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マ

福島2R 2歳未勝利 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

福島4R 3歳未勝利 注目

勝ったシンハナーダについて。

1着：シンハナーダ 勝ち馬注目

スタートを無難に出て、道中は中団内々の位置取り。前半1000m61秒5のゆったりとした流れで、経験馬相手の初陣でも多少促す程度でしっかりと追走できていました。3コーナー過ぎには直前を走っていたマイネルコンポートの押し上げに呼応するように、内めを押し上げて、ゴール前は先に抜け出したマイネルコンポートを内から捉えてのゴールとなりました。前半が遅かった事もあって、残り800mから1ハロンごとのラップが全て11秒8という珍しい数字。この持久力勝負をメンバー中唯一の初出走馬ながら、最後まで脚色が鈍らなかったというのは、高い身体能力の証明だと思います。お母さんのシンハディーパは1勝馬ですけども、その半妹に2016年のオークス馬シンハライトがいる奥のある血統で、戦前から今の未勝利では全ての面でレベルが上と、三浦ジョッキーもね表していたように、勝ち時計は一見地味なんですけどもペース補正が入っているように、流れも影響した部分がこれはありますし、今後の伸びしろというのねこの馬自身大きそうです。

福島5R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

福島6R 2歳新馬・牝 タイムＥ

基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。

福島7R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒7速い勝ちタイムでした。

1着：パリプラージュ

パリプラージュが初めて先手を取る競馬で逃げ切りました。ダッシュ良く先手を取ったパリプラージュが速い流れで引っ張る展開。京都・東京・福島の臨戦で、距離も一戦ごとに伸びていた中でも、しっかりコントロールが利いていて直線ゴーサインを出すと後続を一気に突き放して独走となりました。前走の東京1600m3着がタイムランクAの一戦を前で粘った強い競馬。当時の2着馬も既に勝ち上がり済みですし、終わってみれば順当な勝利と言えると思いますね。入線後、故障発症で予後不良になってしまったのだけが非常に残念です。

2着：コスモフレディ

そして速い流れの追走にやや手を焼いていたコスモフレディが最後にひと伸びして2着に浮上。振り返れば2着だった2走前の勝ち馬、ホウオウフェイントは5月の東京でタイムランクAの一戦でパリプラージュに先着していた馬でもあります。今回のような地力の問われる流れが最後の押し上げに繋がったと思いますね。3着以下に2馬身以上の差をつけた事は威張れると思います。

3着：トクシージェネラル

そして3着のトクシージェネラルは東京2100mで続けて好走していたように、体力は十分に備えた馬。スピード競馬にもね、立ち遅れず正攻法で対応できた点は評価して良いのかなと思います。内枠もあってね、待たされるような形にも見えたので、相手や枠などがかみ合うようでしたら勝ち上がりのチャンスは近そうです。

福島10R 猪苗代特別

1着：シランケド 通信簿

1番人気1着でした。前回同様に逃げても勝てたとは思うんですが、1頭行ってくれた事ででね、楽になりましたね。相手関係に恵まれていたというのも確かですけど、紫苑ステークス3着の頃と比べても、馬自身自在性が出て操縦性が向上しています。3勝クラスはもちろん、オープン・重賞でもね、期待しても良い1頭なのかなとは思いますね。

福島12R 3歳以上1勝クラス 注目

勝ったゼウスビスティーについて。

1着：ゼウスビスティー 勝ち馬注目

出走馬のほとんどが休み明け、半数以上の9頭が3歳馬という組み合わせだったんですが、唯一の中2週だった4歳ゼウスビスティーは負担重量の差や、内枠もあって前半は少しもたついたようにも見えました。軽く促して、何とか馬群に取り付くと直線にかけてのコーナーワークで外に持ち出して、そこから一気に突き抜けてという競馬。ラスト400mは12秒5-12秒2の加速ラップ。トピックでも上がっていたんですが、この中突き抜けた脚というのは、見た目通り他馬が止まって見えるぐらいね、ズバ抜けたモノがありました。ラスト100mから一気に2着以下を突き放す楽勝でしたね。4歳馬ながら、脚部不安などがあって休養期間が長く、今回を含めてまだ5戦という少ないキャリア。7ヶ月半ぶりの実戦だった前走でも生きの良い3歳馬に割って入って2着するなどポテンシャルの高さを見せていただけに、順調に迎えた復帰2戦目での上積みというのも十分にあったと思います。初距離など、課題もあった中で、58キロを背負った上でのこの圧勝でしたら、上のクラスでも注目できる素材だと思います。

解説者：久光匡治(優馬)