東京 中京
1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 11R 12R

2021/05/30(日) 東京11R 東京優駿 GT

2回東京12日目 3歳○国際 牡・牝○指 芝2400m(左/C) 晴/良 (過去レース)
基準タイム:2:25.5 タイムレベル:B メンバーレベル:B ペース:SS 馬場差:-3.1 次走平均着順:6.6着(15頭)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 10 シャフリヤール 牡3 57.0 福永祐一 2:22.5 0.0 7-7-11-9 33.4(1) 11.7 4 444(-4)-0.6 83.8
2着 1 エフフォーリア 牡3 57.0 横山武史 2:22.5 0.0 3-4-9-9 33.4(1) 1.7 1 510(+6)-0.6 83.8
3着 11 ステラヴェローチェ 牡3 57.0 吉田隼人 2:22.7 0.2 13-14-13-12 33.4(1) 40.2 9 488(-12)-0.4 82.2
4着 13 グレートマジシャン 牡3 57.0 戸崎圭太 2:22.7 0.2 13-11-9-9 33.6(4) 11.1 3 478(+4)-0.4 82.2
5着 16 サトノレイナス 牝3 55.0 C.ルメール 2:22.7 0.2 7-4-2-2 34.0(7) 5.1 2 474(±0)-0.4 78.2
6着 14 タイトルホルダー 牡3 57.0 田辺裕信 2:23.1 0.6 2-2-6-4 34.3(9) 30.4 8 464(+2)±0 78.8
7着 8 ヨーホーレイク 牡3 57.0 川田将雅 2:23.1 0.6 9-8-11-12 33.8(6) 18.4 6 504(±0)±0 78.8
8着 7 グラティアス 牡3 57.0 松山弘平 2:23.1 0.6 5-2-2-2 34.4(11) 43.2 10 496(-4)±0 78.8
9着 6 バジオウ 牡3 57.0 大野拓弥 2:23.3 0.8 5-8-13-12 34.0(7) 122.8 15 466(+2)+0.2 77.2
10着 12 ワンダフルタウン 牡3 57.0 和田竜二 2:23.3 0.8 10-8-6-5 34.4(11) 16.2 5 470(+4)+0.2 77.2
11着 4 レッドジェネシス 牡3 57.0 横山典弘 2:23.6 1.1 17-17-17-17 33.7(5) 57.0 13 490(+2)+0.5 74.7
12着 9 ラーゴム 牡3 57.0 浜中俊 2:23.7 1.2 10-11-13-12 34.5(13) 186.5 16 506(-10)+0.6 73.8
13着 3 タイムトゥヘヴン 牡3 57.0 石橋脩 2:23.8 1.3 10-11-16-16 34.3(9) 253.8 17 472(-6)+0.7 73.0
14着 2 ヴィクティファルス 牡3 57.0 池添謙一 2:24.3 1.8 3-4-6-5 35.4(14) 95.6 14 474(-4)+1.2 68.8
15着 17 バスラットレオン 牡3 57.0 藤岡佑介 2:25.4 2.9 1-1-1-1 36.8(15) 53.9 12 484(+2)+2.3 59.7
16着 5 ディープモンスター 牡3 57.0 武豊 2:25.7 3.2 13-14-4-5 36.8(15) 23.7 7 454(+10)+2.6 57.2
17着 15 アドマイヤハダル 牡3 57.0 M.デムーロ 2:26.0 3.5 16-14-4-5 37.1(17) 45.3 11 482(±0)+2.9 54.7

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒6でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナス1秒を超えて5週目を除けばマイナス2秒台になっています。
 木曜日に27.5ミリの雨が降りましたが、火曜日に芝を刈った事、そして気温が上がった事などの要因で土曜には乾いていました。さらに先週からCコースに移った事もあって、超高速馬場になりましたが10日目にですね、最も悪化していた部分が最内になったようで、内から4頭目あたりを通る馬がよく伸びていました。日曜は10Rの前に短時間雨が降りましたが、時計の出方に影響はありませんでした。今週からの3回東京は前半2週が先週と同じCコースで、後半の2週はDコースが使用されます。
レースコメント
 当開催3歳G1の基準タイムより、3秒0速い勝ちタイムでした。2400m対象の馬場差がマイナス3秒1だった事を踏まえますと、 -3.0-(-3.1)=+0.1 となりますが、ペース補正が0秒7入っており、 +0.1-0.7=-0.6 で基準より0秒6速い勝ちタイムでした。そして、メンバーランクはBでした。ペース補正導入後にAランクやBランクだった日本ダービーの勝ち馬を振り返って見ますと、2012年ディープブリランテ、2013年キズナ、2015年ドゥラメンテ、2016年マカヒキなんですけども、全てダービーの後にG1を勝っていません。3歳の春にレベルの高い戦いをして、そして勝ち切るとダメージがあるのではないかと推測されます。しかし、その時の2着馬はと言いますと、フェノーメノ・エピファネイア・サトノダイヤモンドと後のG1勝ち馬がいます。4着や5着にもゴールドシップ・ロゴタイプ・リアルスティールと、まぁ後のG1勝ち馬がいるんですよね。レベルの高いダービーの勝ち馬は、そこでもう燃え尽きてしまう恐れもありますけども、何しろレベルは高いので上位馬は無事なら活躍する確率確率が高いという事です。
先手を取ったのは大外枠のバスラットレオンです。バスラットレオン、逃げ宣言していましたけどね、宣言通り大外からハナを切り、2番手タイトルホルダー・3番手エフフォーリアで並びが決まりかけたんですが、ペースが緩んだ向正面で外からポジションを上げて行く馬が多く、エフフォーリアはどんどん位置が下がってしまいました。しかし、直線入り口で前にいた馬が内と外に分かれ、真ん中にできたスペースを通ってエフフォーリアが一気に先頭。その頃シャフリヤールは狙った外の方にスペースがなく、内の方に切り替えて来るロスがあったんですけども、進路がクリアになると素晴らしい伸びでした。エフフォーリアも並ばれた所からもうひと伸びして頑張るんですけども、最後は首の上げ下げでシャフリヤールが先着。その後ろで3着争いは3頭が横一線になりましたが、外からしぶとく伸びたステラヴェローチェが制しました。
なお、前走から騎手が乗り変わって日本ダービーを制したのは、1985年のシリウスシンボリ以来です。36年ぶりという事ですね。また、1着から3着までの上がり600mのタイムはいずも33秒4で、個々の出走馬の上がりタイムが公表されるようになって以来、上位3頭の上がりタイムが同じだったのは、日本ダービーでは初めてのケースです。
1着:シャフリヤール
 シャフリヤールが追い比べを制して、毎日杯からの直行でダービーを制したのは初めてです。シャフリヤールは直線でのロスも考慮すると、かなり強い内容です。能力の高さは疑いようもありませんし、遅い流れの2400mで折り合えたように成長もしていますけども、過去にですね、僅差でダービーを勝ったディープインパクト産駒はその後残念な事になっております。具体的には1頭もG1を勝っていません。まぁ、そうならない事を祈っておりますが、そうなる可能性はちょっと頭に入れておきたいと思います。シャフリヤールに騎乗した福永祐一騎手は昨年に続いてダービー連覇、そして3勝目という事になりました。
福永祐一騎手 いやもう最高に嬉しいです。藤原厩舎でね、G1高松宮記念を勝つ事はできていたんですけど、本当、厩舎みんなで目標していた日本ダービーをね、この厩舎で取れたという事は、ほんと最高に嬉しいです。
そうですね、非常にタイトな厳しい展開だったんで、ずっと回りを見ながらの形になりましたけど、決してスムーズな騎乗ではなかったんですけど、本当に馬の力に助けられた勝利だったと思います。
そうせざるを得ないような状況でしたけど、本当に最後の最後までね素晴らしい末脚を使ってくれました。
いや、分からなかったです。本当にもあの、どのタイミングでゴール板が来ているのかっていうぐらいの着差だったと思いますし、本当に最後まで、引き上げて来るまで分かんなかった。本当にデビューした時からこの馬でダービーをという思いで、一緒に歩んできた馬で最大目標でありますダービーを勝つことができて、本当に嬉しく思います。お客さんまだまだ制限してる中での観戦でしたけど、それでもやっぱりお客さんに見てもらえて良かったなと思いました。
仮に次走、この後菊花賞路線だとしましてね、秋。最初の秋初戦の神戸新聞杯まぁ大丈夫なんじゃないかなという気はします。でもまぁ何かその後はうーんという所が、私は感じるので、ここでは挙げません。
2着:エフフォーリア
 そしてシャフリヤールにハナ差2着が2冠を狙ったエフフォーリアでした。2着のエフフォーリアは最内枠で内で包まれたくはないので、スタート直後から押してポジションを取りに行き、一旦は3番手。スタート直後に押していてもすぐに折り合う操縦性の高さを見せましたが、向正面でどんどん行かれて結局は包まれてしまいました。それでも直線入り口で進路が開けたので致命傷にはなりませんでしたが、包まれる危険から解放された事で結果的に仕掛けが早くなってしまいました。まぁ一旦先頭からギリギリでねキズナに差された父エピファネイアと同じような負け方をしましたけども、こういう風にね皐月賞を圧勝したという馬はまぁ仮にダービーで負けても未来はだいたい明るいので、秋も主役だと思います。
横山武史騎手 人気に応えられず、申し訳ありません。流れが遅くて少し掛かるところはありましたが、それでも終いはしっかりと伸びてくれています。最後勝った馬とは決め手の差で切れ負けしてしまった感じです。

3着:ステラヴェローチェ
 3着争いも接戦でしたが、ステラヴェローチェが先着です。ステラヴェローチェは切れないけどもバテてないというステイヤータイプですから、東京の高速馬場の上がりの速いレースで上位に来たのは基本的な能力の高さを示したものだと言えます。菊花賞でも有力だと思います。
4着:グレートマジシャン
 その後が番組注目馬となっていたグレートマジシャン4着。サトノレイナスは5着でした。グレートマジシャンはね好馬体と言うか、まぁ素晴らしい見た目をしておりまして、実際に性能の高さを示す好走なんですけども、母ナイトマジックの仔は晩成型ばかりです。今後の成長は大きそうですね。
5着:サトノレイナス
 その後が番組注目馬となっていたグレートマジシャン4着。サトノレイナスは5着でした。牝馬のサトノレイナスは2番人気での5着なんですけども、大健闘だと思います。何のかんの言ってもですね、1600mまでしか経験していない馬がいきなりダービーというのは、相当厳しいと思うんですけども、早めに動いて止まっていない訳ですから、立派だと思います。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m合計
クラス平均 12.510.912.112.412.312.412.612.412.211.611.511.82:24.7
当レース 12.210.612.213.012.312.412.811.711.411.510.811.62:22.5
前半1200m:72.7後半1200m:69.8
前半600m:35.0中盤1200m:73.6
(600m換算:36.8)
後半600m:33.9
グラフ

払戻金

単勝101,170円4人気枠連1-51,020円5人気
複勝10
1
11
270円
120円
550円
4人気
1人気
10人気
ワイド1-10
10-11
1-11
450円
3,880円
1,030円
3人気
41人気
9人気
馬連1-101,010円2人気3連複1-10-118,800円28人気
馬単10-13,360円12人気3連単10-1-1158,980円181人気


当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai&野村明
since 2001.06.26 -