日付 | レース名 | 着 | コメント | |
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2021/11/28 | JC(G1) | 1着 | コントレイルが有終の美を飾り、G1 5勝目を挙げました。スタートを決めて、道中はオーソリティ・シャフリヤールが見える位置でレースを進めて、しっかりと伸びて快勝しました。もうホント文句がつけようのない騎乗だったと思いますし、勝ちっぷりも豪快でしたよね。引退レースに向けてきっちりとピークに仕上げた陣営の手腕もお見事でしたし、まぁこれからはねちょっと残念ではありますが、コントレイルの産駒に期待したいと思いますね。騎乗した福永祐一騎手、ジャパンカップは初制覇です。 福永祐一騎手 ありましたね。はい、あのーやはり今年に入ってから、勝つ事ができていなかったんで、やはり3冠馬の名誉を守りたいっていう気持ちは本当に強くありましたし、秋初戦の天皇賞でもね、素晴らしい状態だったんですけど、勝つ事ができなかったんで、まぁ今日こそは何としてもという思いではいました。 今回のジャパンカップは日本ダービー馬4頭が初めて同一レースに出走する事が話題になりましたが、その4頭を全てがディープインパクト産駒でした。そしてディープインパクト産駒のダービー馬が古馬のJRAG1を制したのはこのコントレイルが初めてだという事です。僕はもう馬を後は痛めないように、バランスを崩して馬の馬体に悪い影響が出ないように、そこだけでしたね。あまり相手の事は見てなかったです。はい。 いや、そうですね。素晴らしい時間をあの馬に与えていただきました。ホースマンとして、これ以上ないっていうぐらいの経験を積ませていただきました。こんな馬には出会えないんじゃないかって思います。凄い馬だっていう事は、これから種牡馬になってまた証明されると思います。皆さん、これから2年後・3年後かなコントレイルの子供がまた競馬場に戻って来ると思いますけども、僕自身も非常に楽しみにしてますし、また競馬の歴史を作ってくれる子供を生み出してくれるんじゃないかなと期待してます。 | |
2021/10/31 | 天皇賞秋(G1) | 2着 | そして2着が1番人気のコントレイル、3着が2番人気グランアレグリアでした。2着のコントレイルは昨年のジャパンカップの時は、もう状態が雲泥の差でしたね。ただ、あの体制から伸びきれず、勝ち馬に突き放されたという点では物足りなさも残りました。上がり600mは最速。これは評価すべき記録ですが、ラストで苦しがって内へもたれていた点は嫌なサインでもあってですね、私はジャパンカップでは現時点では本命は打ちづらいです。 | |
2021/04/04 | 大阪杯(G1) | 3着 | その後の3着が1番人気コントレイルでした。馬体増は想定通り。太くはなく、これは成長分ですね。ただ、身上の切れ味を発揮するには、稍重までが限界かもしれません。今回に関しては3着争いに競り勝った点をとりあえずは評価しておきたいと思います。次は捲土重来の場となります。三冠馬の看板にこだわらなければ、安田記念でも良いと私個人的には思っています。 福永祐一騎手 少しうるさかったけど、ゲートは五分に出てくれました。ただ結構流れていたし、長い距離を使って来ていたためか、思ったよりも後ろでのレースに。3コーナー辺りから動きましたが、思った以上に馬場が悪くなっているためか、最後は厳しくなりました。動いて行かなくてはいけない立場なので仕方ありませんが、グランアレグリアには競り勝ってくれましたからね。勝ち馬は最後まで止まらなかったし、強かったです。 | |
2020/11/29 | JC(G1) | 2着 | その後無敗で三冠を制したコントレイルが2着でした。4コーナー過ぎにデアリングタクトにちょっと寄られるような形になって、外へ出さざるを得なくなって、その後追われると少しふらつきました。しかし、それでも上がり最速の34秒3をマーク。一瞬は前を飲み込むかという走りも見せましたね、これで無敗ではなくなったんですけど、この伝説のジャパンカップの継承者としてね、今後の走りを見守りたいと思います。 | |
2020/10/25 | 菊花賞(G1) | 1着 | コントレイルが父ディープインパクト以来15年ぶりに無敗の3冠を達成しました。親子2代での3冠制覇は初めてです。3冠馬は菊花賞では差をつけて勝つ事が多いんですけども、コントレイルは最後までハラハラとさせる勝ち方。しかし、自身にとってベストではない3000m。それも瞬発力だけでは勝てない馬場状態やレースラップになって、それで競り勝ったというのはクビ差でも強さを証明したと言えます。こいうキツい勝ち方をしてジャパンカップというのは日程がきつくなっちゃいますけどもね、能力は3歳でジャパンカップを勝てるレベルだと思います。騎乗した福永祐一騎手だが、史上最年少での3冠達成騎手という事になりました。 福永祐一騎手 いやー、思ってた以上に接戦になりましたんでね、最後は相手の脚色も良かったんで、何とか凌いでくれっていう気持ちで追っていましたけれども、本当に馬がよく応えてくれて、あの最後まで抜かせなかったですね。本当に改めて凄い馬だなと思います。 とにかくゲートインするまでは油断せずに気を引き締めて臨んだんですけども、まぁスタートもある程度良いスタートを切ってくれたんですけど、まぁその後やはりちょっと折り合い面で言うと、ウマくリラックスさせる事はズッとできなかったですね。ずっとあの2着馬が斜め後ろにいて、プレッシャーかけてきていたんでね、それもあって馬は随分とちょっとエキサイトしてましたけど、何とか我慢してくれたと思います。 相手の馬がなかなか手応え良かったんで、ズッと並走する形になってましたんでね、ちょっとマズいなと思いましたけど、馬を信じて自分の気持ちだけはブレないように強い気持ちを持って追ってました。 いや「本当に長い距離お疲れ様でした」という。やっぱり3000mは彼にとっては長い距離でしたし、今日も決してベストパフォーマンスを発揮できた訳ではないですけど、それでも勝ち切ってくれたっていう事が、本当に素晴らしい事だと思いますし、無敗の3冠馬ディープインパクトが達成して以来、その息子がね同じように無敗の3冠を達成したっていうことは、世界でも例を見ないことだと思いますし、大変な偉業だと思います。その鞍上に自分が居れたっていうことを、本当に誇りに思います。 これは馬がもたらしてくれた勲章です。コントレイルのおかげです。 | |
2020/09/27 | 神戸新聞(G2) | 1着 | コントレイルが秋初戦を圧勝した。ディープインパクトは馬体が軽いから飛べた。オルフェーヴルは気性の激しさがたまらなく魅力的だった。ただ、この馬は強烈な個性がない。あえて言えば完璧すぎるのが個性でしょうか。あると言うか2歳秋の東京スポーツ杯2歳ステークスと比較しても、馬体面・精神面と大きく変わらない中で強さを誇示し続けている。成長力があるとか無いとか、そんなものとは次元が違う気もする。ライバルが弱すぎて、時計を含めて真の価値が見えて来ないのはかわいそうなくらい。3冠制覇は通過点に過ぎない。 | |
2020/05/31 | 東京優駿(G1) | 1着 | コメントなし | |
2020/04/19 | 皐月賞(G1) | 1着 | 皐月賞が好タイムなら、皐月賞の上位馬がダービーでも上位を占めるとは限らないが、コントレイルはダービーも圧勝して2冠達成。皐月賞では予定より位置が後ろで、不本意なレースになったためにこの程度の着差だったが、普段通りに運べればダービーの勝ちっぷりになるのだろう。 | |
2019/12/28 | ホープフ(G1) | 1着 | 番組注目馬コントレイルが勝って3戦3勝。G1初制覇。コントレイルは向正面で少し行きたがっていましたし、直線では逆に気を抜いてるような素振りもあったが、危なげない勝利だった。能力が極めて高い事は東京スポーツ杯2歳ステークスの内容とタイムでもう明白になっているので、あとはその能力通りの成績を残せるかどうかがカギとなる。で、まぁ2歳のG1を勝ったディープインパクト産駒は、これまで3歳春のG1を1勝もしていないので、そのパターンを崩せるかどうか。騎乗した福永騎手だが、この勝利によって現在行われている2歳G1レースを初めて完全制覇となった。 福永祐一騎手 いやー強かったですね。もう僕は掴まっているだけだった。いつもスタートが上手な馬なので、あまり下げすぎないようにとは思ったが、あのー上手い形で、前に馬を置く形取れましたので、前めでしたけど、自信を持って前を捕まえに行った。ちょっと燃えやすいところがあるが、上手く我慢して道中運べましたし、それは牧場・調教とそういう目的を持って取り組んでくれていたので、それが上手くレースで活きたと思う。非常に楽な手応えだったので、ここからどれぐらい突き抜けるかなと思ったが、先頭に立つとちょっとこうまだ躊躇するような面がありましたので、だからこの間ライアンがしばきまくっていたのかなと思った。2歳G1は3つですし、本当に将来有望な若馬に沢山騎乗依頼いただいていたおかげだと思いますし、今日は本当にG1でもありましたので、もちろん結果を求めなければいけない点もあるのですけど、それ以上に彼がこの先どういう舞台で、どれぐらい活躍をするかというのを占う上でも非常に重要な一戦だったと思いますし、ホントに上手な競馬をしてくれたと思います。 矢作芳人調教師は有馬記念・ホープフルSと2週連続のG1制覇となった。さらにホープフルSは28日土曜日に行われたので、中5日でのG1連勝という事。JRAのG1日程としては珍しいケースとなった。 | |
2019/11/16 | 東京スポ(G3) | 1着 | 1番人気コントレイルが従来のJRA2歳レコードを1秒1、コースレコードを1秒4も更新するタイムだった。これはもうほんとケチのつけようがないという言葉がピタリと当てはまる。折り合いがついて、仕掛けてからの反応も早い。レースはペース補正を実は施している。ですから、上がりの速さでタイム全体を押し上げている感じなので、タイムランク的にもA。ですから全く文句はつけようないですし、仮にホープフルSとか朝日杯FSに使って来ても、十分勝てるだけのパフォーマンスを見せてくれたと思う。 | |
2019/09/15 | 新馬 | 1着 | コメントなし |