2017年4月24日放送

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2017/4/22(土)・4/23(日)開催

2回東京1日目・2日目

東京芝 土:-1.1 日:-0.7→-0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜はマイナス0秒7からマイナス0秒9へと変動した。
 土曜の馬場差はマイナス1秒1ですから、速い時計の出るレベルではあったが、極端に時計が出やすいコンディションではなかった。東京は2回・3回の連続10週の開催で、先週はその開幕週なので、馬場保護の観点もあってか、見た目にも草丈が長かった。しかもエアレーション作業もほどこされて、超のつくような高速馬場ではなかったと思われる。そして土曜の夜にまとまった雨が降って、日曜は稍重でスタートして土曜と比べれば時計は掛かっていた。ただ、大きく時計を要するほどではなかったですし、後半にも乾いて土曜に近いレベルにまで戻った。従って日曜は変動になる。脚質的には中団辺りからの差し馬が多く台頭した。その一方で前残りとか、後方からの差し馬同士で決まったケースもあって、極端な偏りはなかった。各馬の力が拮抗していれば、内を通った馬が活躍していたが、展開が向いたりあるいは能力があれば外からでの差しも間に合う感じの状況だった。なお、2回東京は6週の開催で、来週まではAコース。4・5週目がBコース。ダービーウィークの最終週はCコースが使用される。

東京ダ 土:-0.5 日:-2.2→-1.5

 先週の芝の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜はマイナス2秒2からマイナス1秒5へと変動した。
 土曜段階でやや速めの時計が出るレベルで1回開催と比較すれば時計は出やすくなっていた。さらに土曜の夜に雨が降って、日曜は重馬場でスタートした。脚抜きが良くてかなり速い時計の出るコンディションになった。後半馬場は乾いて行って、発表も稍重に変更になってそれでも12R時で馬場差はマイナス1秒5ですから、速い時計の出るコンディションである事には変わりなかった。良馬場で行われた土曜だが、差しが決まるケース結構あったが、馬場が締まった日曜は先行・好位組が活躍した。差し馬の連対は2頭だけで、あくまで開幕週だけを見た乾燥で言えば、馬場が乾けば差しが届いて、渋れば前が残っていた。

番組注目馬

  • なし

※Bランクのレースは数多くあったが、割と1着・2着の着差が広がったレースが多かった。ですから、2着以下は結構水準レベルぐらいだったので、今回は無しとした。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京03R 1着 ラレータ
  • 土曜東京07R 1着 レレマーマ

津田照之 次走推奨馬

  • 日曜東京08R 6着 ウェルブレッド

※この馬道中は良い感じで運んでいたが、直線に向くといかにも詰まりそう感じだったが、2度ほどスペースがなくて詰まってしまう。内に刺さり下限だったが、前に入られてという形。スムーズに裁けていれば、もう少し前に来ていた可能性は高いと思いますし、開いてからジワジワ差を詰めている。この馬の場合元々東京コースを得意としている馬で、あと9週間東京開催が続くことを考えれば、強く推せる材料だと思う。この内容であれば、次走の巻き返しを期待したい。


3回京都1日目・2日目

京都芝 土:-0.9 日:-1.0 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒0だった。
 先週は週明けにまとまった雨が降ったが金曜正後時点で芝は良馬場だった。いくらか雨の影響が残っていたと思われるが、まずは速い時計の出るコンディションだった。そして日曜は土曜よりも乾いて0秒1ではあるが、マイナス方向に動いてマイナス1秒0になった。あと脚質的には好位・中団の馬が活躍した。しかも外差しではなく、馬場の真ん中より内めを通った馬の台頭が目に付いた。いずれにしろ、開幕週だからと言って前残り傾向ではなかった。あと2週はCコース、後半3週はDコースが使用される。

京都ダ 土:-0.8 日:-0.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。
 土曜日稍重でスタートした。雨の影響が少し残っていて、速めの時計が出るレベルだった。昼からは良馬場に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。日曜は土曜よりも0秒1水準方向に動いたが、いずれにしろ、大きな差はなかった。脚質的には偏った傾向はなくて、ペースが速ければ差しが届いて遅ければ先行馬が粘っていた。

番組注目馬

  • 日曜京都04R 2着 シャドウブリランテ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜京都04R 1着 アロマドゥルセ
  • 日曜京都09R 1着 アドマイヤロブソン
  • 日曜京都12R 1着 キロハナ

津田照之 次走危険馬

  • 土曜京都03R 2着 マイネルエーポス

※勝負所で凄い手応えが悪くてステッキが入っていた。反応が悪くて、ただ、この反応以上に直線向くとしぶとく伸びて来る。このレース、見た目にもスピード感のないレース。と言うのも上がり600mが41秒1も掛かっているレース。ですから、あの手応えでもラスト伸びてきたという事は、展開が向いたのかなという感じがする。この馬近走の成績を考えれば、距離とか馬場状態とか展開などいろいろな要素がかみ合わないと、好走は難しいタイプだと思う。今回、バテ比べのレースで2着に来たが、次走信頼とまではどうかという事で、今回危険馬に選んだ。


1回福島5日目・6日目

福島芝 土:-0.5 日:-0.4 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4だった。開催6日間を振り返ると全てマイナスの数値だった。ただ、開催が進むにつれ、数値は水準方向に動いていった。
 最終週の先週だけはBコースで行われたが、1週目・2週目と比較すれば時計は掛かっていた。脚質的には中団からの差し馬が幅を利かせる一方で、逃げ馬も4連対した。徐々に時計が掛かって来たとは言え、開催の最後まで外差しがバンバン決まる馬場にはならなかった。これは近年よくある傾向。

福島ダ 土:+0.5 日:+0.6

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒6だった。6日間の馬場差を振り返ると、全てプラスの数値で、プラス0秒5からプラス0秒8の間で推移しており、時計が掛かるなりに大きな動きはなかった。
 先週は1週目と同レベルでやや時計の掛かるコンディションだった。土日の比較では日曜の方が乾いて、土曜よりも若干時計が掛かっていた。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • 東京ダートの傾向