2010年1回中山2日目

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2010/01/05 (火)
中山 京都
  馬場コメント
芝の馬場差2000m対象の数値は3日間ともにマイナス0秒4だった。中山は昨年暮れから実質的には連続開催ですので、まずは8日間の馬場差を振り返っておく。マイナス0秒7からマイナス0秒3の間で大きな変化はない。
雨の影響が少しあった初日よりは少しだけ速い時計が出る様になった。3日連続開催だが、芝が荒れた訳ではなく、芝のレース数が少ないので月曜日を含めて同一の馬場差だった。また、昨年の5回中山はAコースで今開催Cコース。コース設定が変わった事もあって、まだ外を回る差し馬は届いていない事が多い。
1800m対象の数値は3日間ともにプラス1秒4。1200m対象の数値は3日間ともにプラス0秒1だった。こちらも昨年5回開催後半からの馬場差を振り返っておくと、1800mはプラス1秒台で時計が掛かるなりに安定。1200mは水準前後でこちらも大きな変化はない。雨の影響があった初日よりは時計が掛かる状態になった。1800mも1200mも昨年の後半2週とほぼ同じ馬場差となっている。差し・追い込みが決まっているレースもあるが、その内の大半はタイムランクEのレース。前が止まってしまって届いたが、時計は遅いというもので差しが決まりやすい馬場という訳ではない。


  タイム分析
 2010/01/09 (土)  芝=-0.4  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2200 トウカイメロディ 牡3 未勝利 2:18.4 +1.9 --- +1.3 --- SL C 7.44
9R T2000 コスモヘレノス 牡3 寒竹賞500 2:02.1 -0.2 --- +0.2 --- C C 6.89
12R T1600 ミサトバレー 牝5 500万下 1:34.7 -0.3 --- ±0 --- C C 8.79
 2010/01/09 (土)  ダ=+1.4 → +0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 パブリックアフェア 牝3 未勝利・牝 1:13.8 +0.8 --- +0.7 --- E D 8.88
2R D1800 マイネルオベリスク 牡3 未勝利 1:57.9 +2.2 --- +0.8 --- D D 6.94
3R D1200 ヴィーナススマイル 牝3 未勝利 1:14.1 +1.1 --- +1.0 --- E D 7.47
4R D1200 ケイアイカミノアシ 牝3 新馬・牝 1:13.1 -0.1 --- -0.2 --- C C 9.88
6R D1800 ベルスリーブ 牝5 500万下・牝 1:56.6 +2.6 --- +1.2 --- E E 9.07
7R D1200 フサイチコウキ 牡5 500万下 1:12.4 +0.5 --- +0.4 --- D C 8.53
10R D2400 シグナリオ 牡6 成田特別1000 2:37.8 +2.8 --- +0.3 --- C C 9.38
11R D1800 ラッシュストリート セ5 招福SH1600 1:53.2 +0.8 --- -0.6 --- B C 6.67

中山11R 招福S 注目
5着:ラストアロー 番組注目馬
注目馬。

  馬券Summary
未勝利戦の初ダート馬
芝の未勝利戦が1月・2月の中央場所、中山・京都・東京には全く組まれていなかったという一昔とは違うが、それでも冬になると芝の未勝利戦は数が極端に少なくなる。そのため、芝の未勝利戦はレベルが高くなる。なぜなら現在前走5着以内の馬に優先出走権が与えられるから。例えば先週土曜の京都5Rだが、これは出走馬が全て前走5着以内だった。他の芝の未勝利戦も程度の差はあってもレベルが総じて高い。先週3日間で芝の未勝利戦は中山・京都合わせて5鞍あったが、メンバーランクはAが1つ、Bが3つ、Cが1つだった。一方ダートの未勝利戦は数が多いので、メンバーが分散して各レースのレベルが低下する。しかもそこに規定により芝に出走できなかった馬とか、ダートに活路を求めて来る馬が出走してくるとこの手の馬が通用してしまう。芝で好走歴がある馬なら、ダート適性云々を深く考えずに買っても正解というケースが多い。先週中山ダート未勝利戦が9鞍行われたが、その内7鞍で初ダートの馬が2着以内に入った。これは初ダートの馬は何でも買いという事ではなくて、今のダートの未勝利戦はレベルが非常に低下している。そして芝の未勝利戦は出走する事すら難しい。これら2つの要因があって、初ダートの馬が活躍しやすい状況になっている。
解説者:
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