2024年1回函館11日目

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2024/01/07 (日)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 1回函館は先週で終了し、今年の全日程を終えました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受けた先々週と違って、先週はマイナスゾーンに戻りましたが、前半のようなマイナス1秒台にはなりませんでした。
 週後半は雨の影響がなくて、乾いたコンディションで6週続いた開催の最終週としては時計の掛かるコンディションではありませんでした。ただし、高速馬場ではありません。連対馬についてはね、大きな脚質の偏りというのはありませんでした。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、良馬場ならマイナス1秒0からマイナス1秒2の間で推移して、時計の出やすいコンディション。「稍重」や「重」ならさらに高速化しました。
 先週はね土日ともに良馬場というところで、この開催のダートの良馬場らしい時計の出方だったと思います。連対馬を見ると先週も前へ行った馬が優勢でしたね。


  タイム分析
 2024/07/13 (土)  芝=-0.6  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 イガッチ 牡2 未勝利 1:51.4 +1.5 -0.3 +1.7 -0.5 E D 7.33
3R T1200 マサノカナリア 牝3 未勝利 1:09.1 -0.8 --- -0.4 -0.4 B C 5.17
5R T1800 ミッキースピネル 牝3 未勝利 1:49.4 +0.2 --- +0.7 -0.5 D C 8.33
7R T2600 ゴージョニーゴー 牡3 1勝クラス 2:42.5 +1.2 -0.5 +1.5 -0.8 SL C 4.67
10R T1800 ワンブランチ 牝3 かもめ島(2勝) 1:48.9 +1.1 -0.6 +1.0 -0.5 SL D 6.09
11R T1200 サトノカルナバル 牡2 函館2歳(G3) 1:09.2 -0.2 --- +0.2 -0.4 C C 3.00
12R T1200 ハートホイップ 牝5 1勝クラス・牝 1:10.1 +0.7 --- +1.1 -0.4 E C 9.63
 2024/07/13 (土)  ダ=-1.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 イラーナ 牝3 未勝利・牝 1:46.3 -1.0 --- +0.2 -1.2 C C 6.20
4R D2400 タケルゴールド 牡3 未勝利 2:35.2 -1.4 --- +0.3 -1.7 C D 5.90
6R D1700 サンライズシア 牡3 未勝利 1:44.6 -2.7 --- -1.5 -1.2 A C 6.25
8R D1000 スコーピオン 牡3 1勝クラス 0:58.8 -0.4 --- +0.3 -0.7 D C 5.50
9R D1700 セクシーブーケ 牝3 湯浜特別(1勝) 1:45.8 -0.6 -0.2 +0.4 -1.2 D C 4.17

函館1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。
函館3R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:マサノカナリア 勝ち馬注目
 マサノカナリアが1番人気に応えて勝ち上がりました。マサノカナリアにとって、芝1200mの出走は2月の小倉以来だったんですが、近走から一変の走りを見せました。その近走で走っていた1400m・1600mでは位置が取れても詰めが甘くなっていたんですが、他馬も早い1200mでは自然とポジションが下がって、そのおかげでメリハリをつける事ができたと思います。中団から伸びなかった2月の小倉のね、負けた時は重馬場だったんですが、今回脚力を生かせる良馬場だったというのもね、好走できた要因の1つかなと思います。ペースが違うため単純比較はできないかもしれないんですが、勝ち時計は同日12Rのね、3歳以上1勝クラスより1秒速く、翌日8Rのね3歳以上1勝クラスと比べても0秒1劣るだけ。一変した今回の1走だけで信用できるかというのは考え所なんですが、次走もこの走りを再現できるのであれば、クラスの壁というのはないかもしれません。
2着:ピーエムドレミ 
 そして2着には10番人気のピーエムドレミが入りました。ピーエムドレミは早めのね、位置取りから勝ちに行っての2着。そこまで速い流れでもなく、労せずね好位置が取れたという部分あるんですが、近走で走った中山の1600mや東京1400mではね、力んでしまって伸びを欠いていただけに小回り1200mへのね条件一新で、能力発揮が叶った結果だと思います。レースぶりからはね、折り合いさえつけば、位置取り不問で脚は使えるはずですし、ようやく主戦場を見い出したと言える好走なだけに、今回人気薄での好走だったんですけども、フロック視というのはねできないと思います。しかも今回に関しては、先々週末に美浦で追い切ってから入厩して、直前は軽めの調整にね止めていたにも関わらず、馬体重が8キロ減というところ。必ずしもね、完調とは言い切れない状態だったと思います。次走は恐らく札幌で続けて使ってくるんじゃないかなと思うんですが、現地でしっかり調整ができる分、状態アップというのも見込めるだけにね、期待というのは高まりますね。
3着:アムールリーベ 
 それと3着アムールリーベ、堅実なんですがもうワンパンチ足りないという部分をね、どう埋めるかの課題、まだ残ったままかなという風に思います。
函館6R 3歳未勝利 タイムA
 基準より1秒5速い勝ちタイムでした。
1着:サンライズシア 番組注目馬
 1番人気サンライズシアが6馬身差で逃げ切りました。近走3走続けて2着と、惜しい競馬が続いていたサンライズシアが積極的な逃げの手で後続を完封した一戦。前走からね3キロ負担重量が軽くなって、序盤のスピードの乗りも良かったですし、鞍上の高杉騎手もね、変に逆らうことなく気分良く飛ばして行きました。残り800mからのラップが12秒9-12秒7-12秒5-12秒3と、ゴールに向けて加速してのフィニッシュ。素晴らしい走りでしたね。2着続きだった近走は番手に控えて、他馬に合わせるような形で負けてきたんですが、こうして逃げることで、ポテンシャルをね余さず出し切った結果と言えると思います。基準よりも1秒5速いAランクという事から、優秀である事は言うまでもないんですが、同日9R3歳以上1勝クラスの湯浜特別を1秒2も上回っている勝ち時計。今回の圧勝でね、自身の持ち味を発揮できる形というのは定まったでしょうし、他馬に依存しない強気の運航で望みさえすれば、1勝クラスは通過点にできる馬だと思います。
2着:ウインアルドーレ 
 好位の内めからしぶとく伸びて来たウインアルドーレが2着。4走前は阪神ダート1400mで2着の際、タイムランクBと下地はあった馬ですが、今回は速い流れで、潜在的なスピードが活かせた結果だと思います。勝ち馬には離されてしまったんですが、この馬のね走破時計1分45秒6も、9Rの湯浜特別の勝ち時計を上回っているぐらいですから、未勝利卒業というのは近いはずです。
3着:プラムダンディ 
 それと3着は決め手強化に課題というのはあるんですが、今回も1分46秒台と自分の時計で走っています。これは単純に上位2頭が強すぎたという結果だと思いますね。
函館7R 3歳以上1勝クラス タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
函館8R 3歳以上1勝クラス 
1着:スコーピオン 通信簿
 今回連闘策で、一歩目に関しては前走の方が早かったと思うんですが、やっぱり現級ではね、スピードの乗りが1枚上という感じでした。仕掛けて来た外の先行馬を制するのにも時間かかりませんでしたからね。直線で2着馬が馬体を併せて来てもね、まだまだ余力は十分で、危なげない逃げ切りではあったんですが、ただ菱田ジョッキーが乗って負担重量が3キロ増えていてという所を思うとね、着差以上に評価して良いのかもしれませんけども、初速だけで勝負できるというのもね、このクラスまでかなという感じもするので、昇級後に関しては相手関係などをしっかり見極めたいなとは思います。
函館10R かもめ島特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
函館11R 函館2歳S 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。5番枠、内目から主張したニシノラヴァンダが逃げて、併走に近い形でエンドレスサマーとモズナナスターが続いて、しっかりと出して行ったサトノカルナバルも早め4番手を追走していました。人気になっていたエメラヴィやヤンキーバローズ8枠というね、枠の差もあって後方に下げる競馬。初芝で行き脚が案外だったリリーフィールドも後方になりました。600mの通過は34秒0。直線逃げ込みを図ったニシノラヴァンダめがけて、馬場の真ん中から一気に伸びたサトノカルナバルが交わしてゴールと。粘ったニシノラヴァンダが2着、3着は前々から流れ込んでエンドレスサマーと平均的な流れというのもあって、上位にはね前々での決着。後方からの追い込みというのはヤンキーバローズの4着がいっぱいでした。
1着:サトノカルナバル 
 勝ったのはサトノカルナバルでした。東京1400mからの臨戦で、前半戦をどう乗り切るかというのは焦点だったと思うんですが、しっかり気合をつけて出して行ったのが良かったですね。馬のポテンシャルの高さというのはもちろんですけども、小回りでも立ち遅れる事なく、盤石の形を取れたのは、鞍上佐々木ジョッキーのね、エスコートもあっての事だと思います。人馬ともに堂々たる重賞初制覇となりました。これまでの勝ち馬が早期の活躍で終わってしまうね、馬も函館2歳ステークス少なくはないんですが、この馬に関しては走りや馬体からして、一介の短距離馬といった印象はないのでね、今後のレース選択共々注目したいですね。
2着:ニシノラヴァンダ 
 2着は逃げたニシノラヴァンダでした。積極的に単騎逃げの形に持ち込んでの粘り込み。前半600m34秒0は、自身が後続をね完封した新馬戦よりも0秒1速いだけの数字で、マイペースと言える流れ・逃げだったと思います。勝ち馬の決め手は1枚上だったんですが、強かった新馬戦の走りは再現できていますね。テンション面などまだまだ課題はあるんですが、半兄がね、ダート中距離も走れるエルゲルージであったり、お父さんがねサトノアラジンという血統面というのも考えると、育ち方次第では今後あらゆる選択肢が出てきそうです。成長を楽しみにしたいです。
3着:エンドレスサマー 
 その後2番人気エンドレスサマーが3着でした。ノーステッキのままでね、タイムランクBの好タイムで新馬戦を勝って、逃げ切っていたエンドレスサマーなんですが、今回は最内枠でもね、テンは主張せず、控える形からしぶとく反応しました。上手に折り合えていましたし、最後はねニシノラヴァンダに迫るぐらいの脚色だったので、今後へ向けての手応えはつかめた一戦になるんじゃないかなと思います。血統的にはね、距離延長でも十分にイメージできる字面ではあるので、この辺り今後番組でどういう選択になってくるかわかりませんけども、伸びてもしっかりとね評価できる1頭なのかなと思ってますね。
4着:ヤンキーバローズ 
 その後4着ヤンキーバローズ、直線は良い脚でした。大外枠もあってね、前半から腹をくくって、直線勝負という形に徹しました。三分三厘から勢いをつけて大外から脚を伸ばして来たんですが、前の3頭が止まっていないという競馬ですからね。致し方なしという4着でしたね。新馬戦こそ5頭立てでね、勝ち切ったんですけれども、見るからに跳びが大きいですし、今回多頭数と、その辺りも影響があったのかなと。あとはお父さんが、エピファネイアですから、この辺りを踏まえると本質がスプリンターという馬ではないとは思います。広いコースでね、伸び伸び走れる舞台、その辺りでね見てみたい決め手ではありました。
6着:リリーフィールド 
 前半モタモタしてね見えていた6着のリリーフィールド。最後はね、外から追い込んで使った上がり600mの脚はメンバー最速の34秒1です。ダート1000mを逃げ切っての臨戦ですから、こういう形での見せ場はね良い意味で期待を裏切られたという気持ちなんですが、お父さんが、安田記念とフェブラリーステークスを勝ったモズアスコットというのを思うと、合点がいく部分もあるかなと思います。今後、どの部門でね、この馬のキャラが立ってくるのか、この辺りは注視したいなと思いますね。
函館12R 3歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。

解説者:久光匡治(優馬)
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