2017年6月5日放送

提供: 先週の結果分析
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2017/6/3(土)・6/4(日)開催

3回東京1日目・2日目

東京芝 土:-1.3 日:-1.3 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。連続開催ですので、まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催4週目は雨の影響で時計が掛かったが、その後はマイナス1秒4かマイナス1秒3で安定している。
 木曜に少し雨が降ったが、週末には影響は残らず、速い時計の出るコンディションだった。ペース次第では高速決着もあり得る馬場で、3・4コーナーの内側はかなり荒れて来たが、直線のインコースは案外悪くなくて、安田記念2着のロゴタイプのような好走例が多かった。もちろん外も伸びるので、馬場の内・外、脚質の有利・不利はスローペースでない限りは少なかった。今週までがCコース、後半2週はDコースが使用される。

東京ダ 土:-0.1 日:+0.1

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催4週目・6週目は雨の影響が残って全ての開催日で変動となり、総じて時計が出やすく、5週目そして3回開催1週目である先週は、良馬場で水準かそれに近いレベルだった。
 先週は水準レベルで、日曜は2回開催初日からの12日間で初めてプラスの数値になったように、この連続開催では時計の掛かるレベルだった。砂埃が舞って、パサパサの印象が強くなった。上がりが掛かるのが特徴で、前へ行って粘り込むケースが多かった。

番組注目馬

  • 日曜東京05R 2着 サトノオンリーワン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜東京05R 1着 ステルヴィオ
  • 日曜東京09R 1着 バルデス

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 土曜東京09R 7着 ラーナアズーラ

※フレグモーネ明けの今回は割り引いて考えていたが、上がり600m最速でしっかり伸びている。降級馬2頭と先行馬で決着したレースですから、これ以上の走りを望むのは無理だが、パイロ産駒ながら芝で切れる事も改めて印象づけた。左回りですともたれずにまっすぐ走れる。右回りでつけたチークピーシーズは不要。中2週で東京8日目の牝馬限定芝1600mを使ってくれば面白いと思う。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 日曜東京11R 5着 エアスピネル

※直線で前が開かず、今回の敗因はそこに尽きる。まともだったら突き抜けていたかもしれない。しかし今回のレースでハッキリした事が1つだけある。それはこの馬、平均からハイペースのレースには強いけれども、スローペースは苦手。正にGIのペースはこの馬にはおあつらえ向きだった。恐らくエアスピネルの本質はスピードの持続力にあって、鋭さで勝負する瞬発力勝負型ではないと思う。今後もマイル路線を歩むとすれば、東京新聞杯で3着に敗退したように、超スローペースの瞬発力勝負で取りこぼす危険性はあると思う。


3回阪神1日目・2日目

阪神芝 土:-1.6 日:-1.7 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒7だった。
 阪神地域は木曜夜に雨が降って土日ともにかなり速い時計の出るコンディションだった。ただ、土日の比較で言うと、土曜は少しではあるものの、雨の影響が残って、日曜は乾いて土曜よりも0秒1レベルではあるが、さらに時計が出やすくなった。上位馬の脚質は開催初日の土曜は、7R以降の4鞍で全て逃げ馬が連対。前めの馬が多かった。ただ、日曜の連対馬は好位か中団ばかりで、土日で傾向は変わった。なお、今週までAコース、後半2週はBコースが使用される。

阪神ダ 土:-1.0 日:-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒6だった。
 木曜の雨の影響が残って土曜は終日稍重。馬場差はマイナス1秒0と速い時計の出るコンディションだった。しかし、日曜は乾いて良馬場になり、土曜と比べてやや時計が掛かっていたが、それでも速めの時計が出るレベルだった。上位馬の脚質を見ると、土日12鞍の内8鞍で逃げ・先行馬が連対。総じて前めの馬が粘っていたが、日曜後半になると中団の差し馬も絡んで来た。

番組注目馬

  • 土曜阪神04R 3着 チトニア

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • 3歳牝馬を優先的に狙う