2017年1月18日放送

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2017/1/14(土)・1/15(日)・1/16(月)・1/17(火)開催

1回中山4日目・5日目

中山芝 土:-0.1 日:-0.2 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒2だった。まずここまで8日間の馬場差を確認しておくと、年末の最終週は雨の影響でプラスの数値だったが、今年に入って全てマイナスの数値。たあ、先週は土日ともに水準レベルだった。
 この開催は全て良馬場で行われているが、3日目の後半は雨の中で行われた。先週はその3日目の後半よりも少し時計が掛かっていたが、3日目後半に雨の中でレースをして、馬場が傷んだ事も影響している。スローペースでなければ、外からの差しも効くというのは前半3日間と同じだった。今週は雨の影響を受けなければ、マイナスゾーンはキープしそうだが、3日目前半までのマイナス0秒7までは戻らないだろうと予測する。この開催は今週までで、引き続きCコースが使用される。

中山ダ 土:+0.2 日:+0.6  1200 土:-0.3 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒6。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラスマイナスゼロだった。ここまで8日間の馬場差を確認しておくと、1800mは今年最初の3日間特に初日は時計が掛かっていた。1200mは今年に入って水準前後で推移しているが、先週は3日目までよりも時計が出やすくなっていた。
 週の半ばは雨が降らなかったが、気温が低くてなおかつ木曜に凍結防止剤が散布されたので、なかなか乾かず土曜は稍重だった。そして1週前より速い時計が出ていた。日曜は午前中は稍重で午後は良だが、馬場差は変動ではなく、土曜より時計が掛かるようになった。それでも1週前よりは速い時計が出るコンディションだった。

番組注目馬

  • 土曜中山03R 2着 ロジバレー

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

大川浩志 次走危険馬

  • 土曜中山12R 2着 トーホウハニー

※このレースのラップは前半が34秒8、後半が34秒5。中山1200mは前半が下り坂で、ゴール前に登り坂があるので前傾ラップになるのが当たり前。このラップだと超スローと言える。参考までに日曜6R3歳500万は前半33秒5で後半36秒1。逃げ切ったイオラニも恵まれたが、2番手追走から流れ込んだだけのこちらもかなり恵まれた。今回人気薄だったので、次走もそれほど人気にならないかもしれないが、全く評価できない2着だと思う。


1回京都4日目・5日目

京都芝 土:+0.9 火:+1.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は開催4日目の土曜がプラス0秒9、5日目の火曜がプラス1秒1だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、初日・2日目は速めの時計が出るコンディションだったが、3日目後半からは雨や雪の影響で時計が掛かっている。
 土曜日は良馬場だったが、先々週の日曜日つまり開催3日目の後半に雨の中でレースが行われた事、そして金曜の午後に少し雨が降った事で時計が掛かっていた。稍重の火曜はさらに時計が掛かったという事。3日目後半の雨中のレース、そして先週の雪によって大分傷んだようで、土曜の時点ではまだどちらかと言えば、内有利だったが、火曜になるとそれほど内有利ではなくなっていた。今週もまだAコース使用なので、今週は先週よりも外の差し馬が届きやすくなると予測する。

京都ダート 土:-0.7 日:-1.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、火曜がマイナス1秒3だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で、特に5日目はマイナス1秒台となった。
 稍重の土曜は同じく稍重だった3日目の後半と同じ馬場差だった。そして重の火曜はさらに高速化するという自然な推移だが、先週の木曜日に凍結防止剤を散布して、雪が降って16日の月曜日には砂圧調整をしている。ちょっと馬場がリセットされたという感があって、前半の3日間と先週の馬場、さらに先週の土曜と火曜の馬場には連続性はない。という事は今週の馬場を読むのはちょっと難しい。

番組注目馬

  • 土曜京都01R 2着 オーサムバローズ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都10R 1着 アドマイヤリード
  • 火曜京都08R 1着 クリノリトミシュル

大川浩志 次走推奨馬

  • 土曜京都10R 1着 アドマイヤリード

※とにかくラスト200mの脚が素晴らしかった。ラスト200mレースラップが12秒0なので、自身は11秒台前半。京都外回りだと上がりの速さはアテにならない面もあるが、この脚は本物だと思う。繰り返すが、この馬は3歳春まではとにかくキャシャで能力が発揮できない事が多かったが、3歳秋に420キロ台まで増えて、コンスタントに走れるようになった。身が入って本格化したという事なので、上のクラスでもすぐに通用すると判断した。


1回中京1日目・2日目

中京芝 土:+0.3 月:+0.4 Bコース

 中京は積雪の影響で日曜の開催が中止となり、土曜・月曜の開催となった。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒3、月曜がプラス0秒4だった。
 まず前回の放送でも今年からの変更点として挙げたように、中京の芝は今年から基準タイムを速めたので、昨年までと単純な馬場差の比較はできないという事をお断りしておく。先週は主に雪の影響でプラス0秒3・プラス0秒4という馬場差。昨年の最終週と単純に馬場差を比較すると2秒ぐらい時計が掛かるようになったという風に見えるが、実際は基準タイムを速めているので、1秒ほど掛かっていたという事になる。その昨年12月のAコースからBコースに移って、内側の傷んだ部分がカバーされた訳だが、それがどの程度時計の出方に影響したのかはちょっとわからない。ただし、少なくとも極端に内が有利な馬場ではなかった。なお、1回中京は3週間の開催で、残り2週もBコースが使用される。

中京ダート 土:±0 月:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、月曜がマイナス0秒2だった。
 土曜は良から稍重に変化して、月曜日は重から稍重に変化しているが、どちらも馬場差は変動ではなく、なおかつ両日の時計の出方も大きくは違わなかった。さらに付け加えると、昨年最終週の馬場差ともほとんど同じだった。先週の金曜日に凍結防止剤が散布されていて、馬場の質が変わった可能性はあるが、結果的に時計の出方は変わらなかったという事。ただし、完全に乾いた馬場ならプラスゾーンに入って、冬のダートらしい馬場になるのではないかと想像できる。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京06R 1着 ボーサンシー
  • 月曜中京10R 1着 アディラート


馬券Summary

  • 冬はデカい馬