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2023/06/18(日) 東京11R ユニコーンステークス

3回東京6日目  ダ1600m 基準タイム:1:36.9 次走平均着順:6.87着(15頭)
タイムレベル:B メンバーレベル:C ペース:H 馬場差:-1.2 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 ペリエール 牡3 56.0 C.ルメール 1:35.0 -0.5 4-3 36.1(3) 2.8 1 472(±0)-0.7 97.5
2着 7 サンライズジーク 牡3 56.0 三浦皇成 1:35.5 0.5 2-2 36.8(6) 23.6 7 500(-3)-0.2 91.3
3着 13 ブライアンセンス 牡3 56.0 横山武史 1:35.7 0.7 8-9 36.2(4) 3.1 2 492(+4)±0 88.8
4着 15 メイショウモズ 牡3 56.0 戸崎圭太 1:35.7 0.7 15-15 35.5(1) 84.8 11 490(-8)±0 88.8
5着 9 グレートサンドシー 牡3 56.0 川田将雅 1:35.7 0.7 12-9 36.2(4) 4.1 3 494(-2)±0 88.8
6着 1 オマツリオトコ 牡3 56.0 M.デムーロ 1:35.7 0.7 12-13 36.0(2) 15.2 4 478(-4)±0 88.8
7着 12 ヘンリー 牡3 56.0 松山弘平 1:36.3 1.3 6-6 37.0(7) 17.0 5 526(-6)+0.6 81.3
8着 11 ニシノカシミヤ 牝3 54.0 永野猛蔵 1:36.7 1.7 1-1 38.7(14) 31.8 8 466(±0)+1.0 72.2
9着 6 アイファーテイオー 牡3 56.0 藤懸貴志 1:36.7 1.7 8-6 37.4(10) 147.0 15 448(-2)+1.0 76.2
10着 14 ハードワイヤード 牡3 56.0 菅原明良 1:36.7 1.7 8-9 37.2(9) 86.4 12 510(+8)+1.0 76.2
11着 4 ラフエイジアン 牡3 56.0 田辺裕信 1:36.8 1.8 14-13 37.1(8) 52.3 10 466(-2)+1.1 75.0
12着 8 カレンアルカンタラ 牡3 56.0 津村明秀 1:37.1 2.1 6-6 37.8(12) 112.1 14 492(-10)+1.4 71.3
13着 2 ジャスパーバローズ 牡3 56.0 丸山元気 1:37.2 2.2 8-9 37.7(11) 42.1 9 504(+6)+1.5 70.0
14着 10 ニシキギミッチー 牡3 56.0 武豊 1:37.5 2.5 3-3 38.6(13) 89.3 13 480(±0)+1.8 66.3
15着 5 ワールズコライド 牡3 56.0 大野拓弥 1:38.3 3.3 4-5 39.3(15) 20.4 6 532(+4)+2.6 56.3

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒4への変動、日曜がマイナス1秒2でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと全てマイナスの数値で、この開催に入ってからは雨の影響もあってほとんどマイナス1秒を超えています。
 土日とも良馬場だったんですけれども、木曜から金曜の雨の影響が残りまして、土曜朝はまぁこう速い時計の出るコンディションでスタートしました。そして徐々に乾いて行って、後半は水準方向に動きました。日曜はですね、土曜終盤からさらに乾いたんですが、それでもマイナス1秒台です。まぁ良馬場としては時計の出やすいコンディションだった訳ですね。開催前半と違って、差し・追い込み馬の活躍が顕著になってきました。まぁ言わば東京らしい脚質不問の地力勝負のレースが多かった訳です。先週の特徴ですけれどもね、逃げ馬が苦戦を強いられた事、これを挙げることができると思います。
レースコメント
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。タイムランクはB・メンバーランクはCでした。さぁまずはスタートですがニシノカシミヤが良いスタートでしたね。この馬は逃げた事によってハイペースという事になるんですけれども、前半の800m46秒3で行って、上がりが48秒7ですから、前後半差が2秒4もあったという所なんですが、ただこう離れた2番手以降は、まぁほぼ適正な平均ペースと見て良いんじゃないでしょうか。直線、ニシノカシミヤ粘っているんですが、それを追ってサンライズジークとペリエールが伸びて来ます。まずサンライズジークが逃げ馬を交わすというのが、普通なところなんですけれども、もうそれも無いという地点でペリエールがもう抜け出す脚が早すぎた。この時点でもう1・2着はほぼ決まってますんで、レースの焦点は3着争いに絞られたという事になりますね。
このレースはハイペースですけれども、離れた2番手以降が適正な平均ペースとして、まぁ良い記録が出やすいラップ構成になります。東京のダート1600mというのは、やはりですね非常に良い記録が出やすくて、力の勝負になりやすいという点で、私は一番好きなレースで、本当に今年もそういうレースになったというのが、率直な感想ででしてね、まぁユニコーンステークス・フェブラリーステークス・武蔵野ステークス、やっぱりこの東京のダート1600m、まずスローにはなりませんし、私がそうね一番好きな3つのレースを挙げろと言うと、実はこの3つになるというね、そういう今年もそれぐらいのレースをしてくれたと思ってます。
1着:ペリエール 勝ち馬注目
 とにかく強かったです。強かったですね。ここまで強かったかなっていうのはまぁ改めてですね、ちょっと驚かされましたけれども、タイムランクはBで勝ちタイムは1分35秒0。この馬はここ数年来、過去10年ぐらいざっと振り返ってみますとね、1分35秒0以下で3馬身以上ちぎった馬ってどれかなと思い出しますと、最近ではまずカフェファラオですね、それからルヴァンスレーヴという事は、この2頭は後にG1を勝っている訳ですから、まあちょっと話が気持ちが早い話なんですが、もうペリエールはG1を勝つ馬だという事が、この過去の馬との比較から、そしてパフォーマンス自体も全く引けを取らないという事でね、またこのヘニーヒューズが凄い馬を出したなという所でしょうか。
2着:サンライズジーク
 2着には山本直也さんの注目馬サンライズジークでした。まず7番人気という低評価は結果から見て、ちょっと人気がなさすぎたと。これはちょっとローテーションが、人気を下げるような、盲点になってしまったと思います。実際、東京の1600mダートで2戦2勝の馬ですし、速いタイムで走って、強い競馬をしてきた訳ですからね、今回はやっぱり1番競馬しづらかったのは、この馬なんですよね。というのも、あれだけニシノカシミヤに離して逃げられてしまうと、自分が動いて行くしかないんで、実は1番嫌な役回りをしなきゃいけないんですが、三浦騎手とすれば、非常に良いタイミングで交わしに行ったと思うんですよね。ところが勝った馬が、もうその所で外から追い上げて来てしまったというところなんで、これはこれで仕方なく、一応まぁ着差的に安泰の2着ですから、しっかり力を出し切ったという所だと思います。
3着:ブライアンセンス
 ブライアンセンスは今回中団・後方からでしたが3着でした。そうですね、いろんな競馬ができる馬なので、あの位置からでもとは思うんですけれども、やはり前の組にこれだけ強い馬がいますと、これだと同等の競馬をして行かないと、やっぱり勝機はないという事になります。という点で、速い流れの中、強い相手のいる中でも、ある程度の位置で流れに乗せて行くという事がが、今後のテーマ・課題として残ったと思いますし、もう1つやっぱり3月のデビューで、もう今回が5戦目という事で、まぁ状態は良い状態で来たとは思うんですけれども、やはり他の馬の方にやはり臨戦過程で有利差があったという所も1つ敗因として考えています。
4着:メイショウモズ
 その後クビ差4着がメイショウモズですが、最後方から追い込んで来ましたね。これ11番人気、まぁ1勝クラス勝ってない馬ですから、当然人気がないんですが、スタートで外へ逃げまして、まぁああいう競馬になった訳ですけども、元々競馬っぷりは先行タイプなんですよね。ところが今回は追い込んで上がり600m最速ですからね、これはポテンシャルあるなっていう競馬した訳です。ただ、まだまだ荒削りと言うか馬が若すぎると言うか、結局先方も何も定まっていない訳ですよね。その中で、追い込みをすればこれだけの脚が使えるという事で、前走までのレースぶりを見ると、先行する事もできると。いわゆる多彩な才能があるんだけれども、まだ現時点では安定して力は発揮できないんではないかという所があるんで、今回の4着を即次走に結びつけるのはちょっと危険な部分はあると思います。
5着:グレートサンドシー
 グレートサンドシーは5着でした。そうですね、この馬はちょっとテンションが高かったという事と、それとやっぱり非常に折り合いの難しさがありますんで、非常に競馬のプランというか、その乗り難しさがありますね。つまり、ある程度の位置で折り合う事ができれば良いんですけれども、なかなかテンションの高さと折り合いというモノを両方クリアしてレースに臨むとですね、どうしてもポジションが悪くなって、折り合いに専念せざるを得ないという事になります。それでも直線はしっかり脚を使いました。昨年は1番人気で6着したリメイクという馬が負けましたけども、あの馬は一脚使って止まってしまったんですね。その時点で、リメイクは東京の1600mダートは長いと。この馬はもうスプリンターなんだなという事が非常に分かりやすい負け方をしたんですけれども、今年のグレートサンドシーというのも、1400mダートで勝って来た馬ですから、ひょっとしたらスプリンター寄りのマイラーで、今回距離が短いっていう負け方をするんじゃないかなって、私思ってたんですけども、それとは全く逆でしたね。距離自体はそのテンションと折り合いという問題をしっかりクリアして、成長して行けば、距離はこなせるという事は分かりましたので、リメイクとは違うタイプだという事がわかったという事で、まぁとりあえず今回は5着ですけれども、今後に期待を持てる、そういう馬だという事ははっきり分かったと思います。
13着:ジャスパーバローズ
 ジャスパーバローズは13着でした。東京でもやはりマイルはちょっと合わなかったんでしょうかね。そうですね、まずペースが忙しすぎてですね、速すぎて、やっぱりなし崩しに、追走で脚を使ってしまってるという事と、やっぱりこの流れをある程度着いて行ってしまうと、脚を使えないという事ですよね。使ったレースの上がり600m37秒7ですから、脚使ってない訳ですね。ですから、前回の新潟戦はある程度ちょっと決め打ちのような競馬をしましたけれども、上がり600m最速を使ってますし、現状はやっぱりワンターンの瞬発力はないという事で、まぁそうね、狙うとすればこれはレパードステークスだったんじゃないのかなという感じで、2ターンで見直しが必要だという所でしょうかね。

ラップタイム:H ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m合計
クラス平均 12.210.811.512.112.412.112.112.51:35.7
当レース 11.911.011.711.711.711.912.712.41:35.0
前半800m:46.3後半800m:48.7
前半600m:34.6中盤400m:23.4
(600m換算:35.1)
後半600m:37.0
グラフ

払戻金

単勝3280円1人気枠連2-42,740円12人気
複勝3
7
13
140円
400円
140円
1人気
7人気
2人気
ワイド3-7
3-13
7-13
1,160円
240円
1,020円
13人気
1人気
10人気
馬連3-73,360円10人気3連複3-7-133,050円6人気
馬単3-74,580円12人気3連単3-7-1318,060円42人気


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