中山 阪神
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2022/12/28(水) 中山11R ホープフルステークス

5回中山9日目  芝2000m(右/A) 基準タイム:2:00.7 次走平均着順:5.19着(16頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:B ペース:SS 馬場差:-0.5 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 11 ドゥラエレーデ 牡2 55.0 ムルザバ 2:01.5 0.0 2-2-2-2 35.0(9) 90.6 14 508(+4)+0.6 68.0
2着 8 トップナイフ 牡2 55.0 横山典弘 2:01.5 0.0 1-1-1-1 35.0(9) 18.7 7 494(+4)+0.6 68.0
3着 15 キングズレイン 牡2 55.0 C.ルメール 2:01.7 0.2 14-14-11-11 34.3(1) 18.2 6 484(+4)+0.8 66.0
4着 1 ファントムシーフ 牡2 55.0 福永祐一 2:01.7 0.2 7-7-7-6 34.6(2) 5.1 2 502(+10)+0.8 66.0
5着 18 ミッキーカプチーノ 牡2 55.0 戸崎圭太 2:01.8 0.3 3-3-3-3 35.1(12) 3.0 1 524(+2)+0.9 65.0
6着 9 セブンマジシャン 牡2 55.0 C.デムーロ 2:01.9 0.4 9-9-10-8 34.7(4) 7.0 3 484(+8)+1.0 64.0
7着 2 ハーツコンチェルト 牡2 55.0 松山弘平 2:02.0 0.5 10-10-11-11 34.6(2) 9.0 5 496(-2)+1.1 63.0
8着 4 セレンディピティ 牡2 55.0 武豊 2:02.0 0.5 7-7-7-8 34.9(7) 19.8 8 478(-2)+1.1 63.0
9着 3 シーウィザード 牡2 55.0 浜中俊 2:02.1 0.6 3-3-4-4 35.3(15) 89.7 13 472(+4)+1.2 62.0
10着 14 ジェイパームス 牡2 55.0 イーガン 2:02.3 0.8 10-13-11-11 34.8(5) 34.3 10 494(+4)+1.4 60.0
11着 6 グリューネグリーン 牡2 55.0 M.デムーロ 2:02.3 0.8 6-6-6-4 35.3(15) 29.9 9 474(-2)+1.4 60.0
12着 13 ヴェルテンベルク 牡2 55.0 横山武史 2:02.5 1.0 16-14-15-15 34.8(5) 55.6 11 480(-4)+1.6 58.0
13着 7 ボーンイングランデ 牡2 55.0 斎藤新 2:02.6 1.1 10-10-11-14 35.1(12) 278.0 17 470(+2)+1.7 57.0
14着 17 ジュンツバメガエシ 牡2 55.0 石川裕紀 2:02.6 1.1 10-10-7-8 35.5(17) 243.1 16 492(-6)+1.7 57.0
15着 5 フェイト 牡2 55.0 坂井瑠星 2:02.6 1.1 3-3-4-6 35.7(18) 76.8 12 488(+2)+1.7 57.0
16着 10 ガストリック 牡2 55.0 三浦皇成 2:02.8 1.3 14-16-15-15 35.1(12) 7.9 4 518(+8)+1.9 55.0
17着 12 モンドプリューム 牡2 55.0 横山和生 2:03.0 1.5 18-18-17-17 35.0(9) 370.0 18 486(±0)+2.1 53.0
18着 16 スカパラダイス 牡2 55.0 今村聖奈 2:03.0 1.5 17-17-17-18 34.9(7) 234.4 15 464(+2)+2.1 53.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 今回は24日土曜日・25日日曜そして28日水曜日、いわゆる開催7日目から9日目を振り返っていきます。まずは5回中山の開催ですね、芝の馬場差は2000m対象の数値が土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒5、そして水曜もマイナス0秒5でした。まずは遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値ですが5日目までがマイナス1秒台。6日目以降は水準方向に動きました。
 まずですね、22日の木曜に雨が降った影響で土曜は5Rまで「稍重」でした。9R以降は良馬場なんですけど、乾いてはいるもののコーナーの内側ですね、そこが掘れて行ったために前半と後半で馬場差は一定でした。日曜は1日を通して良馬場。土曜より乾いて馬場差は少しだけマイナス方向に動きました。その後も雨は降らず、水曜は土日よりも含水率は下がっていましたが、傷みも進んでいるので、馬場差は日曜と同じでした。この開催は全てAコースが使用されましたが、年明けの1回中山はCコースに移ります。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはBでした。トップナイフが逃げて、それにドゥラエレーデが並びかけて4コーナーです。1000m通過が1分1秒5。これは4年前の1分2秒5や2年前の1分1秒9よりは速いんですけども、その2回は1000m通過後にペースアップしていました。今年は1000m通過後もペースが上がらず、1400m通過の1分26秒5というのは、G1昇格後で最も遅いです。3コーナーでペースアップすると、3番手のミッキーカプチーノ手応えが悪化して、直線に入ると先行2頭との差が開きました。楽に先行した2頭は全くスピードが落ちず、トップナイフが逃げ切ったようにも見えましたが、ゴールの瞬間ドゥラエレーデが前に出ていました。外から伸びたキングズレインの脚は目立ちましたが、3着までが精一杯でした。
なお、G1で14番人気以下の馬が勝ったのは2014年2月のフェブラリーSを制した制したコパノリッキー以来だという事です。
1着:ドゥラエレーデ
 前へ行った2頭追い比べとなり、14番人気のドゥラエレーデがハナ差競り勝ちました。B.ムルザバエフ騎手はJRAのG1 2度目の騎乗で、早くもビッグタイトルを獲得しました。ドゥラエレーデはですね、基本的にハミに頼って背中が伸びた状態で走っているので、追っての鋭さがなく、東京の東京スポーツ杯2歳ステークスでは伸び負けしましたけども、中山内回りのスローペースで先行して、鋭さが必要なかったのが良かったかと思います。ただ、道中は折り合いを欠いてるように見えるほどハミをかけて、状態を引き起こして走らせており、馬もそれに応えて以前ほどは背中が伸びていないですね、道中。それでも今回に関しては展開に恵まれたと言わざるを得ませんけども、馬の成長もこの勝利に繋がったと思います。
2着:トップナイフ
 ハナ差2着がトップナイフ、涙を飲みました。トップナイフ、完璧な逃げでしたよね。その完璧な逃げからタイミング良くペースアップしました。ゴールの瞬間負けていましたけども、素晴らしいレース運び。1勝目を挙げた頃はハイペースの逃げで、後続にも脚を使わせてこそというタイプかと思っていましたけどもね、まぁこういう溜め逃げで脚を残して、最後伸びるようになったというように成長著しいです。
3着:キングズレイン 解説推奨
 3着争いも同タイムの接戦でしたが、キングズレインがクビ差ファントムシーフを抑えました。3着のキングズレインはずーっと外を回っていましたし、4コーナーではジュンツバメガエシが外に膨らんだ事で、その影響でかなり外へ振られました。しかも、前残りの展開。完全な不発パターンだったと思うんですけどもね、そこから伸びて3着というのは素晴らしいですね。晩成血統なので、来年は更に期待できると思います。
4コーナーでですね、かなり外へ振られながら前残りのスローペースを鋭く伸びて3着まで来た訳ですけども、このですねスローペースを鋭く伸びてというのが、もうすでにこの馬の血統のイメージとまるで違います。母の母がリッスンなんですけども、このファミリーの馬は晩成かつ鋭さがありません、だいたい。菊花賞2着のサトノルークスはですね、3歳春のクラシック出走はしましたけども大敗。3歳時にエリザベス女王杯で3着に入ったタッチングスピーチは3歳春のクラシックには出走していません。このファミリーの馬がですね、2歳の内に上がり34秒を切って勝ったのは、このキングズレインの百日草特別が初めてなんですけども、この晩成の母系でしかも父がルーラーシップなのに2歳の内から切れ味を発揮している訳ですから、末恐ろしいと思います。これ次走の狙いというだけでなくて、来年注目馬の3歳馬ですね。
4着:ファントムシーフ
 そして4着のファントムシーフはスタートが遅かったです。内枠と流れが遅い事を生かして中団にはつけられましたが、4コーナーで前の馬が失速せず、さらに外をマクる馬が多いのでそこで動けず、直線に入るまで追い出す事ができませんでした。直線で詰まったりはしていませんけども、追い出してすぐに鋭く反応する馬ではないので、追い出しが遅れたのは痛かったですね。
5着:ミッキーカプチーノ 通信簿
 その後ですね大川さんの狙い馬ミッキーカプチーノ、5着でした。この3着・4着はですね展開が向かなくても力を示したと言えるんですけども、ミッキーカプチーノはスローペースの3番手でした。1コーナーで他馬と接触した事も多少影響していそうですが、3コーナーでペースアップした時に手応えが悪化。大跳びなので、コーナーでペースアップすると反応できないのではないかと推測します。まぁ中山よりは東京向きではないかと思います。
1番人気5着でした。これもうG1回顧で1回触れていますけどもね、個人的にはもう少し言い訳をさせていただきたい。この馬を狙い馬とした時に、「次は共同通信杯あたり」というのを想定していて、それが外れた時点で負けなんですけどもね、中山さらに中山のスローというのは本当に合わないと再確認できたので、次走が共同通信杯なら改めて狙いたいと思いますが、そこにもしキングズレインが出てくるとちょっと厳しいと思います。
16着:ガストリック
 16着のガストリックですね。出遅れてはいないんですけども、なかなかスピードに乗れませんでした前半。初の中山が影響したのかもしれませんが、いずれにしてもこの展開であの位置では厳しいですね。とは言え、キングズレインは3着に来ている訳ですけどもね。新馬戦や東京スポーツ杯2歳ステークスの内容からして、16着という実力ではないはずです。東京コースでの巻き返しを期待できると思います。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.611.312.512.412.212.112.212.211.812.12:01.4
当レース 12.611.312.212.712.712.512.511.911.211.92:01.5
前半1000m:61.5後半1000m:60.0
前半600m:36.1中盤800m:50.4
(600m換算:37.8)
後半600m:35.0
グラフ

払戻金

単勝119,060円14人気枠連4-629,300円32人気
複勝11
8
15
1,410円
390円
480円
14人気
6人気
7人気
ワイド8-11
11-15
8-15
13,070円
10,940円
3,350円
74人気
69人気
33人気
馬連8-1164,580円80人気3連複8-11-15232,970円296人気
馬単11-8175,230円177人気3連単11-8-152,466,010円2046人気


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