中山 阪神 福島
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2019/04/14(日) 中山11R 皐月賞

3回中山8日目  芝2000m(右/B) 基準タイム:2:00.8 次走平均着順:8.39着(18頭)
タイムレベル:A メンバーレベル:B ペース:S 馬場差:-1.2 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上がり 単勝 人気 完全タイム 次走日付 次場 次レース名 次TL 次ML 次人気 次着順
1着 12 サートゥルナーリア 牡3 57.0 C.ルメール 1:58.1 0.0 34.1(1) 1.7 1 -1.9 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB1 4着
2着 7 ヴェロックス 牡3 57.0 川田将雅 1:58.1 0.0 34.4(2) 9.0 4 -1.9 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB2 3着
3着 4 ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭太 1:58.1 0.0 34.5(4) 5.8 3 -1.9 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB3 2着
4着 1 アドマイヤマーズ 牡3 57.0 M.デムーロ 1:58.5 0.4 34.9(9) 5.7 2 -1.1 2019/05/05 東京 NHKマ(G1) CC2 1着
5着 6 クラージュゲリエ 牡3 57.0 横山典弘 1:58.7 0.6 34.7(7) 109.4 14 -0.7 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB7 6着
6着 16 タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺裕信 1:58.9 0.8 34.4(2) 183.5 15 -0.3 2019/05/04 京都 京都新聞(G2) CC1 5着
7着 11 ラストドラフト 牡3 57.0 シュタル 1:59.0 0.9 34.8(8) 67.8 10 -0.1 2019/10/21 東京 オクトー(L) SC1 8着
8着 17 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 岩田康誠 1:59.0 0.9 34.5(4) 72.1 11 -0.1 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB4 18着
9着 14 ダディーズマインド 牡3 57.0 宮崎北斗 1:59.2 1.1 35.8(14) 475.0 17 +0.3 2019/06/30 福島 ラジオNIH(G3) -C7 4着
10着 18 ナイママ 牡3 57.0 柴田大知 1:59.3 1.2 34.6(6) 489.5 18 +0.5 2019/05/04 京都 京都新聞(G2) CC10 4着
11着 13 ブレイキングドーン 牡3 57.0 福永祐一 1:59.3 1.2 34.9(9) 99.0 13 +0.5 2019/05/04 京都 京都新聞(G2) CC4 6着
12着 10 シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩 1:59.7 1.6 35.5(13) 34.8 7 +1.3 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB9 16着
13着 3 ファンタジスト 牡3 57.0 武豊 1:59.7 1.6 35.8(14) 25.9 5 +1.3 2019/05/05 東京 NHKマ(G1) CC6 13着
14着 2 サトノルークス 牡3 57.0 池添謙一 1:59.7 1.6 35.3(12) 35.4 8 +1.3 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB8 17着
15着 9 メイショウテンゲン 牡3 57.0 三浦皇成 1:59.7 1.6 34.9(9) 51.4 9 +1.3 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB10 10着
16着 15 クリノガウディー 牡3 57.0 藤岡佑介 2:00.0 1.9 36.5(17) 240.7 16 +1.9 2019/05/05 東京 NHKマ(G1) CC13 14着
17着 8 ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦正樹 2:00.1 2.0 35.9(16) 30.2 6 +2.1 2019/05/26 東京 東京優駿(G1) CB13 5着
18着 5 ランスオブプラーナ 牡3 57.0 松山弘平 2:00.8 2.7 37.4(18) 83.0 12 +3.5 2019/06/30 福島 ラジオNIH(G3) -C10 15着

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒2だった。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておくと、前半2週は雨の影響で時計の出方が安定しなかったが、後半2週はマイナス1秒台だった。
 中間に合計39ミリの雨が降ったが、土曜朝の含水率はゴール前が11.9%・4コーナー12.2%と標準的な良馬場の数値に乾いていた。先々週の高速馬場に近い状態から始まって、日曜はさらに乾きが進んで先々週と同じマイナス1秒2に戻っている。脚質的な偏りとか内・外の差もほとんどなかった。
レースコメント
 レースはランスオブプラーナが先手を取ったが、4コーナー手前で外から後続が並んで来る。ランスオブプラーナが逃げて、前半1000m通過が59秒1。後半が59秒0ですから、2つに割れば平均ペース。ただ、中盤でペースは落ちて、後半ペースアップしているので補正は入った。サートゥルナーリアは外め、1列前のヴェロックスをマークして進んで、先に先頭に立ったヴェロックスとの競り合いを制した。内の好位から伸びたダノンキングリーが3着。
上位3頭のハイレベルな争い、素晴らしい皐月賞を見せてもらった。そんな気持ち。上位3頭と4着以下は能力の開きが大きいと思う。ダービーは青葉賞など、別路線からの組も注目されるだろうが、相当優秀な内容で勝って来ても、皐月賞のレベルを超えるのは難しいと思う。
1着:サートゥルナーリア 勝ち馬注目
 サートゥルナーリアが勝って4戦4勝。前走から中106日での勝利という事で、年明け初戦の皐月賞を制したのは史上初。ホープフルS以来中106日。この臨戦関係も関係なく、皐月賞としては、これまで最長間隔での勝利となったが、パドックでは適度な気合いと落ち着きがあって、仕上がりは完璧に映った。競馬もこの馬としては後ろのポジションとなったが、2着のヴェロックスを目標に隙が無かった。今までと次元の違う時計勝負にも対応できていた。相手も強いので、接戦にはなったが、競馬の形態としては横綱の取り口。ダービーも2着馬・3着馬との再戦になるだろうが、一歩リードは変わりないと思う。
騎乗したC.ルメール騎手は先々週の桜花賞に続いてG1制覇となった。そして史上9人目のクラシック完全制覇を達成。
C.ルメール騎手最後よく動いていました。はい、最後は熱い戦いだった。彼にとって初めてだった。そんな戦いで、スタンドの前はちょっと物見した。でもゴールまで頑張ってくれました。すごく良い馬。とても乗りやすかった。調教でも良い感じだった。今日も問題なかった。とても良かった。今日は休み明けでしたので、多分彼のコンディションはまだ100%じゃなかったですけど、まぁダービーでトップコンディションになるかもしれないと、能力が沢山ありますので、ダービーで絶対チャンスあります。はい、もうちょっと良くなると思う。クラシックをコンプリートすることができました。とても嬉しいです。日本に来てからすごく良い人生するだからとてもとても嬉しいです。みんなのおかげでたくさん勝つことができます。みんなに感謝したいです。ありがとうございます。

このレースの勝ちタイムは当開催3歳G1の基準タイムより2秒7も速く、2000m対象の馬場差がマイナス1秒2だった事を踏まえても -2.7-(-1.2)=-1.5 さらにペース補正が0秒4入っており、 -1.5-0.4=-1.9 で基準より1秒9速い勝ちタイムとなる。そしてメンバーランクはBだった。
勝ちタイムの1分58秒1は一昨年の皐月賞でアルアインが記録したレースレコードに0秒3劣るが、この時は馬場差がマイナス1秒9。超高速だった。今年も高速だが、そこまでは速くは無い。中盤の600mが遅くて、補正入りではあるが、完全タイム差のマイナス1秒9は極めて優秀。11着のブレイキングドーンまでがBランクに相当する。
2着:ヴェロックス
 そして2着がヴェロックス、3着がダノンキングリーだった。2着のヴェロックス、外の好位から先に仕掛けて勝ちに行く正攻法だった。サートゥルナーリアに並ばれて激しく競り合って、最後は一旦劣勢となった2着争いを、根性でもぎ取ったと、そんな感じ。川田騎手のプレーも潔かったが、馬もキャリアが多い分、競馬を知っている。ジャスタウェイ産駒でも、母の父がスタミナ型のMonsun。ダービーの2400mも距離自体は心配ない。
3着:ダノンキングリー
 そして2着がヴェロックス、3着がダノンキングリーだった。3着ダノンキングリー、4キロ絞れてデビュー戦・2戦目と同じ450キロだった。個人的な意見だが、ディープインパクトの牡馬としては理想的。大きくならないのが良いと思う。好発から内の4番手、4コーナーでは一瞬溜めて、最内を突いた。戸崎騎手も枠なりに最高の競馬だった。サートゥルナーリアが負けていないだけ上位ではあっても、能力ベースはほとんど互角に近いと言って差し支えないと思う。1つ注文をつけるなら、ダービーを勝つためには少し遅めの流れからの、瞬発力勝負がベターになると思う。
4着:アドマイヤマーズ
 4着のアドマイヤマーズ、内を立ち回って直線は前を追ったが、離された。3着ダノンキングリーとの差も、共同通信杯の0秒2が0秒4へと広がった。このレベルの2000mが長いのは確かなんじゃないだろうか。NHKマイルカップという選択肢も悪くはないと考える。
5着:クラージュゲリエ
 5着がクラージュゲリエ。4着からさらに0秒2差。ただ、こちらはアドマイヤマーズとの差を共同通信杯から詰めてはいる。ダービーを考えると距離延長はプラス。あとはひと雨欲しいところ。
8着:アドマイヤジャスタ 通信簿
 11番人気8着だった。唯一の誤算は11番人気まで評価が急落した事。結果は予想通り。

ラップタイム:S ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.311.012.011.812.312.112.212.011.911.91:59.5
当レース 12.310.512.011.812.512.112.211.711.611.41:58.1
前半1000m:59.1後半1000m:59.0
前半600m:34.8中盤800m:48.6
(600m換算:36.5)
後半600m:34.7

払戻金

単勝12170円1人気枠連4-6670円3人気
複勝12
7
4
110円
200円
160円
1人気
4人気
2人気
ワイド7-12
4-12
4-7
360円
270円
660円
3人気
2人気
5人気
馬連7-12950円3人気3連複4-7-121,480円2人気
馬単12-71,140円3人気3連単12-7-44,390円5人気


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