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2023/06/25(日) 阪神11R 宝塚記念 GT

3回阪神8日目 3歳以上○国際○指 芝2200m(右/B) 曇/良 (過去レース)
基準タイム:2:11.6 タイムレベル:D メンバーレベル:B ペース:M 馬場差:-1.2 次走平均着順:5.6着(15頭)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 5 イクイノックス 牡4 58.0 C.ルメール 2:11.2 0.0 16-16-13-9 34.8(2) 1.3 1 492(±0)+0.8 93.1
2着 6 スルーセブンシーズ 牝5 56.0 池添謙一 2:11.2 0.0 17-17-16-12 34.6(1) 55.7 10 446(-2)+0.8 89.1
3着 9 ジャスティンパレス 牡4 58.0 鮫島克駿 2:11.4 0.2 12-13-11-9 35.1(3) 8.5 2 470(-2)+1.0 91.3
4着 11 ジェラルディーナ 牝5 56.0 武豊 2:11.4 0.2 14-14-6-3 35.5(7) 13.8 3 466(+3)+1.0 87.3
5着 10 ディープボンド 牡6 58.0 和田竜二 2:11.6 0.4 7-7-8-6 35.5(7) 16.6 5 502(-2)+1.2 89.5
6着 7 プラダリア 牡4 58.0 菱田裕二 2:11.6 0.4 11-10-11-12 35.3(6) 262.5 16 466(+2)+1.2 89.5
7着 4 ボッケリーニ 牡7 58.0 浜中俊 2:11.7 0.5 12-10-13-16 35.1(3) 28.3 6 466(-2)+1.3 88.5
8着 8 ヴェラアズール 牡6 58.0 松山弘平 2:11.9 0.7 14-14-16-16 35.2(5) 42.1 9 520(±0)+1.5 86.7
9着 13 ジオグリフ 牡4 58.0 岩田望来 2:11.9 0.7 7-7-8-6 35.8(9) 83.1 11 510(±0)+1.5 86.7
10着 17 ドゥラエレーデ 牡3 53.0 幸英明 2:12.3 1.1 2-2-2-2 36.5(12) 30.2 7 506(-6)+1.9 73.1
11着 12 アスクビクターモア 牡4 58.0 横山武史 2:12.3 1.1 4-5-4-3 36.5(12) 14.3 4 480(-2)+1.9 83.1
12着 14 ブレークアップ 牡5 58.0 川田将雅 2:12.3 1.1 3-3-3-3 36.5(12) 113.4 12 494(-2)+1.9 83.1
13着 3 ダノンザキッド 牡5 58.0 北村友一 2:12.6 1.4 4-5-6-9 36.5(12) 35.1 8 532(-2)+2.2 80.4
14着 16 モズベッロ 牡7 58.0 角田大河 2:12.6 1.4 10-10-13-12 36.2(10) 480.4 17 500(+4)+2.2 80.4
15着 15 ユニコーンライオン 牡7 58.0 坂井瑠星 2:12.6 1.4 1-1-1-1 36.9(17) 176.0 14 520(±0)+2.2 80.4
16着 2 カラテ 牡7 58.0 菅原明良 2:12.6 1.4 4-3-4-6 36.5(12) 180.2 15 538(±0)+2.2 80.4
17着 1 ライラック 牝4 56.0 M.デムーロ 2:12.7 1.5 7-7-8-12 36.4(11) 158.9 13 430(-8)+2.3 75.5

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受けた初日と4日目以外は終日マイナス2秒台かマイナス1秒台です。
 後半2週はマイナス1秒台でしたけれどもね、2日目・3日目ほどの高速馬場ではなくて、後半2週の中でも3週目より最終週の方が時計を要していました。そうは言いましても、時計が掛かるという程ではありませんでしたね。TOPIXでも紹介されていたように、土曜は総じてペースが緩まないでペース補正の入ったレースが1つもなかったんですが、それでも逃げ・先行馬の粘り込みが目に付きました。日曜にしても、逃げ馬が4鞍で連対していたんですけれども、まぁ土曜と比べれば差し・追い込み馬も連対していましたね。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはBでした。まずはスタート、イクイノックスは良いスタートを切りましたけれども、ちょっとごちゃつく感じがあって、もうレースのプランをすぐに切り替えましたね。序盤の入りがね、これ前半の600m34秒0なんですが、実は昨年が33秒9と過去10年で一番速くて、それに次ぐ速さなんですね。ただ、前半の600mは早かっただけで、その後12秒台のラップが4回続くんですね。ですから、これはちょっと中だるみで、レースとしてはペース補正も入ってませんし、平均ペースと考えて良いんですけれども、この中だるみの分がですね全体の勝ちタイムを引っ張ってしまって、まぁそれがDランクになってしまった1つの要因だと思います。基本的にはやはり後方で伸び伸び走った馬が瞬発力を生かして、軍配が上がったという感じでしょうか。決して内がダメというような馬場傾向ではありませんでしたし、結局上がり最速を使った馬が2着・ナンバー2のイクイノックスが1着。そして3位タイの馬が3着ですから、瞬発力勝負になったという見方で良いと思います。従ってタイムランクはDですけれども、全くこのレースの価値は下がる事はありません。
ですから最初に見た印象、パッと見て2分11秒2というタイムを見た時と、なんとなくレースを見た時にはイクイノックスの強さは確かに目立ちましたけれども、なんとなく凡戦感というのはあったんですね。でも改めてレースを見直して、さらにラップなどで検証し始めると、意外とそうでもない気づく事が山ほどありましたね。
1着:イクイノックス
 イクイノックス、大外から強かったですね。もうどう乗っても勝てるという、ものはルメール騎手にあったと思いますし、まぁその中ですぐにスタートの直後のレースプランを切り替えて、どんなイレギュラーな事が起きても勝てるというものあったと思います。ただルメール騎手にしては、普段丁寧に乗るjockeyにすれば随分大雑把な競馬したなっていう感じはあるんですが、まぁそれでも強かった。何がすごいかなっていうのは、やっぱり前回逃げて勝った馬が今回追い込んで勝ってるという事で、そういう馬はなかなかいないでしょう。ディープインパクトだってそんな事はやってませんからね。
2着:スルーセブンシーズ
 その後クビ差2着がスルーセブンシーズでした。道中は最後方でした。手応えは十分にありましたし、直線でちょっとこう進路ができない不利がありましたけどもね、まぁ良い形で脚は溜まってましたし、改めてこの馬の適正って言うんですか、直線の短い小回りコースで一瞬の脚を生かすというのは、この馬の最大の武器で、紫苑ステークスの時もそんな競馬。1回ブレーキを踏みながら、すぐ立て直して伸びてくる。そういうモノがこの馬の特性ですね。まぁ秋がどのレースになるかという事になりますが、エリザベス女王杯だとすると京都の外回りになりますから、脚の使い所というのがポイントになります。
3着:ジャスティンパレス
 それから3着はジャスティンパレスです。いつもよりちょっと後ろの位置になりましたでしょうかね。ただ、それより後ろにイクイノックスがいたものですから、ちょっとレースのプランが難しかったような気がします。ただ3分3厘からの手応えと言いますか、イクイノックスはもう馬なりで上がってくる所をこちらは追っ付け追っ付けになってますし、やはり2200mでちょっと中だるみで瞬発力が要求される質の競馬という事になると、どうしても分が悪い。それでもここまで走るんですから、言わば自分の土俵でないところで頑張ってる訳ですから、地力をつけている事は疑いようはないですよね。
4着:ジェラルディーナ
 そしてジェラルディーナ4着でした。これは最初に私レース見た時に、随分早仕掛けだなという風に思ったんですが、後々ラップを検証しますと、やっぱり武豊流石だなというレースですね。やっぱりあのタイミングで動いて行くのが正解ですし、適正な乗り方だったと思います。つまり一番何て言うのかな、競馬のペースが分かってたという事ですよね。結果的には4着に敗れましたけれども、私は一番なんて言うのかな、良い仕事というかそういう競馬をしたと思います。
5着:ディープボンド
 それからディープボンドは5着でした。ディープボンドはやはりね、序盤の入りがちょっと速かったんで、ジョッキー的には結構ペースが流れてるって感覚はあったと思いますが、結局瞬発力勝負になってしまったので、この馬のスタミナを活かす流れではなく、結局一番苦手なパターンというかな、そういうレースになってしまった。まぁこの5着は仕方ないでしょう。
6着:プラダリア
 その後6着がプラダリア、7着がボッケリーニと続きました。プラダリアはですね、16番人気の低評価の中ここまで頑張りました。まだね良化の余地がありますし、今回は大健闘と言って良いと思います。
7着:ボッケリーニ
 その後6着がプラダリア、7着がボッケリーニと続きました。ボッケリーニは上手くね内を狙ったんですが、ちょっと直線進路ができないで、勿体ない競馬になりましたね。そこがちょっと残念だったという気はします。
11着:アスクビクターモア
 アスクビクターモアは11着、復活なりませんでした。そうですね、私としてはどっかで早めに先頭に立って、ロングスパートをして欲しかったなという感じあるんですね。例えばちょっと昔の話になりますけれども、アーネストリーとかタップダンスシチーに乗っていた佐藤哲三騎手あたりは、ペースが遅いとみれば3コーナーから一気に飛び出して行きますよね。そういう競馬をして欲しかったんですが、意外にやっぱりなんて言うかな、どうもこうぎくしゃくした淀んだ流れの中で、上手く持ち味を発揮できなかったような気がしますね。元々がステイヤーですし、こういう上がりの速い勝負には向かなかったという所もあると思います。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m合計
クラス平均 12.411.011.412.612.312.212.212.011.811.812.22:11.9
当レース 12.410.511.112.612.312.412.511.911.712.011.82:11.2
前半1000m:58.9後半1000m:59.3
前半600m:34.0中盤1000m:61.7
(600m換算:37.0)
後半600m:35.5
グラフ

払戻金

単勝5130円1人気枠連3-32,280円8人気
複勝5
6
9
110円
560円
170円
1人気
10人気
2人気
ワイド5-6
5-9
6-9
970円
240円
2,930円
11人気
1人気
28人気
馬連5-62,340円8人気3連複5-6-94,030円14人気
馬単5-62,660円9人気3連単5-6-913,630円36人気


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