2010年2回阪神8日目

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  馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜日がマイナス0秒3、日曜日がマイナス0秒4だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、この開催1週目はAコース使用5週目で雨の影響も残ってプラスの馬場差だったが、Bコースに替わっての3週はマイナスの馬場差だった。
先週は連続開催の8週目、またBコース使用3週目。しかも雨の影響が残っていたのですが、それでもマイナスの馬場差だった。ともかくこの春の阪神は気温的にはAコース使用の前半5週よりもBコース使用の残り3週の方が時計は出やすかった点を強調しておきたい。なお、土曜日は途中で馬場発表が変更されたが、馬場差は1日を通した数値。そして最終週とは言え、内目を通った馬が上位に来ていた一方土曜4R・5Rの様に外から差してきた馬が1着・2着となったケースもある。つまり、目立った偏りは見られなかった。
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜日がマイナス1秒6、日曜日がマイナス0秒8だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、6日目までは水準レベルで推移していたが、先週は雨の影響で脚抜きが良くなった。
特に土曜日は春の阪神で最も時計が出やすいコンディションだった。なお日曜は9Rまで稍重、12Rのみ良馬場で行われたが、馬場差は1日を通した数値。そして日曜2R・4R・5Rと逃げ・先行馬で決着を見たが、有力馬が前の行くタイプだった事が要因。他のレースでは差しも決まっていた。


  タイム分析
 2010/04/18 (日)  芝=-0.4  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
6R T1800 ハードダダンダン 牡3 未勝利 1:48.6 ±0 --- -0.4 --- B C 8.39
7R T1400 トゥニーポート 牝3 500万下 1:21.7 -0.6 --- -0.3 --- B C 6.73
8R T1600 ダノンヨーヨー 牡4 500万下 1:34.5 -0.1 --- +0.2 --- C C 7.88
10R T1200 エーブダッチマン 牡4 淀屋橋H1600 1:08.6 +0.1 --- +0.3 --- D D 9.56
11R T2200 サクラキングオー 牡4 白鷺特H1000 2:13.9 +0.4 --- +0.8 --- D D 6.08
 2010/04/18 (日)  ダ=-0.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ミラクルレジェンド 牝3 未勝利・牝 1:54.9 +0.2 --- +1.0 --- E E 5.86
2R D1200 メイショウトリノ 牡3 未勝利 1:12.1 -1.2 --- -0.7 --- A D 7.67
4R D1800 ルグランヴォヤージ 牡3 未勝利 1:54.7 ±0 --- +0.8 --- D D 4.36
5R D1400 シンコープリンス 牡3 未勝利 1:25.6 -0.3 --- +0.3 --- D D 7.53
9R D1400 メイショウセンゴク 牡5 陽春S1600 1:24.2 +0.7 --- +1.3 --- E C 9.07
12R D1400 ミゼリコルデ 牝5 1000万下 1:23.7 -0.5 --- +0.1 --- C C 6.69


  馬券Summary
やはりキングカメハメハ
阪神も春の連続開催が終了した。先ほど中山についてはネオユニヴァースを強調したが、阪神はやはりキングカメハメハ。産駒のアパパネが桜花賞を制し、チューリップ賞では3着までを独占した。19日の福島代替開催を終了した時点で今年キングカメハメハ産駒は51勝で1位。獲得賞金でも1位。この内阪神で15勝している。勝利数では17勝の中山の方が多いが、阪神の方が開催日数が少ないので一層勝ち上がりが目立っていた。中でも芝で11勝している。中山の場合芝で10勝・ダートで7勝ですから阪神の方が芝に偏っていた。恐らく年間を通じて活躍するのだろうが、春の阪神はより力を発揮できる馬場コンディションなのかもしれない。
解説者:
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