東京 阪神
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2022/10/09(日) 東京11R 毎日王冠

4回東京2日目  芝1800m(左/A) 基準タイム:1:45.6 次走平均着順:9.8着(10頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:M 馬場差:-2.2 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 サリオス 牡5 56.0 松山弘平 1:44.1 -0.1 4-6-6 33.8(1) 3.0 1 534(+6)+0.7 92.2
2着 9 ジャスティンカフェ 牡4 56.0 福永祐一 1:44.2 0.1 8-9-8 33.8(1) 5.9 3 498(+8)+0.8 91.1
3着 4 ダノンザキッド 牡4 56.0 戸崎圭太 1:44.3 0.2 4-3-3 34.3(4) 6.7 4 526(±0)+0.9 90.0
4着 5 レイパパレ 牝5 55.0 川田将雅 1:44.4 0.3 3-2-2 34.6(6) 4.7 2 440(±0)+1.0 86.9
5着 2 ノースブリッジ 牡4 56.0 岩田康誠 1:44.5 0.4 8-8-8 34.0(3) 6.8 5 494(+2)+1.1 87.8
6着 6 ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼人 1:44.6 0.5 4-3-5 34.5(5) 12.9 7 466(+2)+1.2 90.7
7着 7 キングストンボーイ 牡4 56.0 C.ルメール 1:44.8 0.7 7-6-6 34.6(6) 15.7 8 504(+2)+1.4 84.4
8着 8 キングオブコージ 牡6 57.0 横山武史 1:45.2 1.1 2-3-3 35.2(9) 57.9 9 492(-6)+1.8 82.0
9着 10 ハッピーアワー 牡6 56.0 川又賢治 1:45.8 1.7 10-10-10 35.1(8) 188.4 10 446(±0)+2.4 73.3
10着 1 レッドベルオーブ 牡4 56.0 幸英明 1:46.2 2.1 1-1-1 36.5(10) 12.4 6 486(+4)+2.8 68.9

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒1からマイナス2秒3への変動、日曜がマイナス2秒4、月曜がマイナス1秒6からマイナス1秒9への変動でした。
 週半ばからの雨で土曜は稍重でスタートしたんですが、芝で最初のレースだった3Rは2000m換算の馬場差がマイナス2秒1です。6月以来の開催で雨の影響が残っていても、かなり速い時計の出るコンディションでした。さらに土曜は5Rから良馬場に変更され、後半そして日曜と馬場は乾いて行ってですね、馬場差はマイナス方向へ動きました。ただ、日曜夕方から翌朝まで雨が降って、月曜は終日「稍重」です。土日と比べますとね、時計が掛かったんですが、月曜の中では後半の方がですね、乾いて時計が出やすくなっています。このようにですね、3日間雨の影響で時計の出方は安定しなかったんですけれども、まぁ雨が降ってはいってもですね、時計は出やすいコンディションでした。また、開幕週にありがちなイン有利・先行有利という傾向は見られずですね、脚質不問の東京らしい瞬発力勝負が多かったように思います。秋の東京は例年通りの連続開催で、この開催3週目まではこのままAコースが使用され、そして4週目からはですねBコースに変わります。
レースコメント
 タイムランクはD・メンバーランクはCでした。ノースブリッジらがスタートで遅れます。一方、最内からレッドベルオーブが逃げて直線に入って行きました。前後半を800mで分けますと、46秒2・46秒2ですからまぁ見事なイーブンペースでしたけれども、逃げたレッドベルオーブが引っかかって自滅したために、レイパパレとダノンザキッドの攻防が、終盤のレースを引っ張る形になりました。内のノースブリッジ、外のポタジェが加わっての追い比べの中で、外からジャスティンカフェが一気に伸びた時点で、勝負は決まったかに思われたんですが、直線で進路ができず窮地に陥ってたサリオスが、ゴール間際でグイッと伸びて抜け出しました。これはいやはや強かったですよね。
1着:サリオス
 サリオスは2年前の毎日王冠以来2年ぶりの勝利となりました。サリオスは安田記念の時と違いましてね、この馬とすれば久しぶりに良い状態でレースに臨めましたし、スタートからゴールまでの馬の集中力も素晴らしかったですね。一昨年の毎日王冠以来の勝利になりますが、その毎日王冠以来のG2出走で、56キロですから地力が違いました。15年前ですね、チョウサンのレコードを0秒1更新したんですけどれどもね、当時とほぼラップ構成が同じですから、馬場差を考慮すればタイムランクDもやむを得ないのかなと思います。
2着:ジャスティンカフェ
 そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。まず2着のジャスティンカフェについてですが、これはね屯田に油揚げをさらわれたと、まさにそんなレースでしたね。大方の人がですね、この馬の勝利を確信したんじゃないかと思いますね。勝ちに等しいと言うか、まぁ普通なら勝っているレースですよね。逆にそれがサリオスの強さを際立たせてしまいましたね。まぁ重賞未勝利馬ですが、G1レベルのポテンシャルがある事は示しました。
3着:ダノンザキッド
 そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。3着のダノンザキッドはレース前までは、この馬としては落ち着いていた方で、良い雰囲気だったんですね。ただ、ゲートで突進してね外枠発走になってしまいました。序盤の力みは許容範囲で、大方冷静に走れましたし、アクシデントの影響があったにせよですね、メンタル面での強化を感じさせましたね。
4着:レイパパレ
 その後2番人気レイパパレが4着、ノースブリッジが5着でした。4着のレイパパレはダノンザキッドの影響で、この馬もゲートで危ない場面があったんですけれどもね、まぁ2度目のゲート入りでも落ち着いていて、良いレースはできました。近年の毎日王冠っていうのは、マイラー志向が強くて、本質的な距離適性の差が出たかなという感じですか。レイパパレはマイラーではありませんからね。
5着:ノースブリッジ
 その後2番人気レイパパレが4着、ノースブリッジが5着でした。そしてノースブリッジ、取材の感触は凄く良かったんですよね。その段階でね奥村武調教師は「かなり良い状態で、こんな時は空回りして出遅れることがある」と指摘していたんですが、ちょっとその通りになってしまったのは非常に残念です。ただ、怪我の功名だね、この形でもやれるという事が分かったですしね、先着を許した4頭中3頭頭がG1馬ですからね、まぁ推奨馬で残念でしたけれども、健闘したと言って良いと思います。
6着:ポタジェ
 6着のポタジェですね、レースの形は良かったんですがね、今回はまだ完璧な状態ではなかったようで、追い比べで伸びを欠いてサリオスにですね、進路を譲る形になりました。ここを使って次は変わってくると思います。
7着:キングストンボーイ
 7着のキングストンボーイも、こちらもレースの形は良かったんですが、勝ち負けの攻防に加われませんでした。着差から見てもですね、現場の力の差が出たと見るべきだと思います。
JRA発表
 堀 宣行調教師 JRA通算700勝達成!:11Rで、3番サリオス(松山 弘平騎手)が1着となり、堀 宣行調教師(美浦)は史上56人目・現役9人目のJRA通算700勝を達成しました。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m合計
クラス平均 12.711.211.612.012.012.011.311.311.71:45.8
当レース 12.610.611.311.711.711.811.311.311.81:44.1
前半800m:46.2後半800m:46.2
前半600m:34.5中盤600m:35.2
(600m換算:35.2)
後半600m:34.4
グラフ

払戻金

単勝3300円1人気枠連3-81,020円3人気
複勝3
9
4
130円
180円
180円
1人気
4人気
3人気
ワイド3-9
3-4
4-9
360円
380円
650円
2人気
4人気
11人気
馬連3-9970円3人気3連複3-4-92,110円6人気
馬単3-91,630円3人気3連単3-9-48,690円18人気


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