2017年8月7日放送

提供: 先週の結果分析
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2017/8/5(土)・8/6(日)開催

2回新潟3日目・4日目

新潟芝 土:-1.0 日:-1.0 Aコース  直線 土:-0.2 日:-0.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0。直線1000mは土日ともにマイナス0秒2だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、2000m対象の数値は全てマイナス1秒0。直線1000mは全てマイナス0秒2で全く変わらない。
 馬場差は1週目と全く同じだった。近年の夏の新潟のパターン通りだと、このまま最後までほとんど変化がないはず。開催前半でも内が有利ではないという事も近年の夏の新潟のパターン通りだが、エアレーション作業をした後の開催では、開催が進むにつれて内の方が踏み固められて、内が有利になるという場合もあるので、それには注意。なお、この開催は最終週までAコースで行われる。

新潟ダ 土:+0.6 日:+0.6  1200 土:+0.1 日:+0.1

 先週の芝の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒6。1200m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、1800mはやや時計の掛かるレベル。一方1200mは雨の影響が残った初日はいくらか時計が出やすく、2日目以降は水準前後で推移している。
 雨の影響もあった1週目よりも乾燥して、少し時計が掛かるようになった。まだパワー勝負という程ではないが、先週は時計の掛かり具合からすると、前半がオーバーペース気味で上がりタイムが掛かるというレースが多かった。その結果新潟ダートとは思えないほど差し・追い込みの好走が多かったが、ハイペースの先行で失速した馬が次にまた新潟に出走して来た場合、あっさりと巻き返すという例が頻発するのではないかと推測する。

番組注目馬

  • 土曜新潟10R 2着 ブラックプラチナム

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟10R 1着 キセキ
  • 日曜新潟05R 1着 ロックディスタウン

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜新潟08R 2着 コパノビジン

※タイム分析でも触れた通り、差す競馬をしていた馬が突然ハイペースで先行して好走したというのが理由その1だが、次走も新潟の平場で恐らく3キロ減の藤田菜七子騎手が乗るだろうという事も理由の1つ。3キロ減の効果が大きそうだという事もあるが、実は藤田菜七子騎手は明らかに左回りの方が上手いですし、実際成績が良い。右回りでもコーナーで外に膨らむような事は昨年と比べて今年は大分減っているが、左回りだとデビュー当時から実にスムーズだった。ちょっとした馬券の小ネタも入れてみた。


2回小倉3日目・4日目

小倉芝 土:-0.9 日:-0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、3日目までがマイナス0秒9、4日目がマイナス0秒8でほとんど変わらない。
 馬場差は1週目とほとんど同じだった。日曜日の昼にサーッと雨が降ったものの、時計の出方に影響する程の雨量ではなかった。単調な前残り決着は少ないものの、適切なペースなら先行馬が残れる馬場と言っても差しが全く届かない訳ではなくて、公平な馬場だと言える。4週目つまり来週までAコースが使用され、後半の2週はBコースが使用される。

小倉ダ 土:+0.6 日:+0.7

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒7だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全てプラスの数値で1週目よりも、先週の方が時計が掛かっていた。
 1週目よりさらに馬場が乾燥して、馬場差はプラス側に動いた。日曜昼の雨も表面を塗らした程度で、時計の出方に影響するほどではなかった。4コーナー2番手以内の馬が1頭も連対していないのは1鞍だけで、小倉らしく先行有利という結果だった。

番組注目馬

  • 土曜小倉05R 2着 ラブカンプー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜小倉12R 1着 ダノンチャンス

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜小倉11R 1着 タツゴウゲキ

※4コーナーで内に居てジーッとしていた事で脚が溜まって、なおかつそのまま内を抜けて来れたという事が勝因であって、1つ間違えればレパードSのエピカリスのように包まれっぱなしになってもおかしくなかった。今回は上手く行ったが、何度も続けられる事ではありませんし、外から地力で動いて重賞で勝負になるという域にはまだ達していないと思う。次もサマー2000シリーズのハンデ戦に出走すると、たぶん2キロぐらい増えますから、次は危険と見る。


1回札幌3日目・4日目

札幌芝 土:-1.9 日:-1.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒9だった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、初日がマイナス2秒0、2日目以降は全てマイナス1秒9でかなり速い時計の出るレベルで安定している。
 2週目になっても開幕週と変わらない高速馬場だった。レースの前夜や当日に雨が降れば一気に時計が掛かるのが洋芝だが、そういう事が無ければ簡単には時計の掛かる馬場にはならないだろう。ただし、高速馬場ではあっても、前残りが多い訳ではなくて、これは開幕週もそうだった。高速馬場と言っても札幌にしては時計が速いという事であって、時計が速すぎると厳しいタイプや洋芝巧者が好走しやすいという事に変わりは無い。今週までの1回札幌はAコース、来週からの2回札幌はCコースが使用される。

札幌ダ 土:-0.6 日:-0.6

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、1週目がマイナス0秒5、2週目がマイナス0秒6でやや速めの時計が出るレベルで大きな動きはない。
 1週目よりも少しだけ含水率が高くて、少しだけ速いタイムが出るようになったが、1週目とほぼ同じだと考えて良い。先週は札幌のダートにしては差し馬の好走が多かったが、ハイペースのレースが多かった事がその要員だと思う。

番組注目馬

  • 土曜札幌03R 2着 ソルオリーヴァ

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • ルーラーシップ産駒の取り扱い