まで左手前のまま。右手前に変えるともうひと伸びしていて、余力はあったはずです。短距離なら今後も期待できそうです。
2着:ネーヴェフレスカ 
 2着のネーヴェフレスカは体重マイナス20キロが良かったのか、新馬戦の時とは行きっぷりが違い、前につけて直線でしっかり伸びました。次走も上位候補という内容ですね。
3着:ダノンブランニュー 
 3着のダノンブランニューは外枠で前に壁を作れず、力んだ走りになっていました。さらに直線で内にもたれていて、いろいろ課題は残りますけども、勝ち上がれる能力はあると思います。
新潟3R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。3着だったカラマティアノスについて。
3着:カラマティアノス 番組注目馬
 直線で前に2頭並んでいるんですけどもね、この2頭の内どちらかが前に抜けてくれるか、あるいは2頭の間にスペースができるかすればそこを楽に抜けて来れそうな手応えなんですけども、その2頭がずっと並んだままで、結局前が詰まりっぱなし。その後は最後ようやく外へ出したんですけども、もう時既に遅しというタイミングでしたね。完全な仕掛け遅れで大分脚を余したと思います。調教の動きからしても、すぐに1勝できる能力がある事は間違いなくて、次走で勝つ確率もかなり高いと思います。
新潟4R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
新潟5R 3歳未勝利 注目
 8着だったメイショウヴァイゼについて。
8着:メイショウヴァイゼ 
 少し出負けしたという程度なんですけども、隣の7番がですねスタート直後に外に寄れたためその前が塞がり、さらに芝からのスタートも良くないのか、不利を受けた後の加速もイマイチでした。そのため過去の1200m2戦よりも位置が後ろになり、さらに砂を被って頭を上げてもいました。4コーナーではもう追い通しで、直線で前が空いて砂を被らなくなると伸びたんですけども、いろいろロスがあった影響なのか、最後は失速しました。1000mだと短いけども、芝スタートの1200mだと前に行けないとなると通常の夏開催だと大変厳しいんですけども、今年は次の西の開催が小倉ではなく中京です。オールダートの中京ダート1200mで大きく前進できると見ます。問題は優先出走権なしで使えるかどうかなんですけどもね。
新潟6R 佐渡S 注目
 8着だったシロンについて。
2着:オメガキャプテン 解説危険
 逃げたシロンの前半600mは32秒4で、その感覚から推測すると、こちらの前半600m33秒3とか4ぐらいですね。新潟芝1400mの3勝クラスで前半600m33秒3、あるいは4ぐらいというのは、最も力を発揮しやすいラップで上手く流れに乗っての好走と言えますし、新潟の芝1400mは恐らくベストですね。夏の新潟にはもう芝1400mの3勝クラスがなく、次は東京か中京の芝1400mだと思うんですが、坂のあるコースが得意中の得意という訳ではないですから、次走で今回ほど走れる確率は低いと読みました。
8着:シロン 
 前半に長い直線が続く新潟の芝1400mとは言え、600m通過32秒4というのは、もうべらぼうに速いです。どのぐらい速いのかと言うと、今の左回りのコースになってから最も速かったのが32秒8です。32秒4で行って、残り200m付近ではまだ後ろを離していて、最後に失速したとは言え0秒6差に残ったシロンは注目に値しますね。特に次走で距離を短縮して来た場合は、かなり期待できると思います。
8着:シロン 解説推奨
 先ほどタイム分析で左回りの新潟芝1400mでこれまでの前半600m最速は32秒8と述べましたが、その32秒8で逃げた3頭は0秒3差の5着、2秒差の15着、2秒4差の18着でした。2秒以上負けた2頭は流石に次走も凡走したんですけども、0秒3差の5着だったゴールドサンセットはその後直線1000mで2着・1着でした。では、前半32秒4で逃げて0秒6差8着のシロンはどうかと言うと、ゴールドサンセットと同様に距離を短縮すれば好走する確率が高いと私は思います。私は思うだけなんですけども、恐らく人気にならないので、狙いたいと思います。
新潟7R アイビスSD タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはDでした。まずはスタート、序盤ですね。7番のハギノメーテルが最初から内に進路を取ったので、これに押し込まれる感じで1番のリプレーザもしばらく内を走っていましたが、ハギノメーテルが前に出てからリプレーザの外に移動しました。土曜の直線1000mで4頭が内に行っていましたけどもね、仮柵を外した開幕週であっても、やはり直線1000mは外が有利という事のようです。マウンテンムスメも速かったですね。内から、5番ですけどもねスタート直後からもガンガン押してハナを切り、一気に外ラチ沿いまで移動しました。外のね17番、テイエムスパーダもグイグイ押して出して行ったんですけども、マウンテンムスメには速さ負けして2番手。マウンテンムスメの内に進路を切り替えました。前半400m21秒8というのは、アイビスサマーダッシュとしては速くなく前に行った馬が粘れるペース。マウンテンムスメは残り200m付近で失速し、変わってテイエムスパーダが先頭に立ったんですが、先行集団のすぐ後ろから、内に移動して残り400mからスパートしたウイングレイテストが交わしました。そのウイングレイテストが抜けた後を追ってね、モズメイメイが伸びて来たんですけども、グングン伸びて差し切り1着。2着ウイングレイテストで3着にテイエムスパーダが残りました。
1着:モズメイメイ 
 勝ったのはモズメイメイでした。直線1000mの外枠というのは、いわゆる普通の周回コースの内枠と同じなので、他が速くて周りを囲まれてしまうとピンチなんですよね。そのパターンにハマりかけたんですけども、目の前にいたウイングレイテストが一気に抜けてくれた事で、進路を確保できたのはラッキーでした。最後はウイングレイテストが59キロを背負っていた事と、こちらがワンテンポ仕掛けが遅かった事で、脚が溜まっていたという2つの理由で差し切れたと思います。上手く運べたというのは確かですけども、3歳以上で力をつけているのも確かで、1200m以下のG3クラスなら今後も上位候補だと思います。
2着:ウイングレイテスト 
 2着は59キロを背負っていたんですがウイングレイテスト、2着は確保しました。私59キロということで真っ先に切っちゃいましたけどもね。というのもこのアイビスサマーダッシュ58キロ以上背負った馬は過去3着以内がありませんでした。56キロでアイビスサマーダッシュを2勝し、G1のスプリンターズステークスも勝っていたカルストンライトオもですね、59キロを背負ったときは4着でした。レース内容云々以前に、59キロで2着というのは、まぁ一言で言うと偉業ですからね。スプリンターズステークスでも期待できるのではないかと思います。
3着:テイエムスパーダ 
 そして久々にテイエムスパーダも良い所を見せました、3着。そうですね、この馬はこういう何て言うかタイムトライアルみたいな競馬をすると力を出せるようで、外枠からコースロスなく先行してペースも速すぎず、枠順と展開はかなり有利だったんですけども、牝馬が57キロ背負って3着というのはこれまた偉業だと思います。まぁとにかく安定感というモノは求めにくい馬ですけどもね、衰えてはいないんだと思います。
4着:ディヴィナシオン 
 その後ディヴィナシオン4着でした。この馬、何回か人気薄で好走した事あるんですけどもね、その1200mで人気薄で好走するパターンというのが、内でジッとしていてというモノなんですけども、直線1000mの外枠だとそれと同じ事が期待できるという訳です。韋駄天ステークスの時のようにですね、外ラチ沿いを狙って前が詰まるリスクももちろんある訳ですけども、今回はウイングレイテストが抜けた後のスペースに上手く入って脚は使いました。いつかどこかでハマる可能性はありますね。
9着:チェイスザドリーム 
 そして1番人気のチェイスザドリームは9着でしたね。スタートが速くてですね、難なく先行して手応え良く3番手を進んでいたんですけども、残り200mを切ると、割とあっさり失速してしまいましたね。体重プラス20キロというのが流石に太かったんじゃないかと推測します。
17着:マイヨアポア 
 マイヨアポアは17着でした。内枠だった訳ですけどもね、真ん中辺ですけどね。その外へ移動する過程でどんどん後ろに下がって、前には大集団。進路があったら奇跡という状況から一か八かという感じで外ラチ沿いを狙ったんですけどもね、下がってきたマウンテンムスメの後ろで詰まって万事休す。後は流したままのゴールになりました。もし外ラチ沿いをロスなく抜けていたら結構上位に来ていそうな勢いだったんですが、内枠から下がりつつ外に行くしかなかった時点で厳しかったという感じですかね。
新潟8R 3歳以上1勝クラス 注目
 3着だったブループリマドンナについて。
3着:ブループリマドンナ 
 出遅れていないんですけども、もう最初から待機策の予定だったようで、全くの馬任せ。どんどん位置が下がり、4コーナーでスパートすると勢い余って外に膨らんだんですけども、直線でよく伸びました。1勝目が1800mで逃げ切り、その後は1600mや1400mでも前に行ったり、あるいは行こうとしていたんですけども短距離で脚をためる事で末脚を引き出せましたし、ホッコータルマエ産駒の牝馬によくいるタイプですけども、実は短距離向きだったという事ですね。ダート短距離で末脚勝負に徹するとなると、勝ち切るには展開の助けも必要になりますが、今回の3着はまぐれとか、そういうモノではないと思います。
新潟9R 3歳未勝利 タイムE
 基準より3秒1遅い勝ちタイムでした。
新潟10R 3歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
新潟12R 麒麟山特別 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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