フィエールマン (Fierement)

牡9 (2015/01/20生) 鹿毛

父:ディープインパクト (Halo系)
母:リュヌドール
母父:Green Tune
戦績:12戦5勝
馬主:サンデーレーシング
調教師:美浦 手塚貴久
生産:ノーザンファーム
賞金:7億927万円

日付 レース名 コメント
2020/12/27有馬記念(G1)3着その後が3着、2番人気のフィエールマンでした。まぁフィエールマンは先週の展望で触れましたけども、坂が苦手です。東京なら坂を登り切ってから、クロノジェネシスを差せるんですが、中山では坂で鈍って差されるという事ですね。この馬にとっては、来年京都開催が無いのは厳しいですけども、阪神の坂というのは中山ほど急ではないので、阪神なら今回よりは走れそうな気がします。
2020/11/01天皇賞秋(G1)2着そして2着がフィエールマン、3着がクロノジェネシスでした。2着のフィエールマンはオールカマーからジャパンカップという当初の予定が狂っての出走だったんですけども、坂を上り機ってからは素晴らしい伸びでした。スタート直後に挟まって位置が下がったのが悔やまれますけども、まぁもっと前か早めに前に接近していたらアーモンドアイよりもっと伸びていただろうとも思えます。中3週でジャパンカップ出走はこの馬に関しては無いと思いますけども、中山だと坂で伸びを欠くんですよね。なので、有馬記念に出走しても今回以上は望みにくいと思います。
2020/05/03天皇賞春(G1)1着1番人気のフィエールマンが天皇賞・春を連覇。フィエールマンは中団で脚を溜めて2周目3コーナーで他が動いた時も動かなかったですね。そして直線で外に出すと力強い伸び。切れ味というのは感じられませんでしたけども、ステイヤーらしい勝ち方だった。重賞に限ると3000m以上は全て勝っていて、3000m未満では勝っていない。ということで秋は適したレースを国内で探すのがちょっと難しいかなと思う。
2019/12/22有馬記念(G1)4着その後凱旋門賞に出走し、帰国初戦だったフィエールマン・キセキが4着・5着だった。4着フィエールマンは3コーナー過ぎから外を回って、早めに動き出し、その分最後に伸び負けしたという印象だが、ステイヤーらしいレースだと思う。来年も春の天皇賞では期待できそう。
2019/10/06凱旋門賞12着コメントなし
2019/08/18札幌記念(G2)3着そして2着にサングレーザー、3着には1番人気のフィエールマンが続いた。フィエールマンは自力の高さは示した3着だが、3000m以上のG1を2勝している馬に、札幌記念はベストの舞台ではなかった。まぁ凱旋門賞に関しては、馬場の適性はちょっと微妙だと思うが、距離が延びて直線も長くなるのはプラスと思う。
2019/04/28天皇賞春(G1)1着フィエールマンが菊花賞に続き、またしても休み明けでG1を制した。道中、ちょっと行きたがる素振りを見せたのをジョッキーが上手くなだめて折り合いをつけて、緩急の効いた流れに対応して、強い勝ち方だったと思う。着差的には僅かだが、能力的にはフィエールマンの方がちょっと上なのかなと思わせるような、強い勝ちっぷりだったと思う。この馬、距離が短くなっても、もちろん対応できる馬ですから、3000m・3200mと使って来たが、今後2000mでも十分勝負なると思う。まだまだ、体を見ても若さを残しているので、もっと良くなって来る馬だと思う。騎乗したC.ルメール騎手は史上3人目となる、8大競走完全制覇をこのレースで達成。この春は桜花賞からG1を3連勝という事になっている。
C.ルメール騎手スタンド前でポジションを上げましたが、馬はずっとリラックスしていた。3・4コーナーで動いた時、4コーナーで滑るような感じになって心配しましたが、すぐにバランスが良くなり、大外から戸崎さんの馬が来るとまた頑張ってくれました。激しい戦いでしたが、強かったです。レース毎にどんどん強くなっているから、次も楽しみ。

今回、勝ったフィエールマン、デビューから6戦目での天皇賞・春制覇という事で、史上最小キャリアでの制覇という事になった。これは菊花賞でもそうだった。そしてディープインパクト産駒としては、天皇賞・春初制覇。この勝利によってディープインパクトは種牡馬として、8大競走完全制覇という事になった。
2019/01/20アメリカ(G2)2着2着は昨年の菊花賞を制覇して以来の実戦だったフィエールマン。3着にメートルダールが入っている。2着のフィエールマンにとって、スローペースからの速い上がりの伸び比べというのは望むところ。だからこそ本質的に中山向きではないと思う。本領発揮は京都外回りや東京コースだろう。ただし、菊花賞を勝ってるとは言え、本当は長距離向きではないと思われるので、春の天皇賞でどこまでやれるのかは、未知数と言える。
2018/10/21菊花賞(G1)1着3ヶ月半ぶりの実戦だったフィエールマンが勝った。ここまでのキャリアはわずか3戦。重賞初制覇でもあった。勝ったフィエールマン、やはりルメール騎手が非常に上手に、そして丁寧な騎乗をしたというのは1つ勝因だと思う。上がり推定33秒9使った馬が5頭いるので、勝った馬が最速ではないが、こうした同じような上がりで、勝負が決まるような時は、やはり道中の折り合い、それからポジション・位置取り、そしてやはりどれだけロスのない競馬ができているかという事になる訳で、それが完璧にクリアできたとい事は1つの勝因と考えて良いと思う。C.ルメール騎手は秋華賞・菊花賞と2週連続のGI勝利、菊花賞については2回目の制覇となった。
C.ルメール騎手レース前、自信があった。調教でこの馬に乗った。と、凄く良い感じだった。そして、前走で凄く良い脚を使って、負けたが凄く良いレースができた。だから距離も心配しなかった。だから自信があった。ゴールは負けたと思った。直線はちょっと狭かったので、ちょっと我慢しなければならなかった。それから抜けて来た時は馬の反応が凄かった。ラスト50mぐらいデムーロさんの馬はもう一度頑張ったので、ゴールではギリギリだった。で、負けたと思った。調子良いですね。調子の良さはわからない。たまに競馬でそんな事がある。競走頑張ります。もちろん人気馬に乗るので、良い馬で勝つにはもっと簡単。
2018/07/01ラジオNIH(G3)2着その後大外から追い込んだフィエールマンが2着、3着にキボウノダイチが粘った。フィエールマンは課題のスタートだが、それほど遅くは無かった。ただ、じっくり後方からと。外外を回して直線は大外に出して、1頭だけ34秒台前半となる上がり34秒4をマークしたが、半馬身届かなかった。福島は向いていないと思われるので、秋楽しみになったと思う。
2018/04/14山藤賞5001着フィエールマンは芝1800mで連勝。1着フィエールマン、スタートで伸び上がって出遅れ。後方で折り合いをつけて、3コーナー過ぎで外を上がって行って、まとめて差し切って2馬身半差。強かったと思う。勝ち時計はステルヴィオの勝ったスプリングSと同タイムだった。馬場差をペースの違いはあるが、上がり600m推定34秒3はステルヴィオが34秒1でしたから、遜色ない。2戦2勝、ダービーの前哨戦を使うとしたら、恐らくプリンシパルSが有力だと思う。ゲートに課題はあるが、一枚の切符を掴む可能性は十分にある。
2018/01/28新馬1着コメントなし

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