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2019/05/26(日) 東京11R 東京優駿

2回東京12日目  芝2400m(左/C) 基準タイム:2:25.8 次走平均着順:5.5着(16頭)
タイムレベル:C メンバーレベル:B ペース:M 馬場差:-2.8 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 1 ロジャーバローズ 牡3 57.0 浜中俊 2:22.6 0.0 2-2-2-2 35.1(11) 93.1 12 486(-8)-0.4 86.0
2着 7 ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭太 2:22.6 0.0 5-5-5-3 34.5(7) 4.7 3 454(+4)-0.4 86.0
3着 13 ヴェロックス 牡3 57.0 川田将雅 2:23.0 0.4 7-7-7-8 34.3(3) 4.3 2 486(+8)±0 82.7
4着 6 サートゥルナーリア 牡3 57.0 D.繝ャ繝シ繝ウ 2:23.1 0.5 11-11-11-11 34.1(1) 1.6 1 490(-6)+0.1 81.8
5着 9 ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦正樹 2:23.1 0.5 13-12-11-9 34.3(3) 107.9 13 486(±0)+0.1 81.8
6着 10 クラージュゲリエ 牡3 57.0 三浦皇成 2:23.2 0.6 5-6-5-7 34.7(9) 66.2 7 494(+4)+0.2 81.0
7着 14 ランフォザローゼス 牡3 57.0 福永祐一 2:23.2 0.6 8-9-9-9 34.4(5) 33.3 5 492(+4)+0.2 81.0
8着 11 レッドジェニアル 牡3 57.0 酒井学 2:23.4 0.8 15-14-13-13 34.2(2) 92.9 11 476(-4)+0.4 79.3
9着 16 タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺裕信 2:23.8 1.2 15-15-16-13 34.6(8) 265.1 15 464(+4)+0.8 76.0
10着 8 メイショウテンゲン 牡3 57.0 武豊 2:24.0 1.4 17-17-18-16 34.4(5) 80.0 10 454(±0)+1.0 74.3
11着 5 マイネルサーパス 牡3 57.0 丹内祐次 2:24.2 1.6 8-7-7-5 35.8(13) 434.3 18 476(±0)+1.2 72.7
12着 3 エメラルファイト 牡3 57.0 石川裕紀 2:24.3 1.7 4-4-4-5 36.0(14) 131.7 14 460(+6)+1.3 71.8
13着 17 ナイママ 牡3 57.0 柴田大知 2:24.5 1.9 12-12-13-13 35.3(12) 420.1 17 460(+4)+1.5 70.2
14着 2 ヴィント 牡3 57.0 竹之下智 2:24.5 1.9 13-15-16-16 35.0(10) 317.9 16 524(±0)+1.5 70.2
15着 15 リオンリオン 牡3 57.0 横山武史 2:25.0 2.4 1-1-1-1 38.3(18) 53.2 6 474(-6)+2.0 66.0
16着 18 シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩 2:25.0 2.4 8-9-9-11 36.1(15) 77.3 9 476(-2)+2.0 66.0
17着 4 サトノルークス 牡3 57.0 池添謙一 2:25.8 3.2 3-3-3-3 37.6(17) 67.7 8 462(-4)+2.8 59.3
18着 12 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 M.デムーロ 2:26.9 4.3 17-17-15-16 37.4(16) 25.9 4 492(-16)+3.9 50.2

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒3だった。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておくと、ほとんどがマイナス2秒台だった。
 先週からCコースに替わったこともあって、開催6週目とは言え、かなり速い時計の出る馬場だった。週明けの大雨の影響も残っていなくて、最終週なのにこの開催で最も速い時計のレベルになった。あと上位馬の脚質を見ると、BコースからCコースに替わった影響か、土曜は内を通った馬の活躍が目立った。そして日曜になると、大分差し馬が活躍し始めたが、いずれにしろ時計が速すぎて、外一気で差し切るには厳しい馬場だった。なお、東京は連続開催で来週、つまり3回東京2週目まで引き続きCコースが使用される。
レースコメント
 さぁまずはスタートだが、1番人気のサートゥルナーリアあまり良くなかった。ちょっと軽く躓くような感じでゲートを出て、流れに乗れない場面があった。そしてロジャーバローズが行きかけたところを、外からリオンリオン。これはもうかなり思いっきり良く行った。その後1000mの通過が実は57秒8ということで、かなりハイラップだった。2番手につけたロジャーバローズというのは、そこから10馬身ぐらい離れてる感じだったので、ちょうど59秒台後半ぐらいのラップで走っていると思う。ですから、ポジショニング的には、逃げたリオンリオンは速すぎて、ロジャーバローズのところがちょうど良い流れで、その後ろはちょっと遅すぎる感じの展開になった。3番手以降はやはりサートゥルナーリアの動きが気になるところもあったのだろう。各騎手もうちょっと前に行っているイメージを持っていたと思うが、思いのほか後ろにいたことによって、ちょっとそこに惑わされた部分はあると思う。それでも外から一気にサートゥルナーリアが上がって来た時に、このまま突き抜けるのかなと思ったが、この辺りからちょっと伸び脚が鈍り始めて、逆に前の2頭は止まらずに、しぶとく競り合うような形になった。ダノンキングリーもしぶとく迫っているが、それ以上にロジャーバローズがしぶとくて、結果クビ差で1着ゴールインという形になった。
角居勝彦調教師は皐月賞をサートゥルナーリア、そして日本ダービーをロジャーバローズで制した。異なる管理馬で、同じ年の皐月賞・日本ダービーを制したケースというのは史上初めて。
タイムランクがC・メンバーランクはBだった。これ、ダービーのレースレコードではあるが、馬場差を踏まえると完全タイム差はマイナス0秒4で、タイムランクはC。その点は気をつけておいた方が良いと思う。
1着:ロジャーバローズ
 12番人気ロジャーバローズが勝った。2桁人気の馬の勝利は1966年のテイトオー以来、53年ぶり、また重賞未勝利の馬のダービー制覇は1996年のフサイチコンコルド以来で23年ぶりとなる。驚いた。ペースの話で言うと、先ほど今言ったように、59秒台ぐらいで1000m通過しているので、ちょっとドンピシャのポジションだったと思う。あともう1個勝因を挙げるとすると、それでも早めに前を捕らえに行った。東京の4コーナーってちょっと後ろを待っちゃうケースがあるが、後ろ待たずに浜中騎手が早めに動いたことによって、最後クビ差勝てたという状況なので、これは馬のデキももちろん良かったが、ジョッキーの好騎乗もあった。いろんな事が上手く噛み合っての勝利だと思うが、この馬のしぶといという能力は、最大限に活かしたと思う。
浜中俊騎手あのー本当にまだ実感もなくて、フワフワしている。落ち着いてると言うか、思考停止してるような感じ。本当に多くの関係者やファンの皆様に声をかけていただいて、最高に嬉しかったです。そうですね。あのーまぁ多分残ってるんじゃないかなとは思ったんですけども、ずっとわからないなと思っていた。そうですね。リオンリオンがどれぐらいのペースで行くかわからなかったが、あまりスローペースじゃなくて、ある程度流れる競馬がしたいなと思っていたので、本当にプランの中で1番良い条件だなという風には、向正面では思っていた。そうですね、あまり描いたプラン通りに乗れる事って少ないんですけども、本当に今日に限っては1番良い形で競馬ができたと思う。それはもう、ゴールを過ぎでも確信できなかったぐらい無我夢中でした。本当にダービーね、今年乗れないのかなという風に思っていて、京都新聞杯で騎乗依頼をいただいて、そこからダービーにまたチャンスが巡ってきて。こういう最高の結果を得ることができて、本当に競馬は改めて本当に最後までわからないなというのは、身にしみて思った。

2着:ダノンキングリー
 そしてロジャーバローズにクビ差まで詰め寄ったダノンキングリーが2着だった。前回より落ち着きがあったと思う。レースも行きたがるのを上手くだめて流れに乗ったと思う。残念なのは、直線に向いてからねちょっと右に寄れた。それが無ければとちょっと思ってしまうぐらいの着差だったので、ただ、距離も克服しましたし、全能力を発揮しての2着だったと思う。
3着:ヴェロックス
 その後やや離れた3着争いでは2番人気のヴェロックスが1番人気サートゥルナーリアを内から交わして先着した。ヴェロックスに関しては、一旦サートゥルナーリアに前に出られているが、もう1回差し返して3着なので、しぶとくしぶとく脚を使って、この馬の特性は活かしたと思う。これも力を出し切っての3着だと思うので、内容としては良かったと思う。
4着:サートゥルナーリア
 あと問題は4着サートゥルナーリア。これはねまずちょっと、輪乗りとか返し馬の映像を見て欲しいが、テンションがパドックの後半ぐらいから、ちょっとテンションが上がり始めて、結構もうこの段階で頭を盛んに動かして、発汗も目立っていた。スタンド前のスタートでも、中山の皐月賞で経験してるので、大丈夫だと思ったが、また東京の大歓声とはちょっと少し違った。馬のスイッチが入ってしまったのか、結果スタートで出遅れて、流れに乗れず。このレベルで止まる馬ではないのは間違いないので、あとは精神面のこういう部分だけクリアしてくれれば、もっと大化けして来ると思う。私、個人としては今回の1走だけで見限りたくはなくて、もっと将来強い馬になると考えている。
D.レーン騎手返し馬の感じは良かったんですが、ゲートに着いて時間が経つにつれて緊張し、テンションが上がってきてしまいました。ゲートの中でもガタガタしていて、一度は落ち着いたんですが、開くタイミングで潜ろうとしてしまいました。その分、思っていた理想のポジションよりも後ろになり、早目に仕掛けて行かざるを得なくなった分が最後に響きました。

5着:ニシノデイジー
 5着ニシノデイジー、これは大健闘だったと思う。末脚を温存させて、ここ何走かの中で1番折り合いがついていましたし、最後もしぶとくこの馬らしく、脚を使っていたので、これはよく頑張ったと思う。
7着:ランフォザローゼス
 あと7着ランフォザローゼスはまだ馬がちょっと若い。今回もちょっと外に最後の直線で行きかける場面があったので、もう少し身体全体がパンとしてくれば、もっとやれると思う。
18着:アドマイヤジャスタ
 あとアドマイヤジャスタが18着シンガリ負けになった。これは体重が16キロ減って、やはり本来の調子がなかったと思う。これは体調さえ戻って来れば、まだまだ巻き返して来る馬だと思う。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m合計
クラス平均 12.510.912.112.412.312.412.612.412.211.611.511.82:24.7
当レース 12.710.711.411.411.612.012.312.412.212.011.912.02:22.6
前半1200m:69.8後半1200m:72.8
前半600m:34.8中盤1200m:71.9
(600m換算:36.0)
後半600m:35.9
グラフ

払戻金

単勝19,310円12人気枠連1-47,150円18人気
複勝1
7
13
930円
210円
190円
9人気
3人気
2人気
ワイド1-7
1-13
7-13
1,990円
2,280円
380円
18人気
20人気
3人気
馬連1-711,200円23人気3連複1-7-1312,050円30人気
馬単1-747,090円66人気3連単1-7-13199,060円355人気

除外馬一覧 (4頭)

除外 馬名
非当選馬 ヒーリングマインド
非当選馬 ヒルノダカール
非抽選馬 カフジジュピター
非抽選馬 ディスモーメント

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