2024年1回小倉4日目

開催一覧
2024/06/02 (日)
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  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2からプラス1秒3への変動、日曜がプラス2秒2でした。ここまで4日間の馬場差を確認しますと、開幕週はマイナスの数値でしたが、先週は土曜中盤からプラスの数値になり日曜はプラス2秒台になりました。
 木曜・金曜に雨が降り、さらに土曜は朝5時頃からずっと雨。強い雨ではなく、雨が降り続いているのに1日を通して「稍重」のままでしたけども、後半の方が時計が掛かるようになる変動でした。2Rから6Rにかけて一気に時計が掛かるようになって、その後は徐々にという変動になっています。2Rから6Rまでのレース間隔が長い事が理由の1つなんですが、2Rが先週最初の芝のレースだった事が大きいですね。この時点では湿ってはいるけども、掘れたり傷んだりしている馬場ではなかったという事です。そしてさらにですね、4Rと5Rが実は障害戦で、直線は平地の芝を使うので、この2つのレースで芝が傷んだ事も原因となっていますね。雨はですね、日曜に日付が変わった頃に止んだんですけども、日曜は「重」でスタートし、9Rから「稍重」。後半ほど乾いてはいるんですが、芝がどんどん傷んで行くので、結果的に馬場差は一定でした。特に日曜の後半は外、と言うか馬場の真ん中辺りを通る馬が多かったんですが、これは内と外に水分が集まり、真ん中が比較的乾いているためです。今週も引き続きAコースですけども、先週と同様の外差し馬場であるとは限りません。来週まで引き続きAコースが使用され、その後の2回小倉はBコースが4週使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス1秒8への変動、日曜がマイナス2秒1からマイナス1秒5への変動でした。ここまで4日間馬場差を確認しておきますと、開幕週はプラスの数値でしたが、先週は一転してマイナスになりました。
 木曜・金曜に雨が降り、土曜は朝5時頃からずっと雨だったんですけどもね、まぁ強い雨ではなく雨が降り続いているのに1日を通して「稍重」のまま。ただし、もちろん後半の方が速い時計が出るようになる変動でした。雨は日曜に日付が変わった頃に止んだんですけども、日曜は1日を通して「重」。馬場差は3Rまではマイナス2秒以上の超高速馬場で、後半は前半と比べると少し時計が掛かるようになりましたが、1日を通して高速馬場でした。土日ともですね、1日を通して馬場発表は同じなんですけども、どちらも馬場差は変動だったという点に注意。またですね、「稍重」発表の土曜11Rよりも、「重」の日曜11Rの方が時計の掛かるコンディションだった事にも注意が必要です。


  タイム分析
 2024/01/21 (日)  芝=+2.2  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1800 レディマリオン 牝3 未勝利・牝 1:51.4 +3.5 -0.9 +0.6 +2.0 D D 9.50
5R T1200 メイショウヤマモモ 牝3 新馬 1:11.5 +2.2 --- +0.9 +1.3 E C 8.40
6R T2000 コスモヴィーコ 牡3 未勝利 2:03.4 +2.6 --- +0.4 +2.2 D D 5.80
7R T1200 ビアフォーナウ 牝3 未勝利・牝 1:10.9 +1.8 --- +0.5 +1.3 D D 9.67
9R T1200 トーセンエスクード 牡4 八幡特別(1勝) 1:10.3 +1.8 -0.2 +0.3 +1.3 D D 6.80
10R T2600 スマートファントム 牡4 海の中道(2勝) 2:41.9 +2.8 -0.3 -0.4 +2.9 C D 7.45
12R T1800 パルティクラール 牝4 1勝クラス 1:49.3 +2.2 -0.2 ±0 +2.0 C D 6.54
 2024/01/21 (日)  ダ=-2.1 → -1.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 サンドブラスト 牡3 未勝利 1:45.4 -1.0 -0.4 +0.7 -2.1 D D 7.38
3R D1000 コウソクカレン 牝6 1勝クラス 0:57.6 -0.8 --- +0.4 -1.2 D D 6.69
8R D1700 ガンウルフ 牡4 1勝クラス 1:43.6 -1.6 --- +0.1 -1.7 C D 7.38
11R D1700 サンライズアリオン 牡5 豊前SH(3勝) 1:42.2 -1.4 --- +0.1 -1.5 C D 8.47

小倉3R 4歳以上1勝クラス 注目
 8着だったヨドノゴールドについて。
8着:ヨドノゴールド 
 スタートで少しアオった後にヨレたんですが、すぐに行き脚がついて前に取り付けそうだったんですけども、3コーナー入り口で詰まってブレーキをかけて下がってしまい、さらに4コーナーでも前が詰まってブレーキ。直線に入った時には前に1頭分のスペースがあったので、そこをめがけて追い出したんですが、そこを閉められてしまってまたブレーキ。その後はもう追えないままでした。1000mのレースで3回も大きな不利を受けるという、もう地獄のようなレースで、今回は全くの参考外ですね。まぁスムーズでも1勝クラスを勝ち切れるかどうか微妙な戦歴の馬なんですけども、スムーズなら2着や3着は十分にあるので、この着順だけで評価を下げないようにしたいですね。
小倉5R 3歳新馬 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
小倉6R 3歳未勝利 注目
 2着だったゴールドブレスについて。
2着:ゴールドブレス 番組注目馬
 少し出遅れたんですけども、気合いをつけるとスピードが上がりました。すぐに前に追いつけそうだったんですけども、泥が跳ね上がる馬場なので、前に馬が複数入って来るとその泥が当たるようになって、それを嫌がって前との差が開き、1コーナーで既に促されてる程行きっぷりが悪くなりました。向正面では前と離れてそれほど泥は当たっていないはずなんですけども、進みは悪くてステッキ一発。4コーナーでもステッキが入り、追い通しになっていましたが、直線ではしっかり伸びました。しっかり伸びたと言っても、実は左右にフラフラしているので、もうジョッキーが2回ムチを右左持ち替えているんですけども、非常に良くはないレース運びで2着でした。しかも、経験馬相手のデビュー戦だから能力そのものは高いですね。良馬場の芝なら今回のように泥が当たってひるむ事もないでしょうし、次走は有力だと思います。
2着:ゴールドブレス 解説推奨
 タイム分析で取り上げたように、経験馬相手のデビュー戦で泥を被って進みは悪かったんですが、直線でフラフラしながらも2着。1つ勝つ能力は十分にありますし、良馬場の芝なら同じような厳しいレースになる可能性はあまりないので、次走は有望なんですけども、父がゴールドシップです。まぁ直線に坂があるコースだと伸びない恐れがあると思われます。ただ、直線平坦の小倉でも直線でフラフラしていたので、坂が堪える可能性はかなりあると思いますね。しかしですね、京都と小倉がまだまだ開催が続くので、どちらに出走しても直線は平坦。なので、坂で止まる心配がないので、安心して狙い馬とします。
小倉8R 4歳以上1勝クラス 注目
 勝ったガンウルフと10着のメリタテスについて。
1着:ガンウルフ 勝ち馬注目
 前半1000mが推定で約59秒と速く、そのためラスト400mが13秒0-13秒3。逃げ切ったガンウルフは激しく失速していますけども、他の先行馬がもっと失速し、差し馬に対しては大きなリードがあったので逃げ切りました。ハイペースで逃げ切った馬を追いかけた馬たちが失速して、2着から5着までを差し馬が占めるというレースで、ガンウルフの勝ちっぷりはね、ゴール前だけを見ると見栄えの良いモノではないんですけども、2勝クラスでも上位可能と見ます。初めてブリンカーを着用した前走は、勝ったメイショウコガシラに潰されたという感じの5着だったんですが、内容は上々でした。つまりブリンカー着用で明らかにパフォーマンスが上がっています。という事なので、この2番手で追走して失速したメリタテスは見直しが必要ですね。1400mの前走は、砂を被って前半に位置が下がってしまっていて、乗り方が簡単な馬ではないんですけども、1700mで普通のペースの先行が叶えば巻き返せると思います。
10着:メリタテス 
 前半1000mが推定で約59秒と速く、そのためラスト400mが13秒0-13秒3。逃げ切ったガンウルフは激しく失速していますけども、他の先行馬がもっと失速し、差し馬に対しては大きなリードがあったので逃げ切りました。ハイペースで逃げ切った馬を追いかけた馬たちが失速して、2着から5着までを差し馬が占めるというレースで、ガンウルフの勝ちっぷりはね、ゴール前だけを見ると見栄えの良いモノではないんですけども、2勝クラスでも上位可能と見ます。初めてブリンカーを着用した前走は、勝ったメイショウコガシラに潰されたという感じの5着だったんですが、内容は上々でした。つまりブリンカー着用で明らかにパフォーマンスが上がっています。という事なので、この2番手で追走して失速したメリタテスは見直しが必要ですね。1400mの前走は、砂を被って前半に位置が下がってしまっていて、乗り方が簡単な馬ではないんですけども、1700mで普通のペースの先行が叶えば巻き返せると思います。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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