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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。さかのぼって6日間の馬場差を振り返っておく。マイナス1秒0でスタートして、先週日曜がマイナス0秒7と大きな動きはないものの、いくらか水準方向に近づいて来ている。 馬場差は開催進行につれて少しずつ水準方向に近づいているという自然な推移で、特に特記事項は無し。先週も土曜は直線で内の仮柵後を通らないと厳しかったが、日曜は仮柵後よりも外から差し切るレースが多かった。そろそろ内が絶対有利という馬場ではなくなって来たようで、今週はそれほど内有利ではないかもしれない。なお、もう1週Aコースが使われて、2回京都開催はBコースが使用される。 |
ダ |
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒6だった。さかのぼって6日間の馬場差を振り返っておくと初日はマイナスの数値だったが、2日目以降は一転してプラスの数値となっている。ただ、2日目以降の5日間はプラス0秒4からプラス0秒6で数値に大きな動きはない。 先週の金曜日に凍結防止剤が散布されたが、既に乾ききっているところに散布したので時計の出方に変化はなくて、土日とも4日目と同じ馬場差だった。土曜より日曜の方が差し馬の好走が目立つが、ペースやレース展開の問題であって、土日で馬場状態に違いがあった訳ではない。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2016/01/17 (日) 芝=-0.7
2016/01/17 (日) ダ=+0.6
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1200 |
良 |
スーセントマリー |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
1:14.0 |
+1.0 |
--- |
+0.6 |
+0.4 |
94 |
|
D |
E |
1:13.0 |
2R |
D1800 |
良 |
ティルヴィング |
|
牝3 |
未勝利 |
1:56.1 |
+1.8 |
--- |
+1.2 |
+0.6 |
88 |
|
E |
E |
1:54.3 |
3R |
D1400 |
良 |
ベストドライヴ |
|
牡3 |
未勝利 |
1:25.8 |
-0.1 |
--- |
-0.6 |
+0.5 |
106 |
|
B |
D |
1:25.9 |
4R |
D1800 |
良 |
ケイティブレイブ |
|
牡3 |
500万下 |
1:54.2 |
+0.8 |
--- |
+0.2 |
+0.6 |
98 |
|
C |
D |
1:53.4 |
5R |
T1600 |
良 |
アドマイヤロマン |
|
牡3 |
未勝利 |
1:34.4 |
-1.1 |
--- |
-0.5 |
-0.6 |
105 |
|
B |
D |
1:35.5 |
6R |
T1800 |
良 |
パールコード |
|
牝3 |
新馬 |
1:49.5 |
+0.5 |
-1.0 |
+0.1 |
-0.6 |
99 |
|
C |
D |
1:49.0 |
7R |
D1400 |
良 |
ツィンクルソード |
|
牡5 |
500万下 |
1:24.8 |
+0.3 |
--- |
-0.2 |
+0.5 |
102 |
|
C |
D |
1:24.5 |
8R |
T1600 |
良 |
プレミオテーラー |
|
牝4 |
500万下 |
1:34.2 |
-0.3 |
--- |
+0.3 |
-0.6 |
97 |
|
C |
D |
1:34.5 |
9R |
D1900 |
良 |
トラキチシャチョウ |
|
牡5 |
五条坂特1000 |
1:59.6 |
+1.2 |
--- |
+0.6 |
+0.6 |
94 |
|
D |
C |
1:58.4 |
10R |
T1400 |
良 |
シンハライト |
|
牝3 |
紅梅S |
1:21.5 |
-0.2 |
--- |
+0.3 |
-0.5 |
97 |
|
D |
C |
1:21.7 |
11R |
T2400 |
良 |
レーヴミストラル |
|
牡4 |
日経新春H(G2) |
2:25.9 |
+1.2 |
-0.6 |
+1.4 |
-0.8 |
86 |
|
SL |
D |
2:24.7 |
12R |
D1200 |
良 |
ガンジー |
|
牡5 |
1000万下 |
1:12.2 |
+0.9 |
--- |
+0.5 |
+0.4 |
95 |
|
D |
E |
1:11.3 |
3R未勝利 |
番組注目馬 |
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2着 |
ダノンレーザー |
コメントなし |
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馬券Summary |
高齢馬は連続好走が難しい |
一例として昨年秋7歳だったローマンレジェンドを取り上げる。昨年のみやこSはハイペースで差し馬が1着2着になったが、ローマンレジェンドは好位から早めに動いて一旦先頭に立っての頭クビ差3着。その際の回顧で「前につけた馬では1頭だけ直線で伸び、さすがという貫禄を見せたが、休み明けでキツイ競馬をした7歳馬が次走でもまた走れるかどうかは疑問」とした。結果、次走中3週で臨んだチャンピオンズCは4番人気14着だった。年齢を重ねると、力いっぱい走った後に間隔を空けずにもう1回力いっぱい走るのは難しい。みやこSのローマンレジェンドのように好内容であるほど危ない。
好タイムや好内容だった高齢馬の次走が問題になってくるのは大体オープンクラスだが、条件クラスでも数は少ないが存在する。昨年1年間、500万、1000万、1600万でタイムランクがAかBのレースで5着以内に入って、中3週以内で次走を迎えた7歳以上の馬が9頭いた。結果は1着1頭、2着1頭だが、この2頭は7歳といっても1月と2月であって、7月以降の7頭は全て4着以下だった。高齢馬の基準は7歳以上だが、3月位までは7歳馬を年寄り扱いしないほうがよい。
競馬のサイクルは1月?12月ではなく、新馬戦で始まってダービーで終わるので、馬の年齢は表記上の年齢とは別に考える必要がある。具体的には3歳秋と4歳春は大体同じで、4歳秋と5歳春は同じと考えてよい。 |
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