タイトルホルダー (Titleholder)

牡6 (2018/02/10生) 鹿毛

父:ドゥラメンテ (Mr. Prospector系)
母:メーヴェ
母父:Motivator
戦績:19戦7勝
セリ:当歳 / 2160万円 2018年セレクトセール
馬主:山田弘
調教師:美浦 栗田徹
生産:岡田スタッド
賞金:10億6875万円

日付 レース名 コメント
2023/12/24有馬記念(G1)3着その後3着がタイトルホルダーですが、この馬のレースはしましたね。素晴らしいラップですね。惚れ惚れしましたね、後で見て。スタート直後の100mを除くと、200m毎のラップは途中で1度12秒5になっただけで、その他は最も遅い区間でも12秒2でした。このラップを刻んで、自身はラスト200mを12秒5でまとめている訳ですからね、これもう一定のペースで行けば止まらないですね。引退レースでも自分の競馬を貫いて、そしてきっちり力を発揮したと思います。
2023/11/26JC(G1)5着その後5着タイトルホルダー、よく粘った。パンサラッサから離れた2番手追走して、実質イクイノックス以下を引き連れて逃げてるような展開にはなったんですよね。ですから、スローペースの逃げという感じの競馬になって、最後は得意とは言えない瞬発力勝負になって5着に負けたんですが、よく粘ってると思いますし、次走は有馬記念なんですかね。出てきたらね、これちょっと次が楽しみだなというぐらい、今回良い競馬できたと思いますね。
2023/09/24オールカ(G2)2着2着でしたがタイトルホルダーも力を見せました。昨年の宝塚記念レコード勝ちは得意の阪神コースとは言え、1000m通過57秒6の2番手を追走。序盤のスローは他が来なかった事もあるんですが、鞍上が干潮ではない馬の状態を気遣った面もあったんじゃないかなと思います。ただ、中盤からは厳しいラップになりました。ここを凌いでの連対確保は、さすがの能力・底力だと思います。こちらも年内は恐らくジャパンカップと有馬記念2走だと思います。ここを使って思惑通りに変わってくれば、イクイノックス・ドウデュースと言わせない逃走劇も夢ではないと、そんな気がします。
2023/04/30天皇賞春(G1)コメントなし
2023/03/25日経賞(G2)1着勝ったのはタイトルホルダー、久しぶりにこの馬らしさを見ました。そのタイトルホルダー、有馬記念時の追い切りは5F67秒9でしたが、今回は64秒1。反応・切れ味ともに本来の姿に戻っていました。ここまで良くなればしめたもの。改めてリズムに乗った時の馬の強さ、それから無駄な面が全くない正確なフットワーク。この馬の真骨頂を見た思いがします。天皇賞・春の連覇は多分有望だと思います。阪神大賞典の上位2頭が、まぁ当面の相手だと思うんですが、新たなライバルとして魅力ある存在は、これもまたオルフェーヴル。サウジアラビアのレッドシーターフハンデ、3000mを楽勝したシルヴァーソニックかもしれません。
2022/12/25有馬記念(G1)9着そして2番人気のタイトルホルダーは9着でした。外枠だったとは言え、ハナを切るまでに仕掛けており、いつもの行き脚ではありませんでしたし、イクイノックスが早めに来て4コーナーでリードを広げる事もできませんでした。まぁ色々あって力を出せなかったという印象ですね。
2022/10/0211着コメントなし
2022/06/26宝塚記念(G1)1着ファン投票第1位のタイトルホルダーが勝って、阪神で行われたG1では3戦3勝となりました。強かったですね。素晴らしいとしか言いようがありません。勝負所はね、これはスタート直後です。内から行く気を見せたところですね。パンサラッサが逃げることは分かっているんですけれども、行かなければ自分が行くぞという意思表示をした事で、これで序盤のペースが速くなった訳です。パンサラッサに肉を切らせて骨を断つ、そういう逃げを打たせておいてですね、自分がレースを支配できる。そういうポジションを確保した訳ですよね。これはもう強い馬じゃないとできません。近年最強のステイヤーと言っても良いと思います。メジロマックイーン・ライスシャワーに匹敵すると思いますね。そして4歳最強馬。その地位もね確たるものにしたと思いますね。騎乗した横山和生騎手は宝塚記念初制覇です。また、宝塚記念はですね祖父の横山富雄元騎手、父の横山典弘騎手も勝っていまして、史上初の親子三代制覇という事になりました。
横山和生騎手 そうですね、あのいつもスタートが上手な子なので、もうしっかり出して行って、それでも来るなら来いというようなつもりで、今日は行かせていただきました。
あのいつもタイトルホルダーと一緒にレースをしてる時は、ペースと言うよりも上手くしっかりリズム良く走れているかという所をいつも考えて乗っているので、ペース云々と言うよりは今日はリズム良く今日も走れているなとずっと感じていました。
ほんとありがたいですよね。多分、もちろん馬の力というのもあると思うんですけど、やっぱ直線きっとファンの応援も届いたと思うので、本当にこういう馬と一緒に競馬をできてとてもジョッキーとして嬉しく思います。
2022/05/01天皇賞春(G1)1着昨年の菊花賞馬タイトルホルダーがここも逃げ切ってG1 2勝目。菊花賞馬の天皇賞・春制覇は4年連続となります。1000mの通過が60秒5で、中盤の1000から2000が63秒1。そしてその次の2000から3000が59秒4なんですよね。ですから、前半速めのラップで入って、中盤一気にペースを緩めて、後半は前走より速めのラップを刻んで突き放すという絶妙なペース配分でしたね。結局、これラスト200mが13秒2掛かってるんですが、それでもおつりがあった分、逃げ切る事ができましたね。馬の出来が良かったことも確かなんですが、鞍上の好騎乗も光ったレースでした。その鞍上の暗証の横山和生騎手は、G1初制覇です。祖父の横山富雄元騎手、父の横山典弘騎手に続き天皇賞・春は史上初の親子3代制覇となりました。
横山和生騎手 ありがとうございます。とっても嬉しいです。
あの前走乗せていただいて、タイトルホルダーと感じたものを、今日は大切に乗せていただきました。
そうですね、あのー返し馬の雰囲気で、馬の良さは感じていたので、タイトルホルダーの力を信じて僕が邪魔しないようにと、思いながら乗りました。
タイトルホルダーはこの先まだまだ良くなる余地がたくさん残っている馬だと思っていますし、その中でこのような結果をしっかり出してくれるというのは、もうこの先楽しみが本当広がる、今日も競馬でしたので皆さん本当タイトルホルダー応援してください。
2022/03/26日経賞(G2)1着タイトルホルダーが逃げ切って重賞3勝目です。1着のタイトルホルダー、もちろん調整過程は悪くないんですが、菊花賞100点・有馬記念を90点とすると、調教の感触から今回85点ぐらいの仕上げに思えました。得意の舞台でスローの単騎逃げ。ドバイに遠征した馬もいて、手強いメンバーではありませんでした。勝って当たり前の状況なんですが、鞍上が左に傾いて走っていたと指摘したいのは、状態が完璧でなかった分だと思います。それだけ次走への上積みを残しての勝利であって、今回の着差が僅かでも、天皇賞の有力候補にある事に変わりはありません。
2021/12/26有馬記念(G1)5着5着のタイトルホルダーは恐らく予定通りの2番手で進み、直線入り口で先頭に立ったと思ったら、もうディープボンドとエフフォーリアに来られて抵抗できなかったんですけども、体重が12キロ増えていても太くはなく、まだ成長中と思われます。これから更に強くなりそうです。
2021/10/24菊花賞(G1)1着タイトルホルダーが逃げ切ってG1初制覇です。この馬は控えると力んでしまうのを、こういう事はまぁ2歳時からよく見せて、そんなシーンはよく見てきたんですけれどもね、こういうタイプはハナを切れれば折り合って走れますから、その性質を最大限に活かす乗り方をしましたね。まぁ横山武史騎手らしい、潔くほんとに力強いレースをしたと思います。横山武史騎手は菊花賞初騎乗で初制覇です。横山騎手はエフフォーリアで皐月賞も制しており、複数の牡馬で同じ歳のクラシック制覇は1961年の野平好男元騎手以来60年ぶりという事です。また、お父さんの横山典弘騎手は98年にセイウンスカイで菊花賞を制していまして、史上4組目の親子制覇。さらに菊花賞での逃げ切りは、そのセイウンスカイ以来です。
横山武史騎手 ありがとうございます。
いやーもう前走が本当にヒドイ競馬だったんで、まぁその分のリベンジと言いますか、より一層ここを勝ちたいという思いがあったんで、それを結果に出せて本当に良かったです。
個人的にはこの距離はちょっとタイトルホルダーにとって適正距離より長いかなと思ったんですけど、終わってみれば強かったですね。馬の力を信じてあげられなかった自分が恥ずかしいですね。
いつも力みやすいと言うか、ちょっと真面目すぎる所があるのでね、でも1頭抜けちゃえばリラックスできる所も弥生賞であるところも知っていたので、今回はちょっと無理してでもハナにこだわっていました。
そうですね、落とせるならもう1つ落としても良いのかなと思ったんですけれども、馬も結構やる気でしたし、わざわざ馬と喧嘩してまでペースを落とすぐらいなら、ホントリズム良く運ぶ方が良いと思って、ペースはそんなに気にしなかったです。
そうですね、馬は余裕があったかもしれないですが、ジョッキーは余裕なかったです。
真面目すぎるところがちょっと長所でもあり、欠点でもあるかなと思うので、それを上手く使い分けできるような競馬がして行けるように、スタッフと僕とでこれから上手く馬と歩んで行けたら良いなと思います。
なお、キングカメハメハ・ドゥラメンテ・タイトルホルダーとを続く祖父・父とその息子による三大クラシック制覇は史上初ですね。また、タイトルホルダーからドゥラメンテ・アドマイヤグルーヴ・エアグルーヴ、さらにですねダイナカールへと遡る親子5代によるJRAG1級制覇も史上初めてということです。
2021/09/20セントラ(G2)13着このレースはソーヴァリアント以外の上位人気馬は直線で伸びませんでした。1番人気タイトルホルダーは13着ですね。4コーナーの手応えは良かったです。前が空いていればどうだったか、これはわからないにしても、全く能力を発揮していないのも確かです。血統的に長距離戦は向くと思います。とにかく見直してかかるべきで、そう考えます。
2021/05/30東京優駿(G1)6着コメントなし
2021/04/18皐月賞(G1)2着そして2着がタイトルホルダーでした。4着だったホープフルステークスと逃げ切った前走弥生賞ディープインパクト記念の間に、恐らく馬が変わったんだと思います。調教の動きに躍動感が出て来ました。形上は平均ペースの先行でも、中盤はラップが上がっていて、その分上がりが掛かっています。それなりに厳しい展開でもありました。メロディーレーンの半弟。血統的にはダービーの2400mも長くはありません。
8番人気2着でした。危険馬が8番人気で2着とは、誠に私がお粗末。弥生賞ディープインパクト記念よりかなり速いペースになったが、粘り強かった。かなり成長しているという事です。
2021/03/07弥生賞(G2)1着タイトルホルダーが逃げ切って重賞初制覇です。タイトルホルダーは東京スポーツ杯2歳ステークス、そしてホープフルステークスとダノンザキッドに完敗していましたけども、中山で超スローペースの逃げに持ち込んで一矢を報いました。ただ、皐月賞でこれを再現できるとはとても思えないですね。
まぁ今回の勝因は1000m通過1分2秒6という超スローペースで逃げた事ですね。1000m通過回1分2秒以上掛かったスローペースの弥生賞で逃げまたは2番手だった馬が次に皐月賞に出走すると、2000年以降は全て4着以下です。このこう言う1分2秒以上かかったスローペースの弥生賞を逃げ切った馬に限るとですね、バランスオブゲームが8着。ロジユニヴァースが14着と掲示板にも載っていません。皐月賞がね、今回のようなペースになるというのはほぼあり得ない話なので、再現は極めて困難で3着以内に入るのも難しいと思います。
2020/12/26ホープフ(G1)4着コメントなし
2020/11/23東京スポ(G3)2着その後の2着がタイトルホルダー、3着が3番人気のジュンブルースカイでした。2着タイトルホルダーは2番手から外めへ出してよく粘りました。ドゥラメンテ産駒ですが、気の勝ったタイプでまだ2戦目でこれだけ粘れれば、今後は有望では無いでしょうか。
2020/10/04新馬1着コメントなし

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