2024年3回小倉1日目

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2024/09/28 (土)
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2024/07/07 (日)
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2024/06/29 (土)
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2024/06/16 (日)
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2024/06/15 (土)
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2024/03/23 (土)
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2024/01/07 (日)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒9。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がプラスマイナスゼロでした。
 まず土曜日から、良馬場だったんですけども雨の影響が残って、夏の小倉開幕週としては時計が掛かっていました。特に中・長距離戦で時計が掛かり時計の出方が比例していないため、2000mと1200mで馬場差を分けて表示してあります。そして土曜の夜からの雨で、日曜はさらに時計が掛かる状態。さらに強風の影響も受けて、中距離は1200mと比べて一層時計が掛かっていました。この開催は全てAコースが使用されます。連対馬を見ると前行って内を立ち回った馬が粘ってはいたんですが、開幕週としては外からの差し馬も届いていました。なお、基準タイムについて注意していただきたい事があります。夏の小倉開催は8月中旬からスタートしていた昨年と比べて、今年は1ヶ月半ほど繰り上がっての開催。2歳・3歳の限定戦の基準タイムについては昨年より遅くなっている距離があります。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス1秒9からマイナス1秒6への変動。日曜の1000m対象の数値はマイナス1秒4でした。
 ダートに関しては雨の影響で土日ともに脚抜きが良くて、速い時計の出るコンディションでした。土日とも終盤の方がねやや乾いていて、時計が掛かるようになっていたとは言え、全てマイナス1秒台。終日時計の出やすいレベルではありました。なお、日曜の方が1日の中で数値の動きが小さいのは、途中からね雨が降ったという事があった分ですね。そして日曜の馬場差を2つに分けているのは、風の影響が距離によって異なったためです。1000mの方が時計が出やすい状況にはなっていました。ただし、1000mは7Rに1鞍しか組まれていないので、変動というものにはなってないですね。脚質については土曜は先行勢、日曜日は中団・後方組の上位進出が目につきました。


  タイム分析
 2024/06/29 (土)  芝=±0 / 1200m=-0.5  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1200 レイピア 牡2 未勝利 1:08.2 -1.2 --- -0.7 -0.5 B D 7.29
3R T1200 ブルボンクイーン 牝3 未勝利・牝 1:08.5 -0.5 --- ±0 -0.5 C C 8.20
4R T1800 サダメ 牝3 未勝利 1:49.0 +1.2 --- +1.2 ±0 E C 7.54
5R T1200 エイヨーアメジスト 牝2 新馬・九 1:09.8 +0.2 --- +0.7 -0.5 D D 10.15
8R T1800 カズミクラーシュ 牡3 1勝クラス 1:47.9 +0.8 --- +0.8 ±0 D C 9.10
9R T2600 アスターブジエ 牡4 英彦山特(1勝) 2:40.3 +0.5 --- +0.5 ±0 D D 5.00
11R T1800 アルジーヌ 牝4 博多SH(3勝) 1:46.5 +0.8 --- +0.8 ±0 D C 6.67
12R T1200 デイトナモード 牡4 1勝クラス 1:09.0 +0.5 --- +1.0 -0.5 E C 7.91
 2024/06/29 (土)  ダ=-1.8 → -1.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1000 シャカシャカシー 牡3 未勝利 0:57.5 -1.4 --- -0.3 -1.1 B D 4.55
6R D1000 コスモストーム 牡2 新馬 0:58.7 -0.8 --- +0.1 -0.9 C C 5.00
7R D1700 テイエムデンセツ 牡3 未勝利 1:45.3 -0.8 --- +0.7 -1.5 D D 7.69
10R D1700 メイショウホマレ 牝5 熊本城特(2勝) 1:43.5 -0.9 --- +0.4 -1.3 D D 9.00

小倉1R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
 なお、前とね大きく水を開けられた3着以下の馬には、現状で特筆するほどの馬は見当たりませんでした。
1着:レイピア 
 1番人気のレイピアが逃げ切りました。二の脚抜群に逃げたレイピア、馬なりのままね、前半600m通過33秒4のラップを刻んで、そのまま最後までステッキが飛ぶ事なく、後続に2馬身半差をつける圧勝劇でした。勝負所でのね、後続との手応えの差は歴然でしたし、ここでは完全にスピードが1枚上という競馬でしたね。母のアンナトルテは夏の新潟デビューで、芝1200mの新馬戦を勝っていて、そのお母さんクーヴェルチュールも夏の福島芝1200mで新馬戦を勝ち、3歳夏にはキーンランドカップも制している快速馬です。父ね、新種牡馬タワーオブロンドンは言わずと知れた2019年のスプリンターズステークスの勝ち馬でもありますし、新馬戦からね、今回200mの距離短縮というのはねプラスでしかなかったという結果だと思いますね。現状で完成度が勝っている印象があるので、今後どれほどの成長が見せられるかというのが注目点かなと思います。
2着:テーオーシュターデ 
 2着以下は離されました。勝ち馬がね際立った一戦だけに、2着以下の評価というのは微妙ではあるんですが、3着以下に5馬身以上の差をつけた2着のテーオーシュターデ、この馬もね勝ち馬同様に距離短縮がプラスに出た結果だと思います。道中でなだめるのにね、ちょっと苦労するような場面もありましたし、半姉がねダート1000mで勝ち鞍があるオコジュというのも踏まえると、行く行くはこの馬さらに短い距離が主戦場になって行くかもしれませんね。
小倉2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:シャカシャカシー 勝ち馬注目
 シャカシャカシーが後続に4馬身差をつけての快勝でした。スタートを決めたシャカシャカシーが積極的なレース運び。道中は内からね、1番人気のマサレエトワールの抵抗もあったんですけども、速いラップにも終始楽な手応えで対応して、直線は後続を問題にせず突き放しました。母がね、ダート1000mで3勝を挙げたパワフルラリマー。今回は3キロの負担重量減もね相乗効果となった印象です。「重」の馬場状態を踏まえても、57秒5の時計は評価できるという風に思いますね。戦歴的にも、前走で2着した際に3着だったゼンカイパイロが、次走で後続1秒3ぶっちぎる大楽勝を飾っているように、元々裏付けはあった馬で、状況(減量とか)好転した中であれば、この大楽勝というのも納得の所だと思います。同距離で出走となれば、上のクラスでも即通用のスピードの持ち主というのは間違いないと思いますね。
2着:カプシーヌ 
 それ(シャカシャカシー)と一歩引いた位置でうまく脚がたまった2着のカプシーヌは、一気の距離短縮にもしっかりと対応できていました。まだまだ持て余し気味の体つきであったり、半兄がねアルゼンチン共和国杯の勝ち馬ブレークアップというね字面思うと、この条件がベストなのかなというのはこの一戦だけで言いがたいんですが、こうして短距離戦でね、ビッシリ追われたという事は、先々に向けて良い方に向く可能性はありますので、潜在的なポテンシャルは確認できたのでね、今後のレース選択というのは注目したい所ですね。
4着:マサレエトワール 
 あとは勝ちに行った分甘くなったのが4着マサレエトワール。2着から0.1秒の着差でしたら悲観する内容ではなかったと思います。勝ち馬とは違って、前走から負担重量が3キロ増えていた事を思えばなおさらで、負けはしましたけども負けてなお強しの高評価で良いと思います。
小倉3R 3歳未勝利・牝 注目
 上位3頭に触れておきます。
1着:ブルボンクイーン 勝ち馬注目
 逃げたブルボンクイーンが一杯に粘り込んで押し切り勝ち。押して先手を奪った事もあって、2ハロン目が10秒2、3ハロン目も10秒8と速くなって600m通過32秒7のハイペース。後続がね、すぐ後ろついて来てくれていたので、ブリンカー着用で気性が難しいこの馬にとってはね、隊列としては良いモノになったかなという風に思います。これで短距離にシフトしてからはね、6戦全てで掲示板を確保していますし、スタートでアオって、スムーズに運べなかった前走の新潟での5着を除けば、全て3着以内での好走になります。半姉に重賞勝ち馬イベリス、後はベルカントがいて、お兄さんのねサルヴァトーレが目下3勝クラスのダート戦で上位常連と、血統的な裏付けというのは十分にある馬なので、まだまだ進化を見込んで良いと思います。未勝利をね、何とかここで勝ち切れたというのは大きいかなと思いますね。
2着:シャドフ 
 前半はね、ちょっと追走に手を焼いていた2着のシャドフなんですが、枠なりに外を回した前走からすれば、馬込みにね、怯まず押し上げられた今回の内容というのは進境を感じさせました。これで1200mに転戦して4着・2着・2着と安定していますし、前2戦ともレースのね、タイムランクはCで、裏付けというのもしっかりとある馬なので、勝ち上がりのチャンスは近い馬かなと思います。
3着:サクセスカノン 
 あとは最後の脚色が際立っていた3着のサクセスカノン、内めの先行馬が粘った結果というのを思うとね、これは価値のある内容だったと思いますね。デビューからの2戦も芝1200mを使われて、ともに最速の上がりをマークしていたように、今回も芝1200mで、これで主戦場がはっきりしたかなという所で、引き続きね注目して良い脚力の持ち主です。
小倉4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
小倉8R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったカズミクラーシュについて。
1着:カズミクラーシュ 番組注目馬
 スタートのタイミングがちょっとここね、合わなくて、道中はね中団という所。リズムを整えて、向正面半ばから一気に進出して先頭に並びかけると、そのまま抜け出して押し切ってしまいました。出遅れたり序盤はね、馬込みで頭を上げたりとちょっと若さはね、目立つ中でもね、勝ち切れた辺りというのは、能力の高さだと思いますね。前走がG2での4着と、この実績はもちろんですが、2走前の未勝利勝ちがタイムランクBで、3走前の2着だった未勝利戦もタイムランクはB。その際にね、僅差で敗れた勝ち馬のスマートワイスが既に2勝クラスを勝っていますし、5馬身差をつけた3着ミナデオロもね、その後にリステッド競走の白百合ステークスを勝っている訳ですから、1勝クラス出走となればね、ここは負けられない一戦だったと思います。まだまだ全体的に幼くて、今回ね少し強引な競馬になった分もあるとは思うんですけれども、ラスト200mは13秒0要しているので、この辺りを見るとマイルの方がよりベターかなという印象はあるんですが、純粋なポテンシャルからして2勝クラスが壁になるとは思えませんね、即通用します。
1着:カズミクラーシュ 通信簿
 1番人気1着でした。ここまで待って自己条件だとどうしても人気になります。体重増は中山への輸送で減少したのが戻ったモノ、練習をしても発馬が遅いのが気になったくらい。自ら勝ちに行っての完勝でした。昇級しても通用します。
小倉12R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

解説者:久光匡治(優馬)
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