2010年1回新潟2日目

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  馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1、直線1000mは土日ともプラス0秒1だった。
時期的に野芝が発育途上という事もあり、芝の生えそろったコンディションではない。ただ、丁度1年前の1回開催開幕週にしても、2000m対象の馬場差は土日ともにマイナス0秒1と同じだった。今年だけ時計が掛かっているという訳でもなさそう。連対馬の脚質には偏りがなく、コース取りについても絶対的にイン有利という数字にはなっていない。ペース次第ではレース上がりの速い決着もあったが、馬場差が示す通り水準レベルのコンディション。なおこの開催は全てBコースが使用される。
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜日が変動、日曜日がプラス0秒4だった。
土曜のダートは風の影響を強く受けた。しかも終日風の影響が一定ではなかったですし、1200mと1800mでも異なっていたので、変動とした。まず1200mについては1日を通してプラス0秒3という数値を当てはめる事ができるが、1800mについては、レースによって異なったという事。なお、連対馬の脚質を見ると逃げ馬の4勝に対して先行馬が2着1回だけというのはアンバランスに映るが、好位組も含めればある程度前めに居ないと苦しかったという結果。ちなみに、昨年の1回新潟のダートは前半5日間が全てプラスマイナスゼロという馬場差で安定していたが、今年も恐らく風などの影響がなければだが、同等のレベルで落ち着くのではないかと推測できる。


  タイム分析
 2010/05/02 (日)  芝=-0.1 → +0.1  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 キルシュバウム 牝3 未勝利 1:09.6 -0.1 --- ±0 --- C D 7.20
4R T2000 ロックンロール 牡3 未勝利 2:03.2 +1.1 --- +0.8 --- D E 3.86
6R T2400 フランドルシチー 牡5 500万下 2:26.5 ±0 --- +0.1 --- C D 6.20
8R T1600 サクラシャイニー 牡4 500万下 1:35.1 +1.2 --- +1.3 --- E D 7.43
9R T1000 リネンパズル 牝3 はやぶさ500 0:56.0 +0.6 --- +0.5 --- D D 9.06
10R T1600 ラインプレアー 牡5 谷川岳S 1:33.4 +1.3 --- +1.1 --- E D 9.08
12R T1800 ニシノラブキング 牡4 500万下 1:46.7 +0.2 --- -0.3 --- C D 6.40
 2010/05/02 (日)  ダ=+0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ヤマニンビサージュ 牝3 未勝利・牝 1:56.8 +2.5 --- +1.7 --- E E 6.40
3R D1200 プレミアムカラー 牝3 未勝利・若 1:12.9 +0.1 --- -0.2 --- C E 8.29
5R D1200 オデットシチー 牝4 500万下・牝 1:12.3 +0.4 --- +0.1 --- C E 7.92
7R D1800 ブラッシュアップ 牡5 500万下 1:53.2 +0.4 --- -0.3 --- C D 6.91
11R D1800 ジョウノボヘミアン 牡4 白馬岳H1000 1:52.8 +0.8 --- +0.4 --- D E 8.33


  馬券Summary
1番人気馬の扱い
先週の新潟では土曜日の競馬で1番人気の馬が1度も勝てないという結果になった。ただ2着と3着はそれぞれ4回ずつありましたし、日曜日には6勝2着3回3着1回と10鞍で馬券に絡んでいる。先週の結果だけを見てどうこう言う訳ではないが、メンバーが総じて低くなりがちな春のローカル開催でもありますから、1番人気馬の扱い方は慎重にならざるを得ないという事。前5年の1回新潟開催について1番人気馬の成績を見ると、古馬500万下は3歳未勝利戦より10%以上連対率が低い。また、距離別で見ると1番人気の連対率が低いのは芝の1200m、芝の1400m。つまり、内回りの芝短距離線は紛れが生じやすいという事だろうか。先週の結果に合致するわけでないが、馬券選択の上でもそれなりのイメージを持って臨む方が得策だろう。
解説者:
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