2017年3月21日放送

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2017/3/18(土)・3/19(日)・3/20(月)開催

2回中山7日目・8日目

中山芝 日:-0.4 月:-0.4 Aコース

 最終週は変則開催となって、中山は日曜・月曜の開催だった。芝の馬場差2000m対象の数値は日曜・月曜ともにマイナス0秒4だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておく。この開催の中では最も雨の影響が強く残った3日目を除くとマイナス0秒6からマイナス0秒3の間で推移しており、大きな動きはない。
 月曜から水曜にかけて合計9.5ミリの雨が降った。ただし、木曜以降は好天で週末から月曜にかけては気温が上昇。馬場差は水準寄り速く、同じ良馬場発表の先々週と比較しても日曜・月曜ともに若干ではあるが、速まっていた。内は全体的に荒れて来ているが、内・外の隔たりは見られず、脚質的な偏りはなかった。なお、中山は連続開催で今週までAコース。来週以降の3週間はBコースが使用される。

中山ダ 日:+0.3 月:+0.4  1200 日:-0.3 月:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は日曜がプラス0秒3、月曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は日曜がマイナス0秒3、月曜がマイナス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておく。まず1800mは基本的にはやや時計の掛かるレベルで、特に後半2週はプラス0秒3かプラス0秒4で安定していた。そして1200mは3日目以降はマイナス0秒3かマイナス0秒2で水準に近いマイナスの数値で安定していた。
 週初めから週中の雨が乾いて、日曜・月曜ともに良馬場発表。日曜1800mの馬場差は先々週と同様で、水準寄りも時計を要しているが、月曜の中・長距離はさらに乾燥が進んでさらに0秒1掛かっていた。1200mは開催2週目以降とほぼ同じ。水準寄り少し速いコンディション。脚質は先々週までとは少し異なっていて、前に行った組が優勢だった。展開にもよるが、ランクは別として前の組に強い馬が存在したレースが多かった事が要因だと考えている。

番組注目馬

  • 月曜中山04R 2着 ティーラウレア

勝ち馬の内次走上位候補

  • 月曜中山11R 1着 ファンディーナ

長谷川仁志 次走危険馬

  • 月曜中山08R 3着 ダンツエンペラー

※ルメール騎手騎乗もあって、単勝オッズ2.7倍の1番人気だった。レースはハヤブサライデンが1000m通過1分5秒5のスローに落として逃げ切ったが、この2番手を進みながら、直線でビレッジゴールドに差されてアンジュリンブレスにも交わされかけての0秒5差の3着は競馬の形態的に強くない。完全タイム差はプラス1秒4、Dランクのレースから危険馬を挙げる事に両親の呵責も感じるが、小倉の前走にしても2番人気に支持されて、結果はタイムランクEのレースで3着だった。500万下のダート長距離戦はDランクとかEランクのレースに出走した馬の争いになりやすくて、着順の良い馬に人気が集まる。それだけに、嫌って妙味ありと判断した。


1回阪神7日目・8日目

阪神芝 土:-0.5 日:-0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響が最も強く残った開幕週を除くと、3日目以降はマイナス0秒6かマイナス0秒5で安定していた。
 水曜に雨がパラついたが、雨量としてカウントされるほどではない。ただ、土曜・日曜ともに早朝は氷点下の気温で、霜も降りていた。時計の出方は水準より速く安定しているが、内周りを中心に内は少しずつ傷んでは来ている。ただ、内・外の有利・不利は出ておらず、決め手の面でも偏りはない。開催替わりの今週もAコース使用。来週からの最終はBコースが使用される。

阪神ダ 土:-0.7 日:-0.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響で時計の出方が変動になった開幕週を除くと、3日目以降はマイナス0秒8からマイナス0秒6の間でほとんど動きはない。
 2週目以降雨の影響を受けない良馬場で安定している。それぞれの週で馬場差は少し異なってはいるが、基本的に水準より速い時計の出やすいコンディションに変わりは無い。脚質的な偏りもなくて、先々週同様土曜は前残りが多くて日曜は差し・追い込みが届いていた印象は強いが、あくまで展開の産物。

番組注目馬

  • 土曜阪神02R 2着 ブルックリンソウル

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神02R 1着 ロードソリスト
  • 日曜阪神11R 1着 サトノダイヤモンド


2回中京3日目・4日目

中京芝 土:-0.5 月:-0.4 Aコース

 中京は土曜・月曜の開催だった。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、月曜がマイナス0秒4だった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、3日目までがマイナス0秒5、4日目がマイナス0秒4でやや速めの時計が出るレベルで大きな動きはない。
 中京は2週間以上雨が降っていなくて、表面は乾燥しているが先々週の開催終了後に頻繁に散水を行った事で、ほど良い状態を保っている。土曜の馬場差は先々週と同じ数値。月曜もほぼ同様だが、使って来た事で若干ではあるが、掛かってはいた。ただ、馬場差は変わりなくても決まり手は外からの差し・追い込みが届いていた。高松宮記念が行われる最終週の今週はBコース使用となる。仮柵が外される訳ではないので、時計的に急に速くなる事はないと思う。また、外が伸びやすくなっている傾向も変わりがないと見ている。

中京ダ 土:-0.1 月:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜・月曜ともにマイナス0秒1だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナス0秒1で変わりは無い。
 1週目と同じ馬場差。雨が降らなくて乾燥した状態にも関わらず、マイナス0秒1と水準寄りを保っているのは、レースの合間に散水している事もある。小回りだけに基本的に前が優勢だが、流れ1つで差し・追い込みも決まっていた。

番組注目馬

  • 月曜中京09R 3着 トレンドライン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京08R 1着 ルネイション

※体重維持が条件

  • 月曜中京08R 1着 エルプシャフト

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 月曜中京12R 3着 エイシンミノアカ

※前走の小倉戦で次走が未勝利を高レベル勝ちの中京1400mに出走ならと番組注目馬とした。結果は0秒3差の3着。あと一歩、せめて2着までと祈ったが、届かなかった。レース前は内枠が少し心配だった。それよりも出遅れと芝1400mで前半600mが34秒8、後半が35秒0と流れが落ち着いた事だと思う。上がり600mは推定34秒0。もちろん最速だった。2度悔しい思いをした。自身の今回のタイムランクがDで、次走は右回りの1200mに戻る可能性もあるが、個人的な狙いなら許してもらえるんではないだろうか。


馬券Summary

  • ドバイ国際競走の日本馬