中山 阪神 新潟
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2021/04/18(日) 中山11R 皐月賞 GT

3回中山8日目 3歳○国際 牡・牝○指 芝2000m(右/B) 晴/稍 (過去レース)
基準タイム:2:00.2 タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:M 馬場差:-0.3 次走平均着順:7.81着(16頭)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 7 エフフォーリア 牡3 57.0 横山武史 2:00.6 -0.5 3-4-4-4 36.7(2) 3.7 2 504(-10)+0.7 83.0
2着 13 タイトルホルダー 牡3 57.0 田辺裕信 2:01.1 0.5 2-2-1-1 37.5(8) 17.0 8 462(-4)+1.2 78.0
3着 3 ステラヴェローチェ 牡3 57.0 吉田隼人 2:01.1 0.5 13-10-10-8 36.7(2) 14.3 6 500(±0)+1.2 78.0
4着 1 アドマイヤハダル 牡3 57.0 C.ルメール 2:01.2 0.6 6-7-7-7 37.1(5) 8.8 3 482(-2)+1.3 77.0
5着 6 ヨーホーレイク 牡3 57.0 岩田望来 2:01.2 0.6 10-13-13-8 36.6(1) 21.5 11 504(-2)+1.3 77.0
6着 15 グラティアス 牡3 57.0 M.デムーロ 2:01.3 0.7 6-9-7-8 37.2(6) 15.7 7 500(+2)+1.4 76.0
7着 11 ディープモンスター 牡3 57.0 戸崎圭太 2:01.4 0.8 14-14-13-14 36.8(4) 19.6 10 444(-8)+1.5 75.0
8着 16 レッドベルオーブ 牡3 57.0 福永祐一 2:01.8 1.2 6-4-2-2 38.1(11) 18.8 9 478(+2)+1.9 71.0
9着 5 ヴィクティファルス 牡3 57.0 池添謙一 2:02.1 1.5 10-10-10-12 37.7(9) 10.1 4 478(-2)+2.2 68.0
10着 4 イルーシヴパンサー 牡3 57.0 大野拓弥 2:02.2 1.6 14-14-16-12 37.2(6) 179.9 15 472(+2)+2.3 67.0
11着 10 シュヴァリエローズ 牡3 57.0 三浦皇成 2:02.4 1.8 10-12-10-14 38.0(10) 109.1 13 440(-4)+2.5 65.0
12着 12 ワールドリバイバル 牡3 57.0 菱田裕二 2:02.4 1.8 1-1-2-2 38.8(14) 158.0 14 506(±0)+2.5 65.0
13着 9 ラーゴム 牡3 57.0 北村友一 2:02.6 2.0 6-7-7-8 38.5(13) 13.8 5 516(+4)+2.7 63.0
14着 2 ルーパステソーロ 牡3 57.0 木幡巧也 2:02.9 2.3 16-16-13-16 38.4(12) 194.7 16 534(±0)+3.0 60.0
15着 8 ダノンザキッド 牡3 57.0 川田将雅 2:03.1 2.5 3-3-4-5 39.3(15) 3.3 1 504(-8)+3.2 58.0
16着 14 アサマノイタズラ 牡3 57.0 嶋田純次 2:03.6 3.0 5-4-4-5 39.8(16) 32.7 12 494(-6)+3.7 53.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒3でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、開催2日目以外はマイナスの数値でしたが、初日と8日目は水準に近いレベルでした。
 中間は火曜に2.5ミリと水曜に31ミリのまとまった雨が降りました。それが乾いて、土曜は良馬場発表でしたが水分が残っていた分、良馬場だった先々週、つまり開催3週目よりも若干時計は掛かっていました。午後には降り出す予報の雨が遅くなって、11Rの中山グランドジャンプ辺りからパラつき始めた程度です。芝の時間帯は影響はなくて、土曜の馬場差は終日対象。その雨は土曜夜から激しさを増して、合計53.5ミリ。日曜は天気が回復して、気温も上がって乾きが進んだんですが、土曜と比べれば馬場差水準方向へと傾きました。芝では最初のレースだった4Rと後半の間に時間差はあるんですが、馬場差は1日でくくれます。先々週までの日曜の競馬は、外からの差し・追い込みが決まりやすかったんですが、先週は皐月賞の結果からも基本的に内と外の差はなかったと考えます。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。メンバーランクのC。前哨戦の内容にバラつきがあって、ランクを高く評価するのは危険と判断しました。この辺りが桜花賞との違いです。基本、好位と内めの決着になったんですが、差して来れない馬場や流れでもなくて、タイムランクも少し低調な結果ではありました。
逃げていたワールドリバイバルにタイトルホルダーが並ん行って4コーナーです。前後半を1000mずつに区切ると、前半も後半も1分0秒3のイーブンペースでした。好スタートからワールドリバイバルを行かせて、2番手に控えたタイトルホルダーが4コーナーで先頭に躍り出ます。好位のインを進んだエフフォーリア、先行2頭の間を割って一瞬のうちに抜け出して、後続との差を広げます。内からステラヴェローチェが伸びて来たんですが、2着争いは真ん中のタイトルホルダーが、ゴールギリギリクビ差凌ぎきりました。その外がアドマイヤハダル4着ですね。
1着:エフフォーリア 勝ち馬注目
 エフフォーリアが制して、これで4連勝。今年も無敗の皐月賞馬の誕生となりました。体重の10キロ減はG1を前に絞ったんでしょうが、気性的にカリカリしてなく、適度な落ち着きがあって、馬にやる気が感じ取れました。道中はダノンザキッドの内に入れて、馬場が荒れているんでね、少し心配したんですが動じる事はありますせんでした。4コーナーからは温存した活力が一気に炸裂したかの弾け方でした。鞍上は見事だったんですが、馬も強かったと思います。皐月賞の3馬身差は10年前、東京競馬場のオルフェーヴル以来。今年の今回のメンバーで、ダービーの強敵となりそうな存在は見当たらず、ダービー直行組で毎日杯制覇のシャフリヤールは共同通信杯で完封しています。完成度・スケールの大きさ・東京の実績、どこを取っても無敗の2冠制覇が濃厚に思えてきます。騎乗した横山武史騎手は、これでJRAのG1初勝利となりました。そして皐月賞は初騎乗での勝利という事です。
横山武史騎手 ありがとうございます。最高です。
デビューから乗せていただいている馬で、ほんとよくここまで順調に来てくれたなと思っていますので、何とかここでも良い結果をと、本当に思ってましたしそれを現実にできて良かったです。
すごく人気もありましたし、婦ラッシャーが凄かったんですけど、持てるだけの技術を発揮して、あとこの馬の能力をしっかり発揮できれば、絶対勝てると自分に言い聞かせて勝負に臨みました。
思ったよりペースがそこまで流れなかったので、すごく良いポジションを取れましたし、あとは進路をどこにするかなと思ったんですけど、結構4コーナーは狭いところでしたけども、よく割ってくれたと思いますし、最後の最後までちょっと勝ちはわからなかったです。
ここまで無敗でG1取れて、本当に馬の力もあり、関係者の方々のお陰でもあり、本当に嬉しいです。次はもっと大きなレースになると思いますけど、更なるプレッシャーがかかると思います。でも馬の能力もそうですけど、僕自身ももっともっと成長して、大きい本番に挑めるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
なお、エフフォーリアの鞍上横山武史騎手の父横山典弘騎手は、1998年にセイウンスカイで皐月賞を勝っておりまして、2年連続3組目の親子制覇という事になりました。また、祖父の横山富雄元騎手は桜花賞・オークスを勝っていまして、親子3代でのクラシック制覇という事です。
2着:タイトルホルダー 通信簿
 そして2着がタイトルホルダーでした。4着だったホープフルステークスと逃げ切った前走弥生賞ディープインパクト記念の間に、恐らく馬が変わったんだと思います。調教の動きに躍動感が出て来ました。形上は平均ペースの先行でも、中盤はラップが上がっていて、その分上がりが掛かっています。それなりに厳しい展開でもありました。メロディーレーンの半弟。血統的にはダービーの2400mも長くはありません。
8番人気2着でした。危険馬が8番人気で2着とは、誠に私がお粗末。弥生賞ディープインパクト記念よりかなり速いペースになったが、粘り強かった。かなり成長しているという事です。
3着:ステラヴェローチェ
 その後の3着争いでは内のステラヴェローチェが外のアドマイヤハダルにクビ差先着でした。3着ステラヴェローチェは対抗評価でした。このクビ差は悔しいんですが、持久力タイプで中山は合うと思います。もう1列前にいれば…というのは私だけの贅沢な気持ちでしょうか。最後は差を詰めています。結果論にはなるんですが、距離の2000mが若干長かった可能性も否定できません。
4着:アドマイヤハダル
 4着アドマイヤハダル、ルメール騎手がロスなく捌いて直線はよく伸びていました。若葉ステークスとは相手が違ったという事だと思いいます。ただ、ダービーでも大きくは崩れない感じがします。そんな競馬の上手さがこの馬にはあります。
6着:グラティアス
 6着のグラティアスですね、枠なりに外を回されても直線食らいついて来ました。4コーナーではヨーホーレイクが割って入った事で、アサマノイタズラのいたずらと接触するアクシデントもありました。まだここが3戦目です。メンバー最小のキャリアだけに立派だと思います。素質は高く、あとはレシステンシアの半弟という事で、ダービーの2400mがどうかだけでしょう。
15着:ダノンザキッド
 15着ダノンザキッド、8キロ減の馬体は想定の範囲内としても、テンションがずっと高くて発汗の量も気になりました。前哨戦を使った事が逆効果。気性面で持ちこたえられなかった、そんな所だと思います。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.311.012.011.812.312.112.212.012.011.91:59.6
当レース 12.111.712.511.912.111.411.912.112.312.62:00.6
前半1000m:60.3後半1000m:60.3
前半600m:36.3中盤800m:47.3
(600m換算:35.5)
後半600m:37.0
グラフ

払戻金

単勝7370円2人気枠連4-71,150円5人気
複勝7
13
3
170円
490円
380円
2人気
10人気
6人気
ワイド7-13
3-7
3-13
1,540円
1,150円
3,560円
17人気
12人気
45人気
馬連7-134,300円16人気3連複3-7-1320,000円73人気
馬単7-135,510円20人気3連単7-13-382,320円274人気


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