2017年5月29日放送

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2017/5/27(土)・5/28(日)開催

2回東京11日目・12日目

東京芝 土:-1.3 日:-1.4 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒4だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開催4週目は雨の影響を受けたが、他の開催日はマイナス1秒4かマイナス1秒3だった。
 土曜は稍重でスタートした。芝で最初のレースである4Rの後は良馬場で行われたが、雨の影響は残っていた。それでもCコースに替わって最初の週という事もあって、速い時計の出るレベルだった。日曜は土曜よりも乾いて0秒1だけではあるが、マイナス方向に動いた。ただ、土日とも1日を通じての数値。上位馬の脚質を見ると、逃げ馬が4連対した先々週とは一転して、中団からの差し馬が大活躍した。逆に逃げ馬の連対はなくて、先行馬も2連対だけだった。ただ、圧倒的に外差しが有利かとなると、そうでもなくて日曜になって馬場が乾けば乾くほどどこを通っても同じ状況になって行った。なお、東京は連続開催で今週からの3回東京では前半2週は引き続きCコース、後半2週はDコースが使用される。

東京ダ 土:-2.0→-1.6 日:-1.3→-0.8

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス2秒0からマイナス1秒6へと変動、日曜がマイナス1秒3からマイナス0秒8への変動だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、終日良馬場で行われた3週目・5週目は水準かそれに近いレベルだったが、雨の影響を受けた4週目6週目は全て変動で、総じて速い時計の出るコンディションだった。
 木曜から土曜にかけての雨ので、土曜は脚抜きが良く速い時計の出やすいコンディションになった。後半は前半と比べれば、水準方向へ近づいたが、それでも1日を通じて高速馬場だった。日曜は土曜ほどではなかったが、速い時計の出るレベルで、また1日の中では後半の方が水準に近づいた。つまり土日を通じて見れば、土曜朝が最も時計が出やすかったと言える。あと、上位馬の脚質を見ると前めにいる馬が若干有利だった先々週とは違って、先行差し問わずまんべんなく連対していた。馬場が多少締まっていた事が影響したのかもしれない。

番組注目馬

  • 日曜東京08R 1着 ルックトゥワイス

勝ち馬の内次走上位候補

※今週からクラス編成が替わる。それを踏まえた上で挙げる。

  • 土曜東京03R 1着 ソレイユドパリ
  • 土曜東京07R 1着 ブレヴェスト

※降級して再び500万下出走可能

  • 土曜東京09R 1着 エイシンビジョン

※降級して再び1000万下出走可能

  • 土曜東京10R 1着 ムーンクエイク

※降級して再び1000万下出走可能

  • 日曜東京10R 1着 レイデオロ

津田照之 次走推奨馬

  • 日曜東京04R 2着 アンデスクイーン

※この馬好スタートを決めて道中流れに乗っていたが、直線に向いて前がちょっとスペースがなかった。内めに進路を切り替えようとするが、さらに前が開かなかった。それでも馬群がバラけてからはジワジワ脚を使った。外めをスムーズに捌いて来た勝ち馬とは、通ったコースの差が大きいと思う。とは言え、この馬自身叩き2走目距離延長でレース内容は良くなっている。次は古馬が相手になりますから、今回2着でもたぶん人気はほどほどだと思う。引き続き好走を期待。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜東京04R 4着 オーロラエンブレム

※この馬道中はインコースで上手く折り合って、距離ロスなく運んで、そして4コーナーでもスムーズに外め持ち出せた。そして直線に向いてからも追い出しをギリギリまで我慢したが、追ってからはバテた馬を交わしただけで、良い脚は使えなかった。中距離では甘くなるので、前走そして今回と短めの距離に使って来たが、どうもレースぶりに進境が見られない。ブラックエンブレムの仔という事でデビュー以来ずっと1番人気・2番人気に支持されている馬だが、どうももどかしい競馬が続いていますし、次走もとなるとどうかなと思う。


3回京都11日目・12日目

京都芝 土:-0.9 日:-0.9 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響を受けた開催4週目を除くとマイナス1秒0前後で速い時計の出るコンディションだった。
 先々週の馬場差はマイナス1秒台ではなかったが、速い時計の出るレベルではあった。また、土日での差はなかった。土曜は逃げ馬が3連対したが、日曜は連対がゼロ。かと言って外一気が決まる馬場ではないが、徐々に差し馬向きの馬場にシフトして行った。なお、関東とは違って関西は今週から開催場が阪神に替わる。

京都ダ 土:-0.6 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開催3週目はやや時計の掛かる馬場。4週目は雨の影響で一転して時計が出やすくなった。そして終盤2週はマイナスの数値ではあるが、4週目のような高速馬場ではなかった。
 馬場差については5週目と同じで、やや速めの時計が出るレベルだった。脚質的には先週、逃げ馬は1連対だけだったが、それ以外の脚質は偏った傾向はなかった。この京都開催のダートは脚質傾向にバラつきはほとんどなかった。

番組注目馬

  • 土曜京都04R 2着 ヤマニンペダラーダ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都07R 1着 インフェルノ


馬券Summary

  • 上手さと経験値と大胆さ