2015年6月1日放送

提供: 先週の結果分析
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2015/5/30(土)・5/31(日)開催

2回東京11日目・12日目

東京芝

  • 土:-1.3 日:-1.3 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。7日目は雨の影響で2回東京の中では時計が掛かっていたが、8日目以降はマイナス1秒台で速い時計の出るコンディション。
 金曜日に雨は降ったが、土日の競馬に影響を及ぼすほどではなかった。むしろ先週からCコースに替わり、一層時計は出やすくなった。関東では今週からも引き続き東京で、3回開催が行われる。前半2週はこのままCコース、後半2週はDコースが使用される。そして先週だが、Cコースに替わった影響があるのか、11鞍全てが好位もしくは中団の馬の決着になった。すなわち、逃げ・先行・後方からの連対はゼロだった。これは流石に珍しい傾向。いずれにしろ好位そして中団からの差しが先々週よりも届くようになっているのは確かで、今週・来週と引き続きCコース使用されますから、同じような傾向になる可能性というのは結構高いと思う。

東京ダート

  • 土:+0.3 日:+0.3

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響でいくらか時計の出やすくなった7日目を除けば、水準かそれに近いレベルの日が多かったが、週によって時計の出方は異なった。また、土日で同じ馬場差だったのは、2回東京では先週だけだった。
 ダートも金曜の雨は時計の出方に影響を及ぼすほどではなかったですし、土日とも砂煙が上がって、乾燥したコンディションだった。いわゆるパサパサのダートになった分、少し時計が掛かった。その影響かどうかわからないが、脚質的には先行・差し混在で目立った傾向はなかった。ペースが速ければ差しが間に合いますし、遅ければ前が残っていた。

番組注目馬

  • 日曜東京05R 2着 ラテラス

勝ち馬の内次走上位候補

※今週からクラス編成が変わるので、それを踏まえて取り上げる。

  • 土曜東京07R 1着 レインボーラヴラヴ

※↑勝って同条件

  • 土曜東京08R 1着 ドラゴンズタイム

※↑勝って同条件

  • 土曜東京09R 1着 ヘイジームーン

※↑勝って同条件

  • 土曜東京12R 1着 クラシックメタル

※↑勝って同条件

  • 日曜東京05R 1着 モーニン
  • 日曜東京10R 1着 ドゥラメンテ

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜東京06R 3着 アルパーシャン

※勝ったキングカラカウアは道中2・3番手。そしてエニグマバリエートは5・6番手につけたが、ペース速くなかったためレースそのものは前へ行った馬が有利だった。そんな中アルパーシャン、スタートで出遅れて道中は後方の位置取りだった。それでも直線の伸びは一番目立って3着まで食い込んで来た。確かに今回敗れはしたが、道中折り合いがついていたという意味では収穫が大きかったと思いますし、調教のの中身も徐々に濃くなってきている印象もありますから、次はさらに良くなりそうな雰囲気がある。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜東京04R 2着 ハイアーヴォルト

※東京のタイム分析でも少し話したが、速い時計で確かに駆けてはいるが、前々で運んでなおかつ1度も外からかぶせられる場面がなかった事が最大の好走の要因だと見る。ちょっと頭の高い走りで、依然として揉まれた際に不安は残りますし、何となくムラ駆けでいつもアテには出来ないタイプですから、その辺を考慮して今回危険馬に選んだ。


3回京都11日目・12日目

京都芝

  • 土:-1.7 日:-1.6 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒7、日曜がマイナス1秒6だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた7日目は水準に近い数値になったが、他の開催日は全てマイナス1秒台。さらに7日目・8日目以外はマイナス1秒7かマイナス1秒6でほとんど変わらず、かなり速い時計の出るコンディションだった。
 土曜がマイナス1秒7で日曜がマイナス1秒6というパターンは先々週と同じだった。ただ、逃げ馬が1頭も残らなかった東京とは違って、こちらは逃げ馬が5連対した。特に日曜後半は逃げ粘りが目立った。つまるところ、最終週になっても馬場の痛みは小さくて、内側の荒れもほとんどなかった分、時計の出方が速くてしかも、内を通った馬が有利だったということ。なお、関西ではクラス再編成の今週から阪神に替わる。

京都芝

  • 土:+0.3 日:+0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、週単位で時計の出方が異なる。4週目特に7日目は雨の影響で脚抜きが良くかなり速い時計の出るコンディションになった。一方最終週の先週はこの開催を通して最も時計の掛かるレベルだった。
 こちらも東京と同様パサパサのダートでスタンドにも舞った砂が入り込んで来るほどだった。当然時計も掛かっていた。脚質的には好位組が活躍して9鞍中7鞍で連対した。時計の掛かる馬場が影響したのか、先々週大活躍した逃げ馬の連対は2頭に止まった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都03R 1着 カレンオプシス
  • 土曜京都04R 1着 ビットレート
  • 土曜京都05R 1着 ヒデノインペリアル
  • 土曜京都06R 1着 スワーヴジョージ
  • 土曜京都11R 1着 ワードイズボンド

※↑勝って同条件になりますし、引き続き上位候補

ワンポイントアドバイス

  • クラス再編成後の狙いは3歳馬