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2022/10/30(日) 東京11R 天皇賞(秋)

4回東京9日目  芝2000m(左/B) 基準タイム:1:58.4 次走平均着順:6.29着(14頭)
タイムレベル:E メンバーレベル:B ペース:H 馬場差:-2.3 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 7 イクイノックス 牡3 56.0 C.ルメール 1:57.5 -0.1 10-10-9 32.7(1) 2.6 1 488(+4)+1.4 85.0
2着 3 パンサラッサ 牡5 58.0 吉田豊 1:57.6 0.1 1-1-1 36.8(15) 22.8 7 472(+2)+1.5 88.0
3着 5 ダノンベルーガ 牡3 56.0 川田将雅 1:57.7 0.2 11-11-11 32.8(2) 7.3 4 500(+6)+1.6 83.0
4着 9 ジャックドール 牡4 58.0 藤岡佑介 1:57.8 0.3 4-4-3 33.5(8) 5.0 3 508(-8)+1.7 86.0
5着 8 シャフリヤール 牡4 58.0 C.デムーロ 1:58.1 0.6 6-5-5 33.6(10) 4.4 2 456(±0)+2.0 83.0
6着 2 カラテ 牡6 58.0 菅原明良 1:58.2 0.7 8-7-9 33.4(5) 39.4 9 528(-4)+2.1 82.0
7着 1 マリアエレーナ 牝4 56.0 松山弘平 1:58.2 0.7 4-5-7 33.5(8) 20.9 6 426(+2)+2.1 78.0
8着 14 ユーバーレーベン 牝4 56.0 M.デムーロ 1:58.3 0.8 14-13-11 33.3(4) 43.8 10 476(-22)+2.2 77.0
9着 6 ジオグリフ 牡3 56.0 福永祐一 1:58.3 0.8 6-7-7 33.6(10) 9.1 5 506(+14)+2.2 77.0
10着 13 アブレイズ 牝5 56.0 マーカン 1:58.3 0.8 8-7-5 33.7(12) 179.0 13 494(-4)+2.2 77.0
11着 10 ノースブリッジ 牡4 58.0 岩田康誠 1:58.4 0.9 2-3-3 34.0(13) 59.9 11 492(-2)+2.3 80.0
12着 15 カデナ 牡8 58.0 三浦皇成 1:58.4 0.9 15-15-14 33.2(3) 286.9 15 478(±0)+2.3 80.0
13着 4 ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼人 1:58.4 0.9 12-11-11 33.4(5) 34.6 8 468(+2)+2.3 80.0
14着 11 レッドガラン 牡7 58.0 横山和生 1:58.7 1.2 13-13-14 33.4(5) 279.7 14 520(+6)+2.6 77.0
15着 12 バビット 牡5 58.0 横山典弘 1:58.7 1.2 2-2-2 34.6(14) 173.4 12 462(-12)+2.6 77.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒3でした。まずは遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、ほとんどがマイナス2秒台で速い時計の出るコンディションでした。
 先週からBコースに変わって、乾いたコンディションという事もありまして、ここ2週よりも高速馬場でした。今週から連続開催の後半に入るんですが、来週までですねこのままBコースが使用されます。Bコースに変わってですね、内側の荒れていた部分がなくなりましたからかなり良好なコンディションでした。トラックバイアスはなくて、基本的には瞬発力で勝負するタイプに有利だったんですね。
レースコメント
 基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはBでした。これはG1回顧でも述べたように、今年の天皇賞・秋はパンサラッサが離して逃げ、離れた2番手以降はかなり遅いペースだった訳です。ただ、パンサラッサのラップがベースになっていますから、どうしてもタイムランクはEになってしまいます。残る14頭については、実績的にはタイムランクSLのレースだったという事ですね。さぁ逃げたパンサラッサが大きな逃げを打って直線です。パンサラッサの逃げは前半1000m57秒4、札幌記念は59秒5、宝塚記念は57秒6だったんですが、東京でのこのペースもハイペースに分類できます。ただ、今回はですね実質的に2つのレースがありました。1つはパンサラッサがハイペースで逃げて1分57秒6で走破したレースです。もう1つは、離れた2番手以降はかなり遅いペースで進んで、イクイノックスが1分57秒5で走破したレースです。この2つのレースが、ゴール寸前で重なり合った訳ですね。6着から13着の8頭が0秒2差以内に密集していたという事が、いかに2番手以降がスローだったかという事の証明になるかと思います。
なお、グレード制が導入された1984年以降、デビューから5戦目でJRA古馬競馬G1を制したのは、イクイノックスが初めてです。また、JRAのG1における1番人気の勝利は昨年の有馬記念以来となりました。
1着:イクイノックス
 春のクラシックで2着が続いた3歳馬イクイノックスが1番人気に応えてG1初制覇です。2コーナーの入りで位置取りが悪くなった点はちょっと心配したんですけれども、隊列が決まってからもう非常にリズム良く走っていましたし、まぁルメール騎手もね冷静沈着で、馬の能力を信じたレースをしましたね。ラストは究極の瞬発力勝負と言って良いと思うので、1馬身差というのは、とてつもなく大きな着差で、これは強かったです。クラシックは無冠でしたけれどもね、3歳最強馬と言って良いんじゃないでしょうか。
2着:パンサラッサ
 2着争いは接戦でしたが、パンサラッサが粘ってダノンベルーガにクビ差先着でした。2着のパンサラッサはスタート直後にノースブリッジにプレッシャーをかけられたんですが、やるべき事は決まっていますからね、肉を切らせて骨を断つペースで逃げた訳です。この馬は能力がありますからね、このペースでも2着に入線できた訳です。
3着:ダノンベルーガ
 そして上がり600m32秒台の脚を使ったのは、勝ったイクイノックスと3着のダノンベルーガだけで、まぁ使った上がりはほぼ同じでした。ただ、先ほども言いましたよ、離れた2番手以下の究極の瞬発力勝負で、1馬身+クビはこれ決定的な差ですから、春の序列というのは変わらなかったという事ですね。
4着:ジャックドール
 その後の4着が3番人気のジャックドール、5着が2番人気シャフリヤールでした。まず4着のジャックドールですが、絶好のポジションに収まったかに思えたんですが、あの位置から上り600m33秒5では、勝つまでのレベルには足りなかったという事ですね。まぁ若干ね、体調の問題もあったかもしれません。
5着:シャフリヤール
 その後の4着が3番人気のジャックドール、5着が2番人気シャフリヤールでした。5着のシャフリヤール、こちらはねレースの形は良かったんですが、直線はこの馬らしい反応が見られませんでした。結局、スイッチが入らないまま終わってしまったかのようでですね、4着から2馬身差は完敗の着差です。語弊はありますけれどもね、ここは叩き台の節がありましたから、次のジャパンカップは渾身の仕上げで臨んでくるんではないかと思います。
9着:ジオグリフ
 9着のジオグリフですね、自身の上がり600mは33秒6でした。ワンターンで速い上がりを要求されるレースは合わない。そこにこの馬の本質が見えますね。2ターンあるいは時計・上がりの掛かる馬場が向きそうですね。いずれはダートを使っても良いと思うんですけどね。
JRA発表
 制裁:10番ノースブリッジ(岩田 康誠騎手)が、2コーナーで内側に斜行したため、1番マリアエレーナ(松山 弘平騎手)の進路が狭くなりました。 この件について、岩田 康誠騎手は11月12日(土曜)から11月13日(日曜)まで2日間の騎乗停止となりました。

ラップタイム:H ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.711.511.611.711.911.911.811.511.612.01:58.2
当レース 12.610.911.211.311.411.611.811.612.412.71:57.5
前半1000m:57.4後半1000m:60.1
前半600m:34.7中盤800m:46.1
(600m換算:34.6)
後半600m:36.7
グラフ

払戻金

単勝7260円1人気枠連2-41,680円6人気
複勝7
3
5
130円
470円
220円
1人気
7人気
4人気
ワイド3-7
5-7
3-5
1,210円
320円
2,260円
12人気
3人気
25人気
馬連3-73,330円12人気3連複3-5-74,400円13人気
馬単7-34,930円18人気3連単7-3-523,370円68人気


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