2025年4回阪神8日目

開催一覧
2025/11/16 (日)
東京 京都 福島
2025/11/15 (土)
東京 京都 福島
2025/11/09 (日)
東京 京都 福島
2025/11/08 (土)
東京 京都 福島
2025/11/02 (日)
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2025/10/26 (日)
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2025/10/25 (土)
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2025/10/13 (月)
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2025/10/12 (日)
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2025/09/28 (日)
中山 阪神
2025/09/27 (土)
中山 阪神
2025/09/21 (日)
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2025/09/20 (土)
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2025/09/15 (月)
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2025/09/14 (日)
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2025/09/07 (日)
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2025/09/06 (土)
中山 阪神 札幌
2025/08/31 (日)
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2025/08/30 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/24 (日)
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2025/08/23 (土)
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2025/08/09 (土)
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2025/08/02 (土)
新潟 中京 札幌
2025/07/27 (日)
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2025/07/26 (土)
新潟 中京 札幌
2025/07/20 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/19 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/13 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/12 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/06 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/05 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/29 (日)
福島 小倉 函館
2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
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2025/06/21 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/15 (日)
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2025/06/14 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/08 (日)
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2025/06/07 (土)
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2025/04/27 (日)
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2025/04/26 (土)
東京 京都 福島
2025/04/20 (日)
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2025/04/19 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
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2025/04/05 (土)
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2025/03/30 (日)
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2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
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2025/03/02 (日)
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2025/03/01 (土)
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2025/02/23 (日)
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2025/02/22 (土)
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2025/02/16 (日)
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2025/02/15 (土)
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京都
2025/02/09 (日)
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2025/02/08 (土)
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2025/02/02 (日)
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2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
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2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
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2025/01/18 (土)
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2025/01/13 (月)
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2025/01/12 (日)
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2025/01/11 (土)
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2025/01/06 (月)
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2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 4回阪神も先週で開催を終えました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス2秒0でした。遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、ほとんどがマイナス2秒台で速い時計の出るコンディションでしたが、先週は水準方向へ動きました。
 月曜から木曜まで雨は降らなかったんですが、金曜昼前後に10ミリの雨が降りました。土曜朝の段階では「稍重」だったんですが、1R前には「良」に回復しています。馬場差は使い込んでいた分と、水分を含んでいる分、高速の範囲内ではあっても、先々週までよりは時計を要しています。日曜は乾きが進みましたが、同時に使われた頻度も増しており、土曜より0秒1速くなっただけです。脚質の傾向は先々週までと同様に差しがよく決まっていました。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒9でした。遡って9日間の馬場差を確認しますと、2日目以降は全て良馬場でマイナスの数値でしたが、時計の出方は安定しませんでした。
 金曜の雨で水分を含み、土曜朝は「稍重」の状態でした。レースが始まる前に「良」に回復したのは芝と同様です。土曜の馬場差はマイナス1秒台だった開催2週目、3日間競馬の前半2日間に近く、速い時計の出やすいコンディション。日曜は0秒1乾いています。一定ではないにしても、土曜を通して風が強かったんですが、時計の出方に極端な影響は及ぼしていません。


  タイム分析
 2025/09/27 (土)  芝=-1.9  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1200 フォーゲル 牡2 未勝利 1:09.1 -0.9 --- +0.2 -1.1 C C 7.86
4R T1600 ホワイトオーキッド 牝2 新馬・牝 1:34.6 -1.2 --- +0.3 -1.5 C C 8.33
5R T2000 フリーガー 牡2 新馬 2:01.5 -0.8 -0.3 +0.8 -1.9 D C 4.67
7R T2200 アロンディ 牡3 1勝クラス 2:13.6 -0.4 -0.7 +1.0 -2.1 SL C 7.85
8R T1600 スライビングロード 牝3 2勝クラス 1:33.4 -0.6 -0.5 +0.4 -1.5 D C 6.29
10R T1200 シュタールヴィント 牡5 道頓堀S(3勝) 1:08.3 -0.2 -0.2 +0.7 -1.1 D C 6.00
 2025/09/27 (土)  ダ=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ブロンテス 牡2 未勝利 1:25.5 -0.5 --- +0.3 -0.8 D C 4.89
2R D1800 シーズザスローン 牡2 未勝利 1:54.6 -0.1 -0.3 +0.6 -1.0 D C 5.80
6R D1800 ストップヤーニング 牡3 1勝クラス 1:52.5 -0.6 --- +0.4 -1.0 D C 8.00
9R D1400 ペルセア 牝2 ヤマボウ(1勝) 1:25.5 +0.3 --- +1.1 -0.8 E C 5.75
11R D2000 ホウオウルーレット 牡6 シリウスH(G3) 2:04.8 +1.0 --- +2.1 -1.1 E D 5.00
12R D1200 タカネノハナコサン 牝5 2勝クラス 1:10.6 -1.1 --- -0.4 -0.7 B D 7.83

阪神4R 2歳新馬・牝 注目
 2着だったルージュプルーヴについて。
2着:ルージュプルーヴ 
 スタート後に置かれて後方待機。流れは平均ペースだったんですが、勝ち馬は5番手、3着馬は番手併走の内で流れに乗っていました。一方、この馬が外に出したのは直線。切れるという感じではないんですが、長く脚を使って勝ち馬に0秒2差。自身の上がり600mは最速で、レースの上がりを1秒上回っていました。エピファネイア産駒、お母さんのレッドルレーヴは1勝馬でもフラワーカップで2着時。叔父に京成杯・青葉賞・ダイヤモンドステークスいずれも2着のランフォザローゼス、京王杯スプリングカップ制覇のレッドモンレーヴがいて、三大母は名牝のエアグルーヴです。442キロの牝馬で、調教でも速い時計は1本だけ。攻めておらず、幼さの残る現状だけに先行きが余計楽しみです。1つ勝って芯がしっかりすれば、大きな舞台に乗ってくると、そんな可能性があります。
阪神7R 3歳以上1勝クラス タイムSL
 中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
阪神8R 3歳以上2勝クラス 注目
 2着だったバレルターンについて。
2着:バレルターン 番組注目馬
 前走小倉で3着だった際の勝ち馬テレサは次走ローズステークスで2着に入りました。直線内に閉じ込められて、2着ミッキーゴールドに前をカットされる不利もありました。そして今回も同じようなレースです。スローペースの好位を進んでいた勝ち馬に対して、こちらは中団のイン。外からかぶされて気を遣い、直線も進路が狭くなります。最後にこじ開けてテラメリタを交わして、その相手を突き放したのは、能力の高さとともに、勝負根性の良さだと思います。プレッシャーのかかる競馬でも一息入れて状態はフレッシュでしたし、2勝クラスは順番待ち以上の確率で勝てるはずです。
阪神9R ヤマボウシ賞 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
阪神11R シリウスS タイムE
 基準より2秒1遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはDでした。外枠から内に切れ込んで、初ダートのホウオウプロサンゲが逃げます。ジューンアヲニヨシ・ルクスフロンティアが2番手・3番手、直後にジンセイ。1000m通過1分1秒5は平均ペースなんですが、後半は1分3秒3を要しています。これはあくまでレベルの問題、重賞としては少し物足りないと解釈したいです。逃げ馬を4コーナー手前で吸収したジューンアヲニヨシが先頭。ジンセイが追いますが、タイトニットはここで脱落します。馬群に入れて進んだテーオーパスワードが伸び切れないのに対して、中を割って伸びて来たのがサイモンザナドゥ、さらにブライアンセンスの内に入れてから外に出したホウオウルーレットが大外を強襲。4頭がもつれるようにゴールに入ってきて、結果ホウオウルーレットが差し切っていました。
1着:ホウオウルーレット 
 混戦を断ったのはホウオウルーレットでした。東京大賞典を4連覇したオメガパフュームの半弟です。父がスウェプトオーヴァーボードからロージズインメイに変わり、渋さを増しています。スパッとは切れないで、エンジンの掛かりも遅いんですが、その分長く脚を使えます。時計と上がりを要する、良馬場のダート2000mが最適だったのと、ペースが流れたのも幸いしました。また、岩田康誠騎手も、ここまでこの馬は2勝・2着2回と手の内に入れてもいました。1800mの重賞でも4着・5着。前走はリステッド競走で2着していて、常に△程度警戒が必要な馬です。息の長い活躍ができるのも、この馬の血統的な特徴です。
2着:サイモンザナドゥ 
 2着はサイモンザナドゥでした。瀬戸S3着時はテーオーパスワードより1キロ重い負担重量で3着。離されたんですが、他にも、観月橋ステークスでは勝ち馬ジンセイと同じ負担重量で3着があって、ハンデ差があれば、付け込めるだけの戦績を3勝クラス在籍時に残していました。勝ち馬同様に時計が遅かったこと、ハンデ戦だった事が好走の要因とは言え、一概にフロックとは言えません。また。池添騎手の運びも満点に近かったと思います。
3着:ジューンアヲニヨシ 
 その後、ジューンアヲニヨシ3着に残しました。ダートを使い出してから勝ち鞍こそないんですが、4回中3回が馬券対象内。この馬もハンデ差をつけるだけの能力がありました。内枠からの積極策も功を奏した形ですが、ブリンカーを着用して行き脚が違いましたし、流れを考えれば、この馬なりに強い内容ではあります。これからも変に抑えないで、正攻法の先行策が正解だと思います。オープン特別やリステッド競走ならいつでもチャンスがあります。
4着:ジンセイ 
 その後差がなく2番人気ジンセイ4着でした。G3は前走の平安ステークスに続いての4着です。今回は0秒1差ですから、いくらも負けていなくて、上位2頭とは勝ちに行った分の差と取るべきでしょう。馬柱内の汚れが少ない、いわゆる成績が安定しているんでね、いつも人気になりがちなんですが、さらに経験を積んでいけばチャンスも出てきます。距離は1ハロン短く1800mでも良いと思います。
5着:ブライアンセンス 
 その後5着がブライアンセンスでした。中間は調教の動きが鈍く感じられていました。距離が初めての分も若干あると思いますが、ひと伸びを欠いたのはハンデと言うよりも状態面だと思います。併せ馬の反応が良くなれば巻き返して来ます。
7着:テーオーパスワード 
 そして1番人気のテーオーパスワードは7着でした。この馬の場合はケンタッキーダービー5着の実績がどうしても先に来るんですが、失速した馬を交わしただけの内容は、勝ちに行って3着のフォーエバーヤングとは根本的に違います。前走勝ちがオープン特別でEランクなんでね、結果論ですが今回はちょっと人気になりすぎました。ただ、それでも負けすぎの感じもあります。
阪神12R 3歳以上2勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは古馬2勝クラスの基準タイムより1秒1速く、1200m対象の馬場差がマイナス0秒7だった事を踏まえますと、 -1.1-(-0.7)=-0.4 で、基準より0秒4速い勝ちタイムとなります。
1着:タカネノハナコサン 
 タカネノハナコサンが楽々と逃げ切りました。タカネノハナコサンは外枠から飛ばして前半600m34秒3。大きな完歩で後続をグングン離して行きます。そしてラスト600mを36秒3でまとめて5馬身差の圧勝。強かったと思います。3歳春に不良馬場の阪神1200mをタイムランクAの逃げ切り勝ち。現オープンのドンアミティエを完封した実績があります。この後に骨折・転厩などで、順調さを欠いたんですが、まともな仕上げと精神状態で臨めば、このぐらいの芸当は想像できた存在でした。前走から馬体が増加してパンパンに張っており、今回ね4キロ減ったと言っても、その馬体を維持しています。良馬場でもBランク勝ちしたのは収穫です。前半をリズムに乗せて運べれば3勝クラスでも通用しますし、今回は外枠だったんですが、好走時は内枠・中枠でも結果が出ています。
2着:ランウインディ 
 2着以下は離された。2着のランウインディは勝ち馬から0秒8差でDランク相当です。強い勝ち馬相手に勝ちに行くのを避けて粘り込んだ形です。ここ3走が4着・5着・5着と詰めが甘かったんで、今回は内枠もプラスに働きました。
3着:ジャスパーバローズ 
 3着ジャスパーバローズは中団内からスルスルと伸びて来ました。この馬も内枠が功を奏した形。距離短縮後は前に行くよりも、脚を溜めた方に好走例が多いんですが、まだアテにできない面もあります。
4着:フィドルファドル 
 そして1番人気フィドルファドルは4着。ゲートに難があって、突進して外枠発走になってしまいました。それでも前走よりはスタートはマシでした。Bランクで1勝クラスを勝ったんですが、これを含めて2勝はどちらも中京のダート。阪神の前走4着時の走破時計からは、今回もこんなもんだと思います。

解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)

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