2015年9月8日放送

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2015/9/5(土)・9/6(日)開催

2回新潟11日目・12日目

新潟芝

  • 土:-0.6 日:-0.2 Aコース

直土:-0.5→+0.1 日:+0.1

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜はマイナス0秒5からプラス0秒1へと変動。直線1000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラス0秒1だった。まず、さかのぼって8日間の馬場差を振り返ると2000m対象の馬場差は速めの時計が出る馬場だった開催3・4週目と比べ、終盤2週は雨の影響で安定しなかった。直線1000mはマイナス0秒2からプラス0秒2の間の水準レベルだった。
 金曜日の正午の時点では稍重だったが、土曜は良馬場となった。馬場差は1週前の土曜よりはマイナス方向に動いたが、今開催の良馬場としては少し時計の掛かるコンディションとなった。日曜日は朝に雨が降った事もあって、馬場差はマイナス0秒5でスタート。さらに昼頃から雨が降り始めて7R以降の馬場差は変動となり、11Rの新潟記念はプラス0秒1。今開催で初めてプラスの馬場差となった。日曜の10R以降は雨で滑る馬場をこなせるかどうかも大きな要素となっていた。直線1000mに関しては土曜は今開催の前半と同じだった。直線の外の方はまだ芝が傷んでいないので、雨や風の影響がなければ開催前半と変わらないという事。日曜日の直線1000mは12Rだったので、雨の影響でプラスの馬場となった。

新潟ダート

  • 土:+0.3 日:+0.4→±0

1200土:-0.2 日:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜はプラス0秒4からプラスマイナスゼロ。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。まず8日間の馬場差を振り返っておく。1800mはプラスの馬場差になる日が多かったが、5週目については雨の影響で脚抜きが良く、速い時計の出るコンディションになった。1200mは開催を通じて、ほとんど水準に近いレベルで推移していたが、10日目は雨の影響で時計が出やすくなった。なお、9日目は1200m戦がなかった。
 金曜日の正午には不良馬場だったが、その後乾いて土曜は重馬場でスタート。土曜8R以降は稍重になったが、馬場差は変動ではなく湿った馬場の割には高速化していなかった。日曜は昼頃から雨が降って1800m対象の馬場差は変動となっている。3Rがプラス0秒4で9Rがプラスマイナスゼロ。1200mも雨が本降りになった午後の2時以降にレースがあれば変動になっていたはずだが、レース自体が6Rまでだったので、変動とはならず、なおかつ土曜日とほとんど同じ馬場差だった。

番組注目馬

  • 土曜新潟09R 2着 トレジャーマップ

※もし次に中山に出てきた場合はちょっと評価下げ。次走は東京または新潟外回りなら有力。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟09R 1着 ルミナスウォリアー
  • 日曜新潟09R 1着 ゴドリー


2回小倉11日目・12日目

小倉芝

  • 土:-0.7 日:-0.3→-0.1 Bコース

 先週の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜はマイナス0秒3からマイナス0秒1へと変動した。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値ではあったが、マイナス1秒を超えたのは9日目の前半だけだった。
 土曜は良馬場で特筆事項なしだが、土曜の夜に大量の雨が降って、日曜日は重馬場でスタートした。日曜の4R以降稍重だが、午後3時頃から小雨が降って、さらに日曜は芝のレースが9鞍もあったので、レース進行による芝の傷みも重なって馬場差は変動となった。9Rまでは馬場差マイナス0秒3。11Rはマイナス0秒2、12Rはマイナス0秒1だが、日曜日の特に後半は明らかに外が伸びる馬場にもなっていた。

小倉ダート

  • 土:-0.5 日:-2.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス2秒0だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値でマイナス1秒台・2秒台になる日の方が多く、総じて速い時計の出るコンディションだった。
 まず先週の土曜だが、良馬場でもマイナスの馬場差だったという事だが、実は今開催の小倉のダートではこれでも最も時計の掛かるコンディションだった。今年夏の小倉ダートは良馬場でも速い時計が出たという事は、これはしっかり押さえておきたい。土曜の夜に大量の雨が降って、日曜は不良馬場となった。水が浮いているという状態ではなく、脚抜きが良く超高速馬場となった。

番組注目馬

  • 日曜小倉10R 2着 スーサンジョイ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉10R 1着 ミッキーシーガル

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜小倉09R 5着 ポップオーヴァー

※既に小倉の解説で触れていたように、ハイペースで速めの競馬をして抜け出しかかったという事が主な理由だが、5月の1勝目の後にレースを経験する毎に強くなっているなぁというアナログな印象があるという事も理由の一つ。常に好位で正攻法の競馬をしているので、レースで鍛えられているんだと思う。具体的にどの変が強くなっているの?と聞かれると全然説明できないが、あくまでも個人的な推奨馬なので、強くなっているという印象を受けましたでも許されるかなと思って、あえてよくわからない事を言ってみた。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜小倉11R 2着 アットウィル

※このレースも土曜日の小倉芝1200m戦だが、前半600mが34秒1で後半が33秒7。前半が下り坂の小倉芝1200mでは超スローとも言えるペースで、当然のように前に行っていた3頭が順番を入れ替えただけの1着・2着・3着だった。上位3頭全て次走で期待できないと思うが、1着メイショウライナーも3着テイエムゲッタドンも次走は人気にならないはずなので、アットウィルを選んだ。芝の1200mと言うのは未勝利戦や500万にハイペースが多く出現して1000万や1600万クラスになると妙にスローが多いという傾向がある。従ってアットウィルも次走もスローになるという可能性あるが、今回ほどの超スローはそうそう出現しないので、2度続けて今回のように恵まれる事はないだろうと読んだ。


2回札幌5日目・6日目

札幌芝

  • 土:+0.3 日:-0.6 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がマイナス0秒6だった。まずさかのぼって6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、4日目まではマイナス1秒台だったが、5日目はプラスの数値になった。
 雨の影響が残っていて土曜日は稍重だった。含水率で言えば、良に近い稍重という、そういう状態だったようだが、馬場差はプラスとなった。札幌のような洋芝のコースは雨、水分の影響が大きい。その土曜日はサドラーズウェルズ系種牡馬の産駒が入賞していて、特に10Rを勝ったGalileo産駒のレッドシャンクスは前走8着からの一変、7番人気だった。また、1回札幌6日目の後半力の要る馬場になった時に2着と好走したマイネグレヴィルが土曜の12Rでまた2着と好走した。パワー血統の馬とかパワー勝負の馬場に好走実績のある馬が好走していたのが土曜日だった。日曜日は良馬場に回復して馬場差もマイナスゾーンに戻った。こちらは9Rを7番人気のディープインパクト産駒が勝って、11Rは5番人気のディープインパクト産駒が勝った。土曜日とは好走馬の血統傾向が異なっていた。先週の札幌芝は土日で1秒近く馬場差が違うというだけでなくて、好走した馬のタイプが異なっていた。

札幌ダート

  • 土:-1.4 日:-0.9

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス0秒9だった。さかのぼって6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、最も時計が掛かった日でも2日目のマイナス0秒7だった。
 雨の影響が残って土曜は重馬場だった。マイナス1秒台の高速馬場だが、この開催中に何度か触れているように今年の札幌ダートは良馬場でもマイナス1秒ぐらいの馬場差になることが多かった。という事で、先週の土曜日が特に高速馬場だったという事ではない。日曜は8Rまでが稍重で12Rは良馬場になったが、馬場差は変動ではなく、今開催の標準的な馬場差だった。

番組注目馬

  • 日曜札幌07R 5着 ココ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌01R 1着 ベルゼブブ
  • 日曜札幌01R 1着 ブレイブスマッシュ


ワンポイントアドバイス

  • 夏の終わりにハービンジャーのまとめ