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2020/10/25(日) 京都11R 菊花賞

4回京都6日目  芝3000m(右・外/A) 基準タイム:3:05.3 次走平均着順:7.06着(18頭)
タイムレベル:A メンバーレベル:C ペース:S 馬場差:+1.2 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 コントレイル 牡3 57.0 福永祐一 3:05.5 0.0 7-7-5-4 35.2(2) 1.1 1 458(-2)-1.5 108.7
2着 9 アリストテレス 牡3 57.0 C.ルメール 3:05.5 0.0 7-7-7-4 35.1(1) 23.0 4 474(+8)-1.5 108.7
3着 10 サトノフラッグ 牡3 57.0 戸崎圭太 3:06.1 0.6 14-15-15-14 35.2(2) 34.9 5 490(+4)-0.9 104.7
4着 8 ディープボンド 牡3 57.0 和田竜二 3:06.2 0.7 5-5-3-2 36.1(6) 51.6 7 484(-6)-0.8 104.0
5着 15 ブラックホール 牡3 57.0 藤岡佑介 3:06.2 0.7 12-12-13-11 35.4(4) 116.8 14 436(-8)-0.8 104.0
6着 13 ロバートソンキー 牡3 57.0 伊藤工真 3:06.6 1.1 14-14-15-14 35.6(5) 76.7 9 470(-4)-0.4 101.3
7着 6 ヴェルトライゼンデ 牡3 57.0 池添謙一 3:06.9 1.4 10-10-10-8 36.3(7) 10.3 2 488(±0)-0.1 99.3
8着 14 ヴァルコス 牡3 57.0 岩田康誠 3:07.1 1.6 9-9-10-8 36.5(8) 42.2 6 502(+6)+0.1 98.0
9着 2 ガロアクリーク 牡3 57.0 川田将雅 3:07.5 2.0 4-4-3-2 37.4(13) 82.5 10 498(-4)+0.5 95.3
10着 11 バビット 牡3 57.0 内田博幸 3:07.6 2.1 2-2-2-1 37.7(14) 12.5 3 450(-12)+0.6 94.7
11着 4 マンオブスピリット 牡3 57.0 M.デムーロ 3:07.6 2.1 16-16-10-11 36.9(10) 116.6 13 488(+2)+0.6 94.7
12着 5 サトノインプレッサ 牡3 57.0 坂井瑠星 3:07.8 2.3 10-10-9-8 37.2(12) 96.9 11 484(±0)+0.8 93.3
13着 1 ディアマンミノル 牡3 57.0 幸英明 3:07.9 2.4 12-12-13-11 37.1(11) 109.9 12 458(-6)+0.9 92.7
14着 16 ターキッシュパレス 牡3 57.0 富田暁 3:07.9 2.4 17-17-18-18 36.6(9) 254.4 16 472(+4)+0.9 92.7
15着 7 ダノングロワール 牡3 57.0 北村友一 3:08.5 3.0 5-5-5-7 38.1(15) 64.2 8 488(+4)+1.5 88.7
16着 12 レクセランス 牡3 57.0 松山弘平 3:09.2 3.7 3-3-7-14 38.4(17) 140.6 15 480(-4)+2.2 84.0
17着 18 ビターエンダー 牡3 57.0 津村明秀 3:09.4 3.9 18-18-15-14 38.3(16) 302.1 17 476(+2)+2.4 82.7
18着 17 キメラヴェリテ 牡3 57.0 松若風馬 3:11.7 6.2 1-1-1-4 41.8(18) 324.0 18 540(±0)+4.7 67.3

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒6からプラス1秒3への変動、日曜がプラス1秒1からプラス0秒8への変動でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響で全てプラスの数値。しかも変動になっています。
 木曜から金曜にかけて雨が降り、土曜は稍重。徐々に乾いているので、後半の方が速い時計が出るようにはなっていますが、もう蓄積されたダメージが大きいので、後半でも馬場差はプラス1秒以上。日曜は良馬場で土曜と同じように、後半ほど乾いて速い時計が出るようにはなっていますけども、良馬場でも時計が掛かる事には替わりはなかったですね。傷みは全体に広がって来たので、土曜の前半は内を通る馬が結構好走していましたが、日曜は馬場の中ほどに出した馬が伸びるようになり、そして日曜の後半は菊花賞、1周目のスタンド前でももう内を空けるようになっていました。今週まで4週連続でのAコース使用なので、完全な良馬場でも速い時計が出るようにはならないでしょう。
レースコメント
 レースは2周目4コーナー、外枠から先手を主張したキメラヴェリテに変わってバビットが上がって行きました。1000mごとに区切ると、1分2秒2-1分2秒6-1分1秒7。まぁ馬場状態を考慮するとかなり厳しいラップで、誤魔化しが効かないレースでした。逃げたキメラヴェリテはもう4コーナーで早々に失速し、2番手バビットが先頭に立ちましたが、早めに外に出して追い上げていたコントレイルが直線入り口ではもう先頭に立つ勢い。終始コントレイルをマークして進めたアリストテレスも手応え良く着いてきて、直線で長い追い比べになりましたが、もうついに並ばせずコントレイルが押し切りました。離れた3着争いは4コーナーで2番手まで上がっていたディープボンドが苦しくなりながらも粘っていましたが、溜めるだけ溜めて伸びたサトノフラッグがゴール寸前で捉えて3着に上がりました。
3冠馬の中で、菊花賞における2着馬との着差がクビ差だったのはコントレイルだけで、最小の着差だということです。
G1回顧のコーナーで取り上げましたので詳細は省きますが、基準より1秒5速い勝ちタイム。メンバーランクはCでした。
最近10年でですね、このAランクの菊花賞の勝ち馬というのはオルフェーヴル・ゴールドシップ・エピファネイア・トーホウジャッカルでして、このトーホウジャッカル以外の3頭はその後もG1を制したという実績があります。Cランクで菊花賞を勝ったキタサンブラックやサトノダイヤモンドもその後G1を勝っているので、その後の活躍が菊花賞のタイムランクと完全に比例してい訳ではないんですけども、トーホウジャッカルが勝った時は馬場差マイナス1秒7という超高速馬場でした。そういう馬場ではない時の菊花賞のAランクでの勝ち馬というのは、まぁ信頼度は高いので、コントレイルも今後期待できると思います。
1着:コントレイル
 コントレイルが父ディープインパクト以来15年ぶりに無敗の3冠を達成しました。親子2代での3冠制覇は初めてです。3冠馬は菊花賞では差をつけて勝つ事が多いんですけども、コントレイルは最後までハラハラとさせる勝ち方。しかし、自身にとってベストではない3000m。それも瞬発力だけでは勝てない馬場状態やレースラップになって、それで競り勝ったというのはクビ差でも強さを証明したと言えます。こいうキツい勝ち方をしてジャパンカップというのは日程がきつくなっちゃいますけどもね、能力は3歳でジャパンカップを勝てるレベルだと思います。騎乗した福永祐一騎手だが、史上最年少での3冠達成騎手という事になりました。
福永祐一騎手 いやー、思ってた以上に接戦になりましたんでね、最後は相手の脚色も良かったんで、何とか凌いでくれっていう気持ちで追っていましたけれども、本当に馬がよく応えてくれて、あの最後まで抜かせなかったですね。本当に改めて凄い馬だなと思います。
とにかくゲートインするまでは油断せずに気を引き締めて臨んだんですけども、まぁスタートもある程度良いスタートを切ってくれたんですけど、まぁその後やはりちょっと折り合い面で言うと、ウマくリラックスさせる事はズッとできなかったですね。ずっとあの2着馬が斜め後ろにいて、プレッシャーかけてきていたんでね、それもあって馬は随分とちょっとエキサイトしてましたけど、何とか我慢してくれたと思います。
相手の馬がなかなか手応え良かったんで、ズッと並走する形になってましたんでね、ちょっとマズいなと思いましたけど、馬を信じて自分の気持ちだけはブレないように強い気持ちを持って追ってました。
いや「本当に長い距離お疲れ様でした」という。やっぱり3000mは彼にとっては長い距離でしたし、今日も決してベストパフォーマンスを発揮できた訳ではないですけど、それでも勝ち切ってくれたっていう事が、本当に素晴らしい事だと思いますし、無敗の3冠馬ディープインパクトが達成して以来、その息子がね同じように無敗の3冠を達成したっていうことは、世界でも例を見ないことだと思いますし、大変な偉業だと思います。その鞍上に自分が居れたっていうことを、本当に誇りに思います。
これは馬がもたらしてくれた勲章です。コントレイルのおかげです。

2着:アリストテレス
 そして2着がアリストテレス。コントレイルにクビ差の惜敗でした。アリストテレスは母の母がグレースアドマイヤ。晩成血統らしく夏を越して瞬発力も備えましたが、本領発揮は長い距離でのスタミナ勝負ですね。適正の高さを遺憾なく発揮しましたが、コントレイルが強かったです。今後も2400m以上では安定して活躍しそうです。
3着:サトノフラッグ
 その後は接戦の3着争いだったんですが、サトノフラッグ3着でした。このサトノフラッグはですね、前走セントライト記念では4コーナーでマクって直線で失速したんですが、もう今回は徹底的に溜めて3コーナーでは一時最後方になっていました。これが脚を溜める作戦が功を奏しての3着なんですけども、多くの馬が失速した結果3着まで上がれたという内容かなと思います。
4着:ディープボンド
 4着ディープボンドは展開を考えるとよく粘りました。京都だと粘り強いんですけども、今後は坂コースの克服が鍵になりそうです。
7着:ヴェルトライゼンデ
 そして2番人気のヴェルトライゼンデは7着でした。1着・2着馬よりも後ろにいて、それで先に手応えが悪くなっていた訳ですから苦しかったですね。まぁイメージほど長距離向きではないのかもしれません。
10着:バビット
 そして3番人気のバビットは10着でした。もう体型が長距離向きではないですし、この展開では厳しかったんですけども、コーナー4つの2000m前後では活躍しそうです。

ラップタイム:S ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m2600m2800m3000m合計
クラス平均 12.911.911.912.512.212.413.213.012.612.512.612.111.911.712.13:05.5
当レース 12.811.912.113.312.111.913.112.412.512.712.912.211.811.612.23:05.5
前半1400m:87.2後半1400m:85.9
前半600m:36.8中盤1800m:113.1
(600m換算:37.7)
後半600m:35.6
グラフ

払戻金

単勝3110円1人気枠連2-5510円2人気
複勝3
9
10
110円
350円
360円
1人気
4人気
6人気
ワイド3-9
3-10
9-10
530円
550円
2,780円
3人気
4人気
24人気
馬連3-9910円3人気3連複3-9-103,810円10人気
馬単3-91,010円3人気3連単3-9-108,740円21人気

除外馬一覧 (11頭)

除外 馬名
非当選馬 アンティシペイト
非当選馬 ココロノトウダイ
非抽選馬 アイアンバローズ
非抽選馬 イロゴトシ
非抽選馬 エンデュミオン
非抽選馬 コロンドール
非抽選馬 サトノゴールド
非抽選馬 タイセイモンストル
非抽選馬 トウカイデュエル
非抽選馬 ヒートオンビート
非抽選馬 ラインハイト

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