2024年2回京都7日目

開催一覧
2024/06/02 (日)
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2024/06/01 (土)
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2024/04/28 (日)
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2024/04/13 (土)
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2024/04/07 (日)
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2024/04/06 (土)
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2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
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2024/03/23 (土)
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2024/03/17 (日)
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2024/03/10 (日)
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中山 阪神 中京
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2024/03/02 (土)
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2024/02/25 (日)
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2024/02/24 (土)
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2024/02/18 (日)
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2024/02/17 (土)
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2024/02/11 (日)
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2024/02/10 (土)
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2024/02/04 (日)
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2024/01/28 (日)
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2024/01/27 (土)
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2024/01/21 (日)
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2024/01/20 (土)
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2024/01/14 (日)
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2024/01/13 (土)
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2024/01/08 (月)
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2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4でした。遡って8日の馬場差を確認しておきますと、プラスの数値の開催日はなく、前の開催のように大きく時計を要する週はありませんでした。
 京都では木曜日にね雨が降ったんですけども、先週だけはDコースで行われて、少し時計は出やすくなっていました。高速馬場ではないんですが、この開催は水準かそれに近いレベルのマイナスゾーンで推移。馬場は基本的に外伸び傾向で、直線では外へ進路を取るケースが多く見られました。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5からマイナス0秒2への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、6日目までは水準かそれに近いプラスの数値で推移していましたが、先週はマイナスの数値になりました。
 ダートは雨の影響が残っていて、土曜日は終日「稍重」でした。3週目までと比べて、まぁ速い時計の出るコンディション。っと言っても高速馬場というほどではなかったですね。そして日曜日は後半良馬場に変更されたように、馬場が乾いて行き、馬場差も水準の方向に動きました。


  タイム分析
 2024/02/17 (土)  芝=-0.5  Dコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2400 ベトルス 牡3 未勝利 2:27.7 -0.3 --- +0.3 -0.6 C C 6.00
6R T1400 ナムラアトム 牡3 1勝クラス 1:21.6 -0.2 -0.3 -0.1 -0.4 C C 6.20
9R T1800 メイショウタバル 牡3 つばき賞(1勝) 1:46.9 -0.6 -0.7 -0.8 -0.5 B C 3.57
11R T1400 ソーダズリング 牝4 京都牝馬(G3) 1:20.3 ±0 --- +0.4 -0.4 D C 7.14
 2024/02/17 (土)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 プレヴィスト 牝3 未勝利・牝 1:12.0 -0.6 --- -0.2 -0.4 C D 5.36
2R D1800 リューデスハイム 牡3 未勝利 1:53.3 -0.6 -0.3 -0.3 -0.6 C C 5.83
3R D1400 アレ 牡3 未勝利 1:25.6 +0.2 --- +0.7 -0.5 D C 5.64
4R D1800 ミッキークレスト 牡3 新馬 1:54.6 +0.4 -0.2 +0.8 -0.6 D C 7.40
7R D1800 スマートビクター 牡5 1勝クラス 1:53.6 +1.0 --- +1.6 -0.6 E D 7.27
8R D1400 アドバンスファラオ 牡4 1勝クラス 1:23.6 -0.9 --- -0.4 -0.5 B C 6.50
10R D1400 レディフォース 牝4 河原町H(3勝) 1:23.8 +0.7 --- +1.2 -0.5 E C 7.71
12R D1400 ライツフォル 牡4 2勝クラス 1:23.2 -0.6 --- -0.1 -0.5 C C 6.36

京都3R 3歳未勝利 
8着:ダディーズアイル 通信簿
 2番人気8着でした。単騎で行けた前走とは違って、今回はずっとね外に張り付かれて、息を入れる暇というのがなかったと思います。1000m通過で前走よりも0秒9速い通過ラップ。これでは流石に厳しかったかなという所で、今回最内枠だったのでね、行き切る選択肢しかなかったというのが、直接的な敗因だと思いますね。
京都6R 3歳1勝クラス 注目
1着:ナムラアトム 勝ち馬注目
 スタートでね、バランスを崩したナムラアトムだったんですが、そう慌てる事なく馬群の後方で折り合いに注力し、勝負所では後続の押し上げにね、追い出しを待たされたんですけども、直線大外に持ち出すと一気に伸びて突き抜けました。レースの上がり600mが34秒4、終い400mも11秒4-11秒3と加速ラップを踏んだ、決め手比べだっただけに、半馬身の着差以上に凄みを感じさせる勝ちっぷりでしたね。直前の坂路で4ハロン50秒9と、自己ベストを2秒近く更新する動きを見せていたように、目下の出来の良さというのもあったとは思うんですが、タイムランクAの新馬戦でね、0秒3差3着して、小倉での未勝利勝ちもタイムランクBだったように、裏付けは十分にあった馬です。古馬スプリント路線でトップ戦線を走るナムラクレアの半弟という所でね、血統面からも重賞戦線で注目できる1頭です。
2着:ヤマニンアストロン 
 そして2着が1番人気のヤマニンアストロンでした。直線で狙ったね内の進路が取れず、外に切り替えるロスがありました。勝ち馬の脚色を思うと、ひっくり返ったかまではね何とも言えない所なんですが、スンナリ追い出せていれば、もしかしたらという可能性はあったかもしれません。京都3戦のみのキャリアですが、レースはね上手ですし、場が変わっても難なく対応できそうな馬です。
3着:マイネルティグレ 
 あとはね重馬場で未勝利を勝ったマイネルティグレが、今回の速い上がりにも対応して3着と頑張りました。こちらもレースセンスが非常に高いですし、時計面への対応力というのを見せた点では収穫のある一戦でしたね。
京都7R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒6遅い勝ちタイムでした。
京都8R 4歳以上1勝クラス タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:アドバンスファラオ 
 アドバンスファラオが鮮やかに逃げ切りました。アドバンスファラオは主張して先手を取って、そのまま押し切ってという競馬。前半600m34秒2は同日の10R4歳以上3勝クラスの河原町ステークスの600m通過より0秒9も速いペースでした。流石に最後の200mは13秒を要したんですけども、勝ち時計の1分23秒6はその土曜10Rの勝ち時計より0秒2速い時計でしたね。まぁその土曜10Rというのはね、タイムランクEではあったんですけども、2クラス上のレースですから、それより速かったという点は評価して良いと思います。こうした単純な数字の面で着目できる要素というのは多いんですけども、今回はね序盤に同型がかなり遠慮してくれた上での逃げという感じ。11番人気の低評価だったので、この辺りかなり状況に恵まれていたというのは覚えておきたいです。秘めたポテンシャルは認めつつも、こういった条件が揃わないと脆いというね、同時解釈が必要ですね。典型的な逃げ馬という気質の持ち主だと思います。
2着:ジャーヴィス 
 2着以下は勝ち馬から3馬身半以上離された。2着のジャーヴィスは流れに乗じた面はあるんですが、好位とか中団辺りからひと伸び欠く競馬を続けていただけに、今回ぐらい後方で腹を決めた作戦の方がメリハリがついたと言った印象を受けました。4着入線のシゲルソロソロと、まぁ直線入り口からはね、併せ馬の形だったんですが、そこから突き離したという所でね、今までで1番の脚は見せていると思います。
3着:フィルムアクトレス 
 3着のフィルムアクトレスは先を見据えて、控える形を試みたようですが、このレースに限れば勝ち馬の強さを引き出すのにね、一役買うような競馬になってしまいました。2走前には逃げてタイムランクAの勝ち馬と0秒3差の2着があるように、ポテンシャルは確かなだけに、今回こういう競馬をしてね、この結果を今後どう糧にするか、その辺は注目したいです。
京都9R つばき賞 タイムB
 基準より0秒8速い勝ちタイムでした。
1着:メイショウタバル 
 メイショウタバルがしぶとく押し切りました。前半は押し出されるような感じでメイショウタバルが逃げていたんですが、残り1000m手前辺りでスローを嫌ったインファイターが後方から一気に先頭に立つ展開。序盤は少しね、行きたがる仕草もあったメイショウタバルなんですが、この押し上げにはしっかりと耐えて、上がり800m45秒4、600m34秒0の脚力比べを抜け出して、アタマ差しのぎ切りました。前半800mが48秒8、前後半の800mで3秒以上もの開きがあった上がり勝負で、着差こそ目立たないんですが、並ばれてからの勝負根性というのは見所十分でしたね。この辺りは父のゴールドシップからくる要素でしょうし、結果的にはインファイターの押し上げで、残り600m勝負ではなく、800mの勝負になって瞬発力に加えて持久力も必要だったというのがね、自身の特性を生かす意味では良かったと思います。
2着:キープカルム 
 直線の入り口でスッと離されながら盛り返して来たキープカルムが2着だったんですが、これまでのレースを見ていても勝負所でのね、瞬発的な速い脚に欠ける印象があります。ギアの軽さが出てくればとも思うんですが、相手が揃い、序盤からある程度ペースが流れるような一戦の方が、現状はね良いのかなと言った印象があります。
3着:サブマリーナ 
 中身としては800mの勝負だったんですが、その中600mでね勝負する形で、3着まで差し込んできたのがサブマリーナ。上がり600mはレース上がりを1秒も上回る33秒0と、届きはしなかったんですが、最後の末脚は見た目通りインパクトがありました。
京都10R 河原町S タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
京都11R 京都牝馬S 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。相変わらずのロケットスタートからモズメイメイが先手。2列目にプレサージュリフト・ジューンオレンジら4・5頭が固まった先団になりました。ソーダズリングが出たなりの中団でスムーズに折り合って、後方にナムラクレア・コムストックロードと続き、最後方からロータスランドと言った隊列。前半からまずまず流れた展開でしたけども、400m過ぎ辺りからね、出遅れたメイケイエールが抑えきれない感じで上がって行って、この押し上げにも動じず脚を溜めたソーダズリングが直線、外めから一気に突き抜けて、外から迫るナムラクレアを競り落として、重賞初制覇となりました。3着に大外から脚を伸ばした18頭中16番人気のコムストックロードと、最後方から内を突いて6着のロータスランドも見せ場はあったと思っています。
1着:ソーダズリング 
 まずは勝ったソーダズリング。今回初めての1400mだったんですけども、まぁそうは思えない程ねスムーズなレースぶりでした。お母さんのソーマジックは2008年の桜花賞3着馬と、まぁこの辺りがスピードの原資だとは思うんですけども、フルゲートの外枠でこれだけの対応力を見せたというのはね、素直に評価して良いと思います。ターコイズステークスでも悪い競馬をしていなかったのでね、高松宮記念というよりはヴィクトリアマイルという方がね、イメージは沸く馬なので、今後どういったレース選択をして行くのか、臨戦には注目したいです。
2着:ナムラクレア 
 差がなく2着ナムラクレアでした。今回4ヶ月半ぶりの実戦で、馬体重もねデビュー以来最高の478キロ。本番を見据えた1戦だったというのはね、間違いないと思います。相変わらず抜群の切れは見せましたし、悲観内容というのはね、全く今回のレースに限ってないと思いますので、まずは前哨戦を無難に走り切ったと言った印象ですね。高松宮記念、そこまでを考えると昨年より詰まったレース間隔にはなるので、この後中間の調整には目を光らせたいです。
6着:ロータスランド 
 このレースに3年続けて出走して来た6着のロータスランド、まぁ前年に続いてね18番枠という所で、まぁこの辺りは同情する所だったんですけども、今年も例のごとく最内を狙う立ち回りになって、一旦は抜け出したかのように見えましたし、地力の衰えというのはね、昨年から見ても無さそうです。立ち回り自体は、もう今回の立ち回りが、もう本当苦肉の策という感じにも映ったので、少なくとも同じ臨戦でね臨んだ高松宮記念、一昨年は2着で、昨年6着と見せ場を作っている馬ですから、本番での変わり身というのは注意したい1頭ではありますね。

解説者:久光匡治(優馬)
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