2024年1回阪神8日目

開催一覧
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2024/10/06 (日)
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2024/09/28 (土)
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2024/08/31 (土)
新潟 中京 札幌
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2024/08/18 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/17 (土)
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2024/08/11 (日)
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2024/08/03 (土)
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2024/07/28 (日)
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2024/07/27 (土)
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2024/07/20 (土)
福島 小倉 札幌
2024/07/14 (日)
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2024/07/13 (土)
福島 小倉 函館
2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
福島 小倉 函館
2024/06/29 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
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2024/06/22 (土)
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2024/06/16 (日)
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2024/06/15 (土)
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2024/05/05 (日)
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2024/04/20 (土)
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2024/04/13 (土)
中山 阪神 福島
2024/04/07 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
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2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
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2024/03/17 (日)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1からマイナス0秒4への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、ほとんどがマイナス1秒台でしたが、終日重馬場だった2日目だけはプラスの数値でした。
 水曜から土曜までは雨が降らず、土曜は良馬場。1週前より速い時計が出るようになりました。日曜は昼から断続的に雨が降り、芝の最初のレースである5Rの時点で、雨の影響が出始め9R以降は「稍重」。後半ほど時計が掛かるようになりました。阪神も連続開催で今週から開催が変わりますが、今週までは引き続きAコース。来週からの3週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒5からマイナス0秒2への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、終日不良馬場だった2日目だけは、マイナス1秒7の高速馬場でした。他の開催日はマイナス0秒5からプラス0秒5の間で推移していて、後半はほとんどプラスの数値でした。
 水曜から土曜まで雨が降らず、土曜は良馬場で今開催で最も時計が掛かるコンディションでした。日曜も3Rまでは土曜と同じ馬場差でしたが、昼から断続的に雨が降り、10R以降は「稍重」。そのため6R以降は徐々に速い時計が出るようになって行きました。


  タイム分析
 2024/03/17 (日)  芝=-1.1 → -0.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1800 カズミクラーシュ 牡3 未勝利 1:46.3 -1.6 --- -0.6 -1.0 B C 7.23
7R T2400 ウェイビー 牝4 1勝クラス 2:27.1 ±0 -0.6 +0.5 -1.1 D D 6.88
9R T1400 サウンドブライアン 牡6 山陽特別(2勝) 1:21.1 -0.4 --- ±0 -0.4 C D 6.44
11R T3000 テーオーロイヤル 牡6 阪神大賞(G2) 3:06.8 +1.9 -0.7 +1.8 -0.6 SL C 5.67
 2024/03/17 (日)  ダ=+0.5 → -0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 アマミツツキ 牝3 未勝利・牝 1:57.3 +2.9 -0.6 +1.8 +0.5 E D 6.90
2R D1400 カルパ 牡3 未勝利 1:25.7 -0.1 --- -0.5 +0.4 B C 8.27
3R D1800 パカーラン 牡3 未勝利 1:55.4 +1.0 -0.2 +0.3 +0.5 C D 8.30
6R D1800 クロドラバール 牡3 1勝クラス 1:54.5 +1.1 --- +0.7 +0.4 D C 8.30
エイカイソウル
8R D1800 アウロス 牝4 1勝クラス・牝 1:55.2 +2.1 --- +1.9 +0.2 E D 7.43
10R D1400 ロードアウォード セ4 鳴門S(3勝) 1:24.0 +0.5 --- +0.5 ±0 D D 9.67
12R D1400 カセノミオ 牝4 2勝クラス 1:23.9 -0.3 --- -0.1 -0.2 C C 7.21

阪神1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムでした。
阪神2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:カルパ 
 カルパがダートに変わって2走目で勝ち上がりました。カルパは好スタートを切ると、無理する事なく好位の内を確保し、直線で前の2頭の間を抜けてから追い出すと、しっかり伸びて差し切りました。初ダートだった前走は早めに動いて、後ろからも差されましたが、当時よりペースが遅かった今回はゆっくり追い出してちょうど良かったですね。ペースもコース取りも最高だったので、昇級して同じぐらい走れるという保証はありませんけども、タイムは1勝クラスでも好勝負になるレベルです。
2着:ウインアルドーレ 
 2着のウインアルドーレは好スタートから軽く仕掛ける程度で2番手確保。直線でも伸びており好内容と言えます。ペースが遅めだったとは言え、1400mでも前に行けるようになって安定感は増しました。
3着:クリノキングマン 
 3着のクリノキングマンは押してハナを切ったんですけども、ペースは速くなく、マイペースに持ち込んで粘りました。タイムは水準以上ですけども、次も続けて今回のような楽な逃げになる確率は高くなさそうです。
阪神5R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:カズミクラーシュ 
 番組注目馬だったカズミクラーシュが4走目で勝ち上がりました。カズミクラーシュ、今回も出遅れたんですけども、徐々に前との差を詰めて行き3コーナーでは4番手。そこからは危なげがなく、早めに先頭に立つと楽に押し切りました。タイムは優秀で、余力もあったので1勝クラスでもすぐに通用するレベルですが、出遅れが多いのはちょっと気になりますね。これまで京都と阪神の外回り1800mしか走っていないので、出遅れが致命傷になっていませんけども、コーナー4つのコースやスタートから最初のコーナーまでが短いコースだと不安はあります。
2着:ツーネサーン 番組注目馬
 2着のツーネサーンは出遅れた上にダッシュもつかず、4コーナーでも後方でしたが、その気ならマクれるぐらい手応えが良く、直線ではステッキに反応して外へヨレたりしましたが手応え通りに伸びました。経験馬相手のデビュー戦で、このタイムと内容ならすぐに勝てそうです。
3着:スピードリッチ 
 3着のスピードリッチは少し出遅れた上に進みが良くなくて、さらにコーナーでは内にもたれて、鞍上に促されていましたが、直線ではジワジワと伸びました。ちょっと馬にやる気が無い感じなんですけどもね、能力は勝ち上がれるレベルにあると思います。
阪神8R 4歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒9遅い勝ちタイムでした。
阪神11R 阪神大賞典 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。タイムランクがSL・メンバーランクはCでした。スタート直後にジャンカズマとディアスティマが逃げ争いをしてましてね、ちょっと後ろが離れたんですけども、その後割とすぐに隊列が決まると、ペースも遅くなって最初のゴール前では3番手以下との差もなくなっていました。最初の1000mが1分3秒7、その後2000m通過が2分8秒9。まぁ遅いペースです。ただし、向正面でワープスピードがスルスルと上がって行ったんですけども、その後ペースアップすると少し下がってしまい、その後ろにいたプリュムドールも手応えが悪化していたんですけども、どちらもコーナーで気合をつけつつ前に着いて行きました。3番手のテーオーロイヤルは全く楽な手応えで直線に入ってから追い出すと、一気に差を広げました。ワープスピードがしぶとく伸びて2着。ブローザホーンが3着です。
1着:テーオーロイヤル 
 テーオーロイヤルは強かったですね。2000m通過2分8秒9の後、後半1000mは全て11秒台のラップで57秒9と速く、3番手につけていた事が有利に働きましたけども、ペースアップしてからも馬なりのままで追走できていて、その手応え通りの圧勝でした。3000m以上ではペースを問わず強いですから、春の天皇賞でも上位候補ですね。
2着:ワープスピード 
 離れた2着ワープスピードでした。ペースアップしてしまう前にポジションを上げたのは好判断だったと思います。直線で少し前が詰まってはいますけども、着順には影響がないレベル。テーオーロイヤルには完敗ですけども、長距離適性の高さを改めて示したと思います。
3着:ブローザホーン 
 1番人気ブローザホーンはその後3着でした。初めての3000mだったんですけどもね、ジョッキーによると少し折り合いを欠いていたようなんですけども、良い手応えで直線に入り、切れなかったんですけども、ジワジワと伸びました。「稍重」になった事はこの馬にはプラスだったんですけども、純粋に距離で言うと2500m前後の方がより合っているという印象は受けますね。
4着:プリュムドール 
 4着のプリュムドールなんですが、3コーナーでペースアップすると手応えが悪化して下がりそうになったんですが、気合をつけて前に着いて行き、直線でもしぶとく伸びました。ゴールドシップ産駒なんですが、ゴールドシップ産駒としては例外と言えるほどに直線に坂のあるコースの方が得意で、今回も上り坂でしっかり伸びました。という事で、直線平坦の京都の天皇賞ではちょっとパフォーマンスが下がりそうなんですけども、長距離適正は高いと思います。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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