2016年1回中山4日目

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中山 京都
  馬場コメント
 2000m対象の馬場差は今年の初日開催となった先週火曜、2日目の土曜、3日目の日曜までがマイナス0秒9。そして4日目の月曜がマイナス0秒8だった。中山は昨年暮の開催から実質的には連続開催ですので、さかのぼって昨年5回開催5日目から8日間の馬場差を振り返っておく。暮れの5日目がマイナス0秒7、Cコースに替わった今開催はマイナス0秒9でスタートして4日目がマイナス0秒8で、大きな動きはなく速めの時計が出るコンディション。なお、今週は4日間を振り返る訳だが、1/5の開催初日から9日土曜の2日目まで3日間の間隔があったので、初日の分析を終えた後、土曜以降の3日間開催を振り返っていく。
 Aコース使用だった昨年12月の時点で内が傷んでいた訳ではないが、Cコースに移ってコーナーが緩くなった影響もあって、馬場差はマイナス方向に動いた。4コーナーで前につけていないと上位に来ることができないレースというのが多かったが、スローペースばかりだった事が大きく影響していて、特に先行有利な馬場だったという事ではない。なお。1回中山の芝は全てCコースが使用される。
 (土日月開催について)改めて馬場差を確認しておく。芝2000m対象の数値馬場差は2日目土曜・3日目日曜はマイナス0秒9。4日目月曜がマイナス0秒8だった。
 時計の出方は初日とあまり変わらなかった。初日と比べると差し馬の好走が多かったが、スローペースのレースが初日ほど多くなかったため。馬場の傾向が変わった訳ではない。
 1800m対象の数値は初日の火曜がプラス0秒1、2日目土曜がプラス1秒0、3日目日曜がプラス1秒1、4日目月曜がプラス1秒2。1200m対象の数値は初日がマイナス0秒1、土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3、月曜がプラス0秒4だった。ダートもさかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは5回開催後半、そして年明け初日は水準かそれに近いレベルだったが、2日目以降はプラス1秒台になった。1200mは1800mほどの変化はないものの、今年に入ってジワジワプラス方向に数値が大きくなっている。
 表面はパサパサに見えても中の方には水分があって、時計の掛かるコンディションではなかった。時計の出方は昨年12月の開催と同じぐらい。で、中山のダートにしては、上がりの速いレースが多くて先行馬の好走が目立った。
 (土日月開催について)改めて1800m対象の馬場差は2日目土曜がプラス1秒0、3日目日曜がプラス1秒1、4日目月曜がプラス1秒2。1200m対象の馬場差は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3、月曜がプラス0秒4だった。週末は気温が下がるという事で木曜に凍結防止剤を散布して凍結しないように含水率を下げた。そのために時計が掛かる力のいる馬場となり、特に1800m以上は初日とは全くの別ものだった。特に上がりが掛かって1800m以上では差し・追い込みが決まるレースも多かった。


  タイム分析
 2016/01/11 (月)  芝=-0.8  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1600 メンデンホール 牝3 未勝利 1:36.8 +0.8 -0.6 +0.8 -0.6 D C 8.19
6R T2000 キングオブアームズ 牡3 未勝利 2:03.9 +0.8 -0.6 +1.0 -0.8 SL C 6.53
10R T1200 スカイキューティー 牝6 サンライ1600 1:08.2 -0.2 --- +0.3 -0.5 D D 7.71
11R T1600 ビービーバーレル 牝3 フェアリ(G3) 1:34.3 -0.4 --- +0.2 -0.6 C D 7.69
12R T2200 マイネルサージュ 牡4 500万下 2:15.1 +0.2 -0.9 +0.2 -0.9 C C 7.31
 2016/01/11 (月)  ダ=+1.2 / 1200m=+0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ゴールデンレッグ 牝3 未勝利・牝 1:13.9 +0.9 --- +0.5 +0.4 D D 6.94
2R D1800 ルミナリースピン 牡3 未勝利 1:56.7 +0.8 --- -0.4 +1.2 B C 6.25
3R D1200 パブロ 牡3 新馬 1:13.4 +0.2 --- -0.2 +0.4 C C 7.00
4R D1800 ミラクルウィング 牡3 新馬 1:59.3 +3.0 -0.6 +1.2 +1.2 SL C 9.06
7R D1200 ナムラヒラリー 牝5 500万下 1:12.7 +0.8 --- +0.4 +0.4 D D 5.81
8R D1800 ヴィータアレグリア 牝5 1000万下・牝 1:56.2 +3.0 -0.5 +1.3 +1.2 SL D 8.88
9R D2400 シップウ セ5 成田特別1000 2:36.9 +1.9 --- +0.3 +1.6 C C 8.25


  馬券Summary
芝1600mの特殊性
 京都金杯が1600mになってから京都金杯と東京新聞杯を連勝した馬はハットトリック1頭だけ。京都金杯と東京新聞杯だけに限らず芝1600mの重賞を連勝するのは難しい。3歳以上、4歳以上の芝1600mの重賞を勝って、中4週以内で次走も芝1600mの重賞を勝った馬は過去30年で7頭だけ。3歳戦でもチューリップ賞と桜花賞を連勝した馬はテイエムオーシャン、ブエナビスタ、ハープスターだけ。
 このような危険なパターンを覆した馬は名馬であることが多い。ヴィクトリアマイルと安田記念を中2週で連勝したウオッカも好例。このような危険なパターンを知っておくと、それを覆された場合早めにその馬がその後、チャンピオン級になることに気づける利点がある。
 重賞だけなく、芝1600mのタイムランクAで2着や3着だった馬は次走危ない。新馬戦、未勝利戦では大丈夫な場合が多いが、500万より上のクラスでは危ない。
 芝1600mのAランクは少ないが、2015/10/17の東京8R、2着馬は次走12着で3着馬は次走10着。2014/11/30の東京7R、2着馬は次走14着で3着馬は次走8着。しかし次走で惨敗した2,3着馬4頭のその次は全て3着以内だった。
 つまり芝1600mのAランクで好走すると次走反動が出て危ないが、その次は巻き返してくるということ。ただし、勝ち馬に関しては必ずしも全力を出していない場合もあり次走危険ということではない。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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