2015年8月10日放送
2015/8/8(土)・8/9(日)開催
目次
2回新潟3日目・4日目
新潟芝
- 土:-0.9 日:-0.9 Aコース
直土:-0.2 日:-0.2
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9。直線1000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、2000m対象の数値は全てマイナス0秒9、直線1000mの数値は全てマイナス0秒2で全く同じ。
馬場差が1週目と同じで、なおかつまだ開催の前半だが内が特に有利ではないというのも1週目と同じ。内回りでも外からの差しが決まっていた。前回も言ったが、エアレーションの後の新潟の芝というのは馬場差の変動幅が小さい。今週もまだほとんど同じような馬場のままだと思う。
新潟ダート
- 土:+0.6 日:+0.6
1200土:+0.1 日:+0.1
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒6。1200m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、1800mはプラス0秒5からプラス0秒6。1200mはプラスマイナスゼロからプラス0秒1でほとんど変わらず安定している。
1週目より少しだけ時計の掛かるコンディションで、全体としては前に行った馬の好走が多いが、力の要る馬場のためか、上がりが掛かるケースが多く、前が止まって差し馬が届くケースもある。ただし、そうはなっても1頭は逃げ・先行馬が残るというのが新潟らしいところで、差し・差し決着というのは滅多にない。
番組注目馬
- 日曜新潟07R 2着 メイプルレインボー
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜新潟01R 1着 プランスシャルマン
- 日曜新潟05R 1着 イモータル
- 日曜新潟07R 1着 ムーンレンジャー
- 日曜新潟09R 1着 シュンドルボン
2回小倉3日目・4日目
小倉芝
- 土:-0.7 日:-0.5 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、徐々に水準方向に近づいている。
小倉も開催前にエアレーション作業が行われているが、開催が進んでも馬場差が変化していない新潟とはちょっと事情が異なるようで、1週目より少し時計が掛かるようになった。っと言ってもまだ馬場差はマイナスだが、特に1800m・2000mでは差しがよく決まる。この様子だと開催進行につれて時計がさらに掛かるようになり、そして外からの差しが決まりやすくなるという、ごく普通の馬場の変化になるかもしれない。
小倉ダート
- 土:-0.9 日:-0.9
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、開幕週がマイナス1秒3だったので、先週は開幕週ほど時計の出やすいコンディションではなかったという事になる。
まず1週目はとても良馬場とは思えない程の高速馬場だった。先週は1週目よりは水準方向に近づいたが、それでもまだ高速馬場と言える範疇だった。で、まず1週目と2週目は同じ良馬場でも0秒4違うという事。そして完全な良馬場でも速い時計が出やすい馬場なので、見た目の時計捕らわれない事が今開催の小倉ダートでは重要な事となる。なお、先週は土曜は差しやマクりで好走した馬が結構いて、日曜は逆にちょっと前残り傾向だったが、実は馬場状態は土日で変わっていないので、注意。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜小倉12R 1着 メイショウウタゲ
大川浩史 次走推奨馬
- 日曜小倉11R 4着 クランモンタナ
※次走が新潟記念であろうという読みで取り上げる。まるで合わない小倉で4着に来るぐらいであれば、得意の新潟外回りに行けば期待できる。っと言っても仮に小倉記念で最下位に沈んでいても新潟記念では本命の予定だったので、今回脚を余した様な4着というのは、次走の人気を考えると、あぁ余計な事をしてくれたなという感じではあるが、ただし、少なくとも昨年秋以降の不振というのは、能力とか衰えの問題ではない事を示してくれた。七夕賞ではまだハンデ55キロだったが、そこで大惨敗して今回小倉記念では54キロになったが、ここに4着に来たぐらいでまたハンデが増えるはずはないので、新潟記念も54キロのはず。昨年新潟記念2着だが、この時もハンデ54キロでつまり、昨年と状況は同じ。これも好材料だと思う。
大川浩史 次走危険馬
- 土曜小倉09R 6着 パラダイスリッジ
※まず内の良いところに居て、ロスのないレース運びだったが、直線で伸びる気配すらなかった。要するに現状ではこのクラスではまだ全然勝負にならないと思う。そもそもこの馬が500万に昇級した後2回連続で1番人気というのは、私の頭では理解できないが、推測すると全兄のボレアス・マウントシャスタ・カミノタサハラ・ベルキャニオン、これが全部オープン馬だからという事だと思う。つまり、この馬に関しての実態とか根拠がないまま人気になっているだけで、流石に次走人気が落ちそうだが、まだ人気薄にはなりそうもないので、取り上げる。
1回札幌3日目・4日目
札幌芝
- 土:-1.6 日:-1.8 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒8だった。まずはここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒台。しかもマイナス2秒に近いレベルでかなり速い時計の出るコンディションとなっている。
金曜日の未明にかなり大量の雨が降ったが、その降っていたのが短時間だったためか、土曜・日曜の芝には大きな影響はなかった。ただし、先週の土日で馬場差が違うのは、金曜の雨の影響。つまり、土曜の方が若干だが湿っていたという事。で、日曜の馬場差だが、これが1週目よりもさらにマイナス方向へ動いた。エアレーション作業の後の馬場というのは、競馬で馬が走って馬場が踏み固められて高速化するという事があるが、そういう現象かもしれない。洋芝のコースでエアレーションが行われたのは、今回実は初めてなので、馬場が踏み固められて高速化したというのは、推測に過ぎないが、理屈としては合っているはず。ただし、今後も踏み固められてさらに高速化して行くのかどうかはわからない。マイナス2秒近い馬場でも必ずしも前へ行った馬や内を通った馬が有利ではないという所は1週目と同じだった。なお、土日とも11Rがレコード決着だが、どちらもCランク。そのぐらいの高速馬場だという事。
札幌ダート
- 土:-1.3 日:-0.8
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、開幕週よりも先週の方が時計は出やすくなった。
金曜未明の大雨の影響が残って、土曜は7Rまで稍重。9Rは良馬場になったが、土曜の馬場差は一定で湿っていた分1週目よりも高速化した。日曜は土曜よりも乾いて水準方向に馬場差が動いたが、それでも1週目より速い時計の出るコンディションだった。4コーナー3番手以内の馬が勝たなかったのは、2鞍だけだった。馬場がどうであれ、札幌ダートは先行有利というのが基本となる。
番組注目馬
- 日曜札幌07R 2着 アルティマブラッド
勝ち馬の内次走上位候補
- なし
ワンポイントアドバイス
- 日野特別