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2021/10/31(日) 東京11R 天皇賞(秋)

4回東京8日目  芝2000m(左/B) 基準タイム:1:58.4 次走平均着順:5.71着(14頭)
タイムレベル:C メンバーレベル:B ペース:SS 馬場差:-1.3 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 5 エフフォーリア 牡3 56.0 横山武史 1:57.9 -0.1 6-6-6 33.2(3) 3.4 3 514(+4)+0.1 91.0
2着 1 コントレイル 牡4 58.0 福永祐一 1:58.0 0.1 9-8-8 33.0(1) 2.5 1 464(-8)+0.2 94.0
3着 9 グランアレグリア 牝5 56.0 C.ルメール 1:58.1 0.2 2-2-2 33.8(9) 2.8 2 504(+2)+0.3 89.0
4着 8 サンレイポケット 牡6 58.0 鮫島克駿 1:58.4 0.5 10-6-6 33.6(5) 113.5 10 472(±0)+0.6 90.0
5着 15 ヒシイグアス 牡5 58.0 松山弘平 1:58.7 0.8 7-8-8 33.7(7) 40.4 7 492(+2)+0.9 87.0
6着 4 ポタジェ 牡4 58.0 川田将雅 1:58.7 0.8 4-3-3 34.1(12) 23.3 5 474(+2)+0.9 87.0
7着 13 ペルシアンナイト 牡7 58.0 大野拓弥 1:58.7 0.8 15-15-14 33.1(2) 159.1 13 490(-12)+0.9 87.0
8着 12 ラストドラフト 牡5 58.0 三浦皇成 1:58.9 1.0 7-10-11 33.6(5) 190.4 14 462(-6)+1.1 85.0
9着 16 ユーキャンスマイル 牡6 58.0 藤岡佑介 1:59.0 1.1 13-14-14 33.4(4) 153.0 12 500(-16)+1.2 84.0
10着 11 ムイトオブリガード 牡7 58.0 柴田善臣 1:59.1 1.2 11-12-11 33.8(9) 332.6 16 492(-10)+1.3 83.0
11着 7 ワールドプレミア 牡5 58.0 岩田康誠 1:59.1 1.2 14-13-11 33.7(7) 30.2 6 482(-4)+1.3 83.0
12着 14 カレンブーケドール 牝5 56.0 戸崎圭太 1:59.2 1.3 4-3-3 34.7(14) 19.6 4 482(+2)+1.4 78.0
13着 3 モズベッロ 牡5 58.0 池添謙一 1:59.3 1.4 11-10-8 34.2(13) 104.6 9 482(+2)+1.5 81.0
14着 10 カイザーミノル 牡5 58.0 横山典弘 1:59.3 1.4 1-1-1 35.0(16) 146.7 11 466(-2)+1.5 81.0
15着 6 トーセンスーリヤ 牡6 58.0 横山和生 1:59.4 1.5 2-3-3 34.8(15) 67.1 8 488(±0)+1.6 80.0
16着 2 カデナ 牡7 58.0 田辺裕信 1:59.7 1.8 16-16-16 33.8(9) 257.8 15 478(+2)+1.9 77.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒9からマイナス1秒3への変動でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、開幕週はマイナス2秒台でスタートし、その後雨の影響でプラスの数値になる日もありましたが、終日良馬場で行われた終盤は、マイナス1秒台に戻りました。
 土曜はBコースに変わって最初の開催日で、さらに良馬場で速い時計の出るコンディションでした。日曜も芝は終日良馬場でしたが、昼から雨が降り続いて、後半はマイナス1秒台ではあったんですが、水準方向に動いて時計は掛かって行きました。先週からBコースに変わりましたけれども、脚質面では先々週までのAコースの時と比べても、さほど傾向には変化がなかったと思います。先行有利・イン有利になるのは、基本的にはタイムランクSLか緩やかなペースのレースの時で、瞬発力があればですね、位置取り・コース取りはさほど問われなかったですね。
レースコメント
 タイムランクがC・メンバーランクはBでした。レースはカイザーミノルが逃げて4コーナーです。前半1000m通過1分0秒5で、0秒7のペース補正が入ってるように、G1とすればかなり緩やかな流れでしたね。まぁ逃げ馬が不在で、逃げ候補としてカイザーミノルとトーセンスーリヤがいたんですが、いずれも速い上がりでまとめられる先行馬ではありませんから、手頃な位置から速い上がりを繰り出せるかどうかが、勝負の明暗を分けました。上位3頭は全て、その条件を満たして、その3頭で決着したんですけれども、タイムランクはCでですね、やはり一流馬らしいレースができたと評価したいですね。
1着:エフフォーリア 勝ち馬注目
 3歳馬エフフォーリアがコントレイルを抑えてG1を2勝目を挙げました。3歳馬が天皇賞・秋を制したのは2002年のシンボリクリスエス以来19年ぶり。史上4頭目となります。素晴らしい体になってましたね。さらに落ち着きも出て、まぁ心身ともに成長が著しかったと思います。レースもですね、全く減点のない騎乗で、まぁ横綱相撲に近い内容でした。このペースで1馬身差は完勝と言え、コントレイルとの負担従量差を考慮しても強かったと言うべきでしょうね。エフフォーリアに騎乗した横山武史騎手は菊花賞に続き、2週連続のG1制覇。また、横山富雄元騎手、父横山典弘騎手に続き天皇賞・秋史上初の親子三代制覇となりました。
なお、今回のエフフォーリアですが、日本ダービー以来の中153日での勝利でした。これは天皇賞・秋が芝2000mになった84年以降では、最長間隔での勝利だという事です。
2着:コントレイル
 そして2着が1番人気のコントレイル、3着が2番人気グランアレグリアでした。2着のコントレイルは昨年のジャパンカップの時は、もう状態が雲泥の差でしたね。ただ、あの体制から伸びきれず、勝ち馬に突き放されたという点では物足りなさも残りました。上がり600mは最速。これは評価すべき記録ですが、ラストで苦しがって内へもたれていた点は嫌なサインでもあってですね、私はジャパンカップでは現時点では本命は打ちづらいです。
3着:グランアレグリア
 そして2着が1番人気のコントレイル、3着が2番人気グランアレグリアでした。3着のグランアレグリアはスタートも早かったですし、2番手で折り合いもつきましたしね、この戦法は悪くなかったと思います。ただ、マイラーがですね2000mで正攻法のレースをすると、例えばダノンキングリーもそうでしたけれども、やはり最後は甘くなってしまいますね。結果論ですけれども、私はねエフフォーリアのレースをして欲しかったんですよね。
4着:サンレイポケット
 その後の4着がサンレイポケット、そして5着がヒシイグアスでした。4着のサンレイポケット、内枠で直線のコース取りも良かったですね。左回りが得意で、速い上がりを駆使できるタイプだけに、今回のレースの質はこの馬に適合していた。大健闘です。
5着:ヒシイグアス
 その後の4着がサンレイポケット、そして5着がヒシイグアスでした。5着のヒシイグアスは8ヶ月りの実戦でも太め感はなく、息はできていたようですけどもね、ギリギリ間に合ったという仕上がりでした。外枠は不利でしたが、勝ち馬をマークしながらレースを進める事ができましたしね、まぁ何にせよ地力がないとできない走りだったと思います。
6着:ポタジェ
 まず6着のポタジェですけれども、この馬レースセンスは良いんですが、瞬発力に欠けるという点がG1のひのき舞台で明白になりました。つまり、あの位置からなら上がり600mで後0秒5速い脚を繰り出せないとですね、勝ち負けには加われない訳です。それをこの馬の本質を見るか、今後の課題と見るかなんですが、私は本質だと思います。
12着:カレンブーケドール
 あと4番人気のカレンブーケドール、12着でした。タイプ的にはポタジェと同じ事が言えるんですが、こちらは流れ込みも叶わず、全く走れませんでした。見た目には敗因を特定できません。しかし、敗因を究明してきちんと処理できないと、次走で重い印は打てないですね。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.711.511.611.711.911.911.811.511.612.01:58.2
当レース 12.811.511.912.012.312.011.811.111.111.41:57.9
前半1000m:60.5後半1000m:57.4
前半600m:36.2中盤800m:48.1
(600m換算:36.1)
後半600m:33.6
グラフ

払戻金

単勝5340円3人気枠連1-3400円2人気
複勝5
1
9
120円
110円
110円
3人気
1人気
2人気
ワイド1-5
5-9
1-9
170円
200円
170円
2人気
3人気
1人気
馬連1-5390円2人気3連複1-5-9350円1人気
馬単5-1850円4人気3連単5-1-92,040円4人気


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