2010年2回東京6日目

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  馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒2だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、初日は雨の影響でプラスの馬場差だったが、2週目以降はマイナス1秒2の馬場差で速い時計の出る馬場コンディションが維持されている。
金曜日に降った雨がごく少量だった事により、高速馬場らしい馬場差をキープしている。展開によってはレース上がりも速く、日曜12Rでは33秒8が記録されている。連対馬の脚質・コース取りについても2週目と同様に偏りは少なく、割と公平性の高いコンディション。今週からBコースが2週続き、その後ダービーウィークからCコースに替わる。
先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともプラス0秒2だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、初日は雨の影響でマイナスの馬場差だったが、2週目以降は水準より若干時計の掛かるレベルとなっている。
時計の出方が異なった開幕週も含めてダートの傾向にはコレと言う特徴・偏りがないまま開催が進んでいる。先週は若干中団からの連対が増えているが、週毎にダート戦の鞍数が増えている事を考慮すれば、強調するには至らない。


  タイム分析
 2010/05/09 (日)  芝=-1.2  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T2400 マイネルネオハート 牡3 未勝利 2:27.9 -0.7 --- ±0 --- C D 9.18
5R T1800 マイネノーブレス 牝3 500万下・牝 1:48.3 +0.2 --- +1.3 --- E E 10.18
9R T1800 グリッドマトリクス 牡4 八ヶ岳特1000 1:46.6 -0.4 --- +0.4 --- D C 5.82
11R T1600 ダノンシャンティ 牡3 NHKマ(G1) 1:31.4 -2.8 --- -1.8 --- A C 6.73
12R T1600 カウアイレーン 牝4 東京スマ1600 1:34.2 +0.6 --- +0.9 --- SL C 8.14
 2010/05/09 (日)  ダ=+0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ベネディーレ 牝3 未勝利・牝 1:27.2 +1.0 --- +0.8 --- E D 6.57
2R D1600 ユースフル 牡3 未勝利 1:40.5 +1.0 --- +0.8 --- E D 7.67
3R D1400 アプローチミー 牡3 未勝利 1:26.9 +0.7 --- +0.5 --- D E 7.13
6R D1600 ボンバルディエーレ 牡4 500万下 1:38.1 +0.1 --- -0.1 --- C D 7.92
7R D1300 クラッカージャック 牡6 500万下 1:18.9 +0.4 --- +0.2 --- C D 6.67
8R D1600 シャイニングアワー 牡5 1000万下 1:37.4 +0.2 --- ±0 --- C D 7.94
10R D1600 ダイショウジェット 牡7 オアシスH 1:35.3 -0.3 --- -0.5 --- B E 9.00

東京8R 4歳上1000万下 注目
1着:シャイニングアワー 番組注目馬
注目馬。
3着:タイキジャガー 番組注目馬
注目馬。

  馬券Summary
行列ができる『1C4A』
ノーベル賞に手が届くと言われているベストセラーに引っかけてみたが…。今年のダービーはこのまま有力馬が無事に出てきてくれたら正にベストセラーの様に爆発的な盛り上がりを見せてくれそうだと言うことが言いたい。ダービーの前哨戦を皐月賞・NHKマイルC・青葉賞・プリンシパルS、さらに京都新聞杯の5鞍と考えた場合、その内4鞍がタイムランクAをマークしたという、こういう年もこの番組史上まず思い出せないのではないだろうか。結論を急ぐ必要はないが、個人的には最大のポイントを距離適性・レースセンスと見ている。プリンシパルSとNHKマイルCのAランクはその距離における突出した記録を保証するものではあると思うが、決してそれ以上ではないというのが現時点でのスタンス。いずれにしてもハイレベルな力と力の真っ向勝負が見られそうで、楽しみ。
解説者:
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