2024年3回京都5日目

開催一覧
2024/05/19 (日)
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2024/05/18 (土)
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2024/05/12 (日)
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2024/05/11 (土)
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2024/05/05 (日)
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2024/04/28 (日)
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2024/04/21 (日)
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2024/04/14 (日)
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2024/04/07 (日)
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2024/04/06 (土)
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2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
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中山 阪神 中京
2024/03/23 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
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中山 阪神 中京
2024/03/10 (日)
中山 阪神 中京
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中山 阪神 中京
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中山 阪神 小倉
2024/03/02 (土)
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2024/02/25 (日)
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2024/02/24 (土)
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2024/02/18 (日)
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2024/02/17 (土)
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2024/02/11 (日)
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2024/02/10 (土)
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2024/02/04 (日)
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2024/02/03 (土)
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2024/01/28 (日)
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2024/01/27 (土)
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2024/01/21 (日)
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2024/01/20 (土)
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2024/01/14 (日)
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2024/01/13 (土)
中山 京都 小倉
2024/01/08 (月)
中山 京都
2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒4でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、開催初日がマイナス2秒1。その後はマイナス1秒台の日が続きましたが、先週はマイナス2秒4になりました。
 週前半に雨が降ったんですが、週末にはほとんどその影響は残ってなかったですね。さらに気温も高くて、この開催で最も時計の出やすいレベルになりました。そして芝のレースは土日で計11鞍あったんですが、中団の差し馬が8連対と活躍したんですよね。特に日曜はその傾向が顕著でしたね。なお、今週からの後半3週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒5でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、2日目を除く終日良馬場の開催日は全てプラスの数値でした。
 ダートもね週の前半に雨降ったんですが、週末には乾いてやや時計のかかるコンディションになっていましたね。あと脚質的には土曜は目立った傾向はなかったんですが、日曜は先行勢が大活躍しましたね。同じ良馬場なのに、土日でここまで傾向が分かれたのは意外でしたよね。理由はね、よくわからないんですけど、日曜の方がさらに乾きましたからね。その影響はあるかもしれないですね。


  タイム分析
 2024/05/04 (土)  芝=-2.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2200 バッデレイト 牡3 未勝利 2:13.0 -1.7 -0.9 ±0 -2.6 C C (2.00)
7R T1600 ワールズエンド 牡3 1勝クラス 1:32.3 -2.0 --- -0.1 -1.9 C C --
9R T2000 メイショウウネビ 牡5 鴨川特別(2勝) 1:57.7 -2.1 -0.2 +0.1 -2.4 C C --
11R T2200 ジューンテイク 牡3 京都新聞(G2) 2:11.2 -1.7 -0.8 +0.1 -2.6 C C --
12R T1600 アイルシャイン 牡4 2勝クラス 1:32.7 -1.2 --- +0.7 -1.9 D C --
 2024/05/04 (土)  ダ=+0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 トウカイポワール 牝3 未勝利・牝 1:26.3 +1.0 --- +0.7 +0.3 D C --
2R D1900 シェアホルダーズ 牡3 未勝利 2:01.7 +1.0 --- +0.6 +0.4 D D --
3R D1200 ゴールデンチップス 牝3 未勝利 1:12.9 +0.3 --- ±0 +0.3 C D --
4R D1800 ウインラウダ 牡3 未勝利 1:53.8 +0.2 --- -0.2 +0.4 C D --
6R D1200 プロミシングスター 牡3 1勝クラス 1:12.7 +0.8 --- +0.5 +0.3 D D --
8R D1800 アドマイヤソラ 牡4 1勝クラス 1:53.8 +1.2 --- +0.8 +0.4 D C (8.00)
10R D1800 ロコポルティ 牡6 平城京S 1:50.8 +0.4 --- ±0 +0.4 C D --

京都5R 3歳未勝利 注目
 勝ったバッデレイトについて。
1着:バッデレイト 勝ち馬注目
 経験馬相手のデビュー戦だったんですが、レースではスッと好位につけてピタリと折り合って、追われるとしっかりと伸びて抜け出してきました。レースのラスト400mは11秒5-11秒4の加速ラップなんですよね。レースぶりを見ていると既に数戦をこなしているような立ち回りの上手さで、本当レースセンスが良いですよね。この馬半兄にホープフルステークス2着・札幌記念2着のトップナイフがいる血統なんですよね。今後の伸びしろも十分だと思いますし、次走だけではなく先々も含め、非常に楽しみな馬ですね。
京都6R 3歳1勝クラス 注目
 4着だったメイショウヤーキスについて。
4着:メイショウヤーキス 
 道中は中団のインを追走して、勝負所の手応えもあるように見えたんですがね、ご覧のように最後の直線に向くとね、外から蓋をされる感じになったんですよね。馬群に包まれるシーンがありました。結局なかなかゴーサインを出すことができずに、スペースができたのは勝敗が決した後でしたね。昨年11月にCランクの時計で勝ち上がった新馬戦と同様、前で運べればもう少しやれると思うんですよね。次走の巻き返しに期待したいと思います。
京都7R 3歳1勝クラス 注目
 勝ったワールズエンド、2着アルトゥームについて。
1着:ワールズエンド 勝ち馬注目
 まず勝ったワールズエンドですね。こちら4番手のインの引っ張り切りの手応えで追走して、最後の直線に向いたんですがね、前にもねこれ横にも馬がいて内でね閉じ込められるシーンがあったんですよね。それでもアルトゥームが先に抜け出して、その後ろに進路ができると、しっかりと伸びて差し切りました。ゴール前のラップがほとんど落ちていない中きっちりと交わし切ったんですから、能力は高いですね。前走G3のアーリントンカップは上がり600m32秒1の末脚を駆使して4着だった馬ですよね。1勝クラスならもう単に力が上でしたね。依然ゲートの出は遅いんですが、それを差し引いても次走期待できますね。
1着:ワールズエンド 通信簿
 1番人気1着でした。自己条件に出走なら反則級と言ってその通りになりました。個人の狙いもとしては失敗だったかもしれません。それでも包まれてヒヤッとする場面があったので、競馬は楽しめました。いずれ重賞勝てると思います。
2着:アルトゥーム 番組注目馬
 そして2着アルトゥームは一旦抜け出す場面を作ったんですよね。今回は相手が強かっただけで、次走も引き続き上位争いですね。
京都8R 4歳以上1勝クラス 注目
 勝ったアドマイヤソラについて。
1着:アドマイヤソラ 勝ち馬注目
 道中は中団を追走して4コーナー手前からは馬群が密集してね、内のね捌きづらい位置に入ったんですよね。それでも最後は馬と馬との間を割って抜け出して来ました。今回の勝ち時計はDランクなんですが、道中砂を被ってもひるむ事なくしっかりと走り切った点は評価できますね。この馬ね、本当芝では詰めの甘さが目立ってたんですが、2走前からダートに使われるようになって徐々にレースぶりが良くなっていますね。何より今回がね、これ初勝利なんですよね。ですから、次走も引き続き1勝クラスに出走できるという事で当然上位争いになりますね。
3着:レジェンドシップ 通信簿
 4番人気3着でした。メンバーはそんな悪くなかったんで4番人気っていうそんな高い評価でなかったのに3着に来られて、何か微妙に恥ずかしい結果になったんですよね。何か相手なりに走るタイプっていうのが判明しましたし、次回強いところ弱いとこ使ってきても3着付けとかで買いたいタイプだなという、改めてそういう印象を持ちました。
京都11R 京都新聞杯 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。これはペース的にはね、1000m通過が1分0秒3ということで、馬場がねかなり時計の出やすいコンディションだったので、それを考えると遅めのラップで推移したんですよね。ウエストナウがスタートして、1コーナーの手前ぐらいでちょっと寄れる場面とかがあったりして、ごちゃつく競馬にはなったんですが、最後の直線向いてからもウエストナウの勢いは鈍らずに、この辺りまた先頭キープしてるんですよね。その内からジューンテイクが1頭分空いたスペースを突いて伸びてきて、さらにヴェローチェエラが外から伸びて来て、インザモーメント辺りもしぶとく脚は使ってるんですが、最内から抜け出したジューンテイクが1着で、逃げたウエストナウが2着という結果になりました。
1着:ジューンテイク 
 最内を突いたジューンテイク、鮮やかでした。序盤からある程度出して行くという意思があって、出して行って先団のインで脚を溜めて、最後は最内を突いて抜け出しました。元々ねフットワークが大きい馬なので、窮屈な競馬を苦手とするタイプなんですよね。それをジョッキーが凄く上手く誘導したと思いますね。伸び伸びと走らせた方が良いタイプなので、外回りというコース形態も恐らく合ってると思うんですよね。ですから、次走ダービーになるんですかね多分、そうなってくると広い東京で伸び伸び走らせて、ちょっと見せ場以上期待したいなと思いますよね。
2着:ウエストナウ 
 2着はウエストナウ、デビューからこのレースが2戦目でした。1コーナー手前で物見をしたんですかね、大きく外にこう寄れるような事になったんですよね。それでもその後はスムーズに運んで最後までしぶとく粘りました。キャリア2戦目でね、馬はまだ相当若いですね。まだ若過ぎる感じがあるんですが、その分伸びしろも期待できますしね、今後の成長を期待したい1頭ですね。
3着:ヴェローチェエラ 
 3着は2番人気のヴェローチェエラ。こちらはスタートが遅かった上に勝負所での反応も鈍かったんですが、それでも加速がつくとジワジワ伸びて前の2頭に迫ったんですよね。まだまだ器用さに欠ける感じではあるんですが、今回の内容見てても長めの距離は合うのは確かですし、素質も高いと思いますね。
6着:インザモーメント 
 1番人気のインザモーメントは6着に敗れました。1コーナー手前のね、寄れたところの不利は上手く回避することはできたんですが、逆にねその影響なのか、その後少し力んでたんですよね。映像として見てしまったという事でしょうね。その影響もあるのかラスト200mで伸びを欠いた感じなので、次回スムーズに運んで変わり身を期待したいですね。
14着:ベラジオボンド 
 14着ベラジオボンドですね。道中ね好位で運んで、勝負所で下がって来る馬の後ろに入ってしまったとは言え、バラけてからも伸びはなかったんですよね。パドック見てても気配は悪くないように見えて、良馬場に変わって良い走りを見せるんじゃないかなと思って期待したんですが、思いの他動けなかったですよね。今回はキャリアの浅さが出たのかなという印象ですね。
京都12R 4歳以上2勝クラス 注目
 勝ったアイルシャインについて。
1着:アイルシャイン 
 スタートがね、まず遅かったんですよね。後方からの競馬になりました。道中もね、かなり力んでいたんですが、最後の直線に向くと内から一気に伸びて差し切ったんですよね。レースの残り400mは12秒0-11秒4というラップで、ゴールまで勢いが持続していましたね。この馬ね、新馬勝ちした後は折り合い難で出世が遅れていたんですが、前走で久々に勝利すると、今回連勝して2勝クラスも突破しました。まだ見ててもレースぶりが荒削りなので、次走もとなるとまだ正直何とも言えない部分はあるんですが、単にポテンシャルだけなら3勝クラスでも十分に通用しますね。次走も注意が必要ですし、今後ね、大きく化けてくる可能性も秘めた1頭だと思いますね。

解説者:津田照之(競馬エイト)
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