2015年5月4日放送

提供: 先週の結果分析
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2015/5/2(土)・5/3(日)開催

2回東京3日目・4日目

東京芝

  • 土:-1.0 日:-1.0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週がマイナス0秒8、先週がマイナス1秒0で速い時計の出るコンディションとなっている。
 中間雨が一滴も降らなくて、開催日も土日ともに好天に恵まれて土曜日は気温が27度まで上がった。芝の生育に加速がつくとともに、開幕週と比較して時計の出方も速くなっていた。ただ、速い事は速いが、それでも京都と比べるとほど良い速さを保ってはいる。外からの差し・追い込みが決まりやすい傍ら、逃げ・先行馬も力量があれば踏ん張れるという公平な馬場で、見応えのある競馬が多かったと思う。なお、今開催は6週間の開催で、今週までがAコース、4週目・5週目はBコース、最終週のダービーウィークはCコースが使用される。

東京ダート

  • 土:+0.3 日:+0.4

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、大きな動きはないものの先週は開幕週と比べてやや時計が掛かっていた。
 芝同様に雨が降らなくて、気温が上昇した事もあってかなり乾いた状態だった。土日ともにまめに散水を行ってはいるが、それでも乾燥に極端な歯止めはかからず、ほぼ水準だった1週目よりもプラス方向に傾いた。脚質的には逃げ・先行・好位・中団・マクリ・後方バラエティに富んでいた。

番組注目馬

  • 土曜東京04R 2着 サトノメサイア

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜東京09R 1着 エイシンスパルタン

※京王杯SCに出走でも狙えると判断した。

  • 日曜東京12R 1着 トーセンハルカゼ

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 日曜東京12R 3着 ヤマカツポセイドン

※先ほど包まれなければ2着はあったと触れたが、「包まれた」この不利によって個人的には9千円超の馬連と7万円超の3連単を手にすることができた、関係者には申し訳ないが、この不利があってくれたおかげでありがたかった。これはヤマカツポセイドンと私の相性が良い証明とも言えるので、次は大勝負したい。

長谷川仁志 次走危険馬

  • 日曜東京08R 2着 ヘイジームーン

※1番人気で2着なら最低限の責任は果たしているが、個人的にはベストとも思える東京1600mで前走の3着よりも折り合いがついていて、サトノスティングをハナ差交わして2着に上がれるのがやっとというような内容だった。オコレマルーナには完敗だった。カーネーションカップでショウナンパンドラを負かした上がり推定32秒9のイメージが強烈。このために人気となっている感じがあるが、ミスプロクロスの原因なのか、どうも大きな成長に欠けるような気がする。3着・2着と来ていますから、ちょっと怖いがそこは思い切って危険馬とする。


3回京都3日目・4日目

京都芝

  • 土:-2.0 日:-2.0 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒0だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週がマイナス1秒9、先週がマイナス2秒0でかなり速い時計の出るコンディションになっている。
 東京同様に中間雨が降らなくて好天が続いた。土曜日は30度まで気温が上がって、下の野芝が生育されて、絶好の状態。開幕週と同じ高速馬場で、馬場差はマイナス2秒台に乗ってきた。ここまで速いと硬い芝を想像しがちだが、騎乗したジョッキーは硬いわけではないと話している。脚質的には1週目と比較して差しがよく決まっていた印象があった。なお、3回京都は6週間の開催で今週もう1週Cコースが使用されて、後半3週はDコースが使用される。

京都ダート

  • 土:+0.1 日:+0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全て良馬場だが、開幕週がマイナス0秒5だったのに対し、先週は水準に近いレベルとは言え、プラスゾーンだった。
 こちらも東京と同様。雨が降らなかったために砂が乾ききった状態だった。開幕週は水準よりも速かったが、先週は土日ともにプラスゾーンに突入して散水を行っても乾く、そういった繰り返しだった。先行有利の京都にしては、1週目よりも差し・追い込み勢の台頭が目立っていたのも、乾いた馬場コンディションと無関係ではないと思う。

番組注目馬

  • 土曜京都10R 2着 エイシンエルヴィン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都09R 1着 ナムラアン

※ただし白百合S出走が条件。


1回新潟1日目・2日目

新潟芝

  • 土:+0.2 日:+0.2 Bコース
  • 直土:±0 直日:±0

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒2。直線1000mは土日ともにプラスマイナスゼロだった。
 1回新潟の芝はそもそも速い時計の出るコンディションにはならない。昨年にしても開催を通じて全てプラスの数値だったぐらいで、先週の数値はこの開催としては標準値。むしろ強調したいのは脚質。開催初日の土曜日は芝の勝ち馬は直線1000mの11Rを除けば、全て序盤は控えていた。12Rのブリリアントアスクは3コーナーでは2番手にいたが、コレは後方からマクって行ったもの。日曜も含めて外からの差しが決まっていて、開幕週だから内有利という事はなかった。なお、この開催は全てBコースが使用される。

新潟ダート

  • 土:+0.4 日:+0.4
  • 1200土:-0.3 1200日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒4。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。
 完全な良馬場だったが、時計の掛かる馬場ではなかった。1800m対象の馬場差はプラスだが、過去3年の春の新潟のダート良馬場と比較すると、むしろ速い時計が出やすい状態だったと言える。新潟ダートにしては差し・追い込み馬の好走が多いものの、4コーナーで4番手以内につけている馬が優勢だったような気がする。

番組注目馬

  • 日曜新潟05R 2着 マルカメテオ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟02R 1着 ブルールーク
  • 日曜新潟05R 1着 ドリームドルチェ


ワンポイントアドバイス

  • 種牡馬ステイゴールドの凄さ