ヒルノダムール (Hiruno d'Amour)

牡17 (2007/05/20生) 鹿毛

父:マンハッタンカフェ (Halo系)
母:シェアエレガンス
母父:ラムタラ
戦績:21戦4勝
馬主:蛭川正文
調教師:栗東 昆貢
生産:橋本牧場
賞金:3億9561万円

日付 レース名 コメント
2012/08/19札幌記念(G2)3着コメントなし
2012/04/29天皇賞春(G1)11着前走の阪神大賞典、2週目3コーナーで逸走したという件がありましたから、今回も2週目3コーナーまでは前に馬を置く形で、どんな流れであれ、動くつもりはないだろうな…という様に見えた。そこら辺から池添騎手がステッキを入れてゴーサインを送って、外の馬を捌いて行くが、外に出す所で若干バランスを崩す場面がありましたし、その後の4コーナーでは外に膨らむ格好にもなっていた。とは言え、ここまで伸びないのですから、やはり中間の調整の難しさであったり、メンコとかリングハミといった馬装の工夫が裏目に出た可能性も大いに考えられる。秋の凱旋門賞挑戦、これは第一回登録の期日も迫っている様だが、その判断も含めてこれだけのスターホースですから、立て直しの時間はある様で無いが、この試練を乗り越えてもう一皮剥けて欲しい。
==池江泰寿調教師==
妙に折り合っている感じだったし、返し馬でもいつもの弾むようなフットワークではなかった。はっきりとした敗因は何とも言えないが、ジョッキーは馬場を気にしていたと。いずれにしてもこの後じっくりと見てみない事には…。
本来の存在感を取り戻せず惨敗という印象だった。
2012/03/18阪神大賞(G2)4着直線でオルフェーヴルに前をカットされる不利があったが、それでも伸び脚自体がジリジリだった。良くはなっている段階だと思うが、本当にこの馬が良かった頃に比べると、まだ若干物足りないのかなと思う。
2012/02/12京都記念(G2)3着かなり気持ちの入った好気配に見えたが、外を回った分もあってか弾けなかった。以前にも触れた通り本質的には出走全馬にとってもっとストレスがかかる様な競馬になって、そこで差し込んでこそのタイプだと思う。負ける時はこんなものかなという気もする。
2011/12/25有馬記念(G1)6着コメントなし
2011/10/02凱旋門賞10着コメントなし
2011/09/11フォワ賞2着コメントなし
2011/05/01天皇賞春(G1)1着おおむね距離不安を指摘されて気楽な立場だったとは言え、一番上手に競馬をした馬が勝ったということ。陣営が取り組んだ坂路調教による決め手強化が2連勝という形で実を結んでいる。調教は良く見えたので、ローズキングダムの予定を変えて思わずこの馬に本命を打ってしまったが、これは良い時も悪い時もあるトラックマンの性という事で目をつむっていただきたい。レースは変則的だったが、日経新春杯の最先着馬が勝って、有馬記念の0秒4差、強い世代のダービー馬が2着ですから、結果は極めて真っ当なモノだと思う。
ヒルノダムール自身はまだ単調なスローだと辛いタイプだと思う。もし次走が宝塚記念という事であれば、天候を始め何かと圧が掛かると言うか、タフな競馬になりやすい事で有名ですから、上位争いは必至だと思う。
==藤田伸二騎手==
レース的にはホント乗りやすい馬なので、折り合いの心配もない馬ですからいかにスムーズに4コーナー回って来れるかというのが僕にとってはテーマだったので、ホントここ数戦の中では一番上手に回って来れたんじゃないかなと思う。3200mがこの馬にとってベストとは言えない距離とは思うが、やっぱり力が無いとできない芸当だと思いますし、よく走ってくれたと思う。2着が何かもわからなかったですし、僕は必至にゴールまで横も向かずにちゃんと真っ直ぐ追っていた。
2011/04/03産経大阪(G2)1着皐月賞で2着、それからダービー・菊花賞は掲示板を外していた事と、前3走相手も強かったが、外回りコースで少し甘くなった事から、内回りの2000mという条件設定が最適だったと思う。それとG1級の能力を持ちながら、実際のG1馬と対して重量が軽かった事も大きかったと思う。これだけ条件が揃っていてハナ差という事で、まだ使う脚が短いという点は解消されていないが、それでもレコード決着を勝ちに行っての勝利。内容は悪くないと思う。ただ、天皇賞となると距離も伸びるし、京都の外回り。ちょっと微妙。
==昆貢調教師==
レコード決着になる速いペースを勝ちに行った分、最後は甘くなったけど、あそこで踏ん張るんだから力のある証拠。57キロでは負けたくなかったし、これで強い世代の仲間に入れたかな。あとは抜けてフワッとせずに、突き抜けられる様きっちり馬を作っていきたい。
2011/02/13京都記念(G2)3着今回は若干馬体がゆるく映ったが、2戦続けて終いが甘くなった様に、本質的には平均ペース以上での差し馬という感じがした。
2011/01/16日経新春H(G2)2着少し太いんじゃないかという話だったが、実際はすっきりと体は仕上がっていた。これで鳴尾記念そして今回とルーラーシップには連敗となった。昨年の若駒Sでは勝っているが、当時の力関係は逆転したという感じ。それでもG2辺りなら上位の力を持っているのは確実。
2010/12/04鳴尾記念(G3)2着コメントなし
2010/10/24菊花賞(G1)7着コメントなし
2010/08/22札幌記念(G2)4着コメントなし
2010/05/30東京優駿(G1)9着コメントなし
2010/04/18皐月賞(G1)2着コメントなし
2010/03/20若葉S2着コメントなし
2010/01/23若駒S1着コメントなし
2009/12/26ラジオNIKKEI杯2歳ス4着コメントなし

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