2015年5月25日放送

提供: 先週の結果分析
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2015/5/23(土)・5/24(日)開催

2回東京9日目・10日目

東京芝

  • 土:-1.1 日:-1.1 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒1だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で速めの時計が出るコンディション。7日目は雨の影響が残って、マイナス0秒6だったが、他の開催日はマイナス1秒前後で推移し、大きな動きはない。
 火曜と木曜に雨が降ったが、週末は乾いて速い時計の出るコンディションだった。2回開催の最終週となる今週から、次の開催2週目まではCコースが使用される。ダービーウィークの今週も乾いていれば速い時計が出る馬場になると思われる。脚質的には内を通った馬が圧倒的に有利で、好位辺りから伸びてくる馬が最も活躍していた。差して来る場合でも、外から一気では厳しい状況で道中は距離ロスのない立ち回りをして、直線だけ外に持ち出す形ならまだ間に合う感じだった。

東京ダート

  • 土:-0.2 日:-0.1

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響が残って稍重でスタートした7日目を除けば、マイナス0秒3からプラス0秒4の間と水準か水準に近いレベルで推移している。
 乾いた馬場で行われた事もあって、先々週より時計が掛かって水準レベルに近づいた。脚質的には好位組が大活躍だった。ダートの13鞍中12鞍で好位組が連対した。しかも日曜は6鞍中4鞍が逃げ馬と好位組の決着だった。後方からの差し馬が連対したのは土日を通して1鞍のみで、前めにつけている馬が圧倒的に有利だった。

番組注目馬

  • 日曜東京03R 2着 ラインフェルス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京05R 1着 サトノメサイア
  • 土曜東京11R 1着 サトノアラジン

※これは完勝と言える内容でしたし、今回と同じ東京1800mのエプソムC出走なら有力

  • 日曜東京11R 1着 ミッキークイーン


3回京都9日目・10日目

京都芝

  • 土:-1.7 日:-1.6 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒7、日曜がマイナス1秒6だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で雨の影響を受けた4週目、特に7日目を除けばかなり速い時計の出るコンディションになっている。
 週の前半に雨は降ったが、週末は乾いて高速馬場になった。脚質的には前めにつけた馬が有利で、差してくるにしても後方からでは厳しくて道中中辺りにつけていないと、結局は届かない感じだった。馬場の内側もさほど荒れていないですし、後方からの外差しが届いたのは土曜12Rのイサベルのみだった。この馬については後ほど詳しく触れる。なお、京都については最終週の今週もコース設定は変わらずに、引き続きDコースが使用される。

京都ダート

  • 土:-0.5 日:-0.5

 (録画データ破損のため映像がすっ飛んでしまっています。情報提供いただけると助かります)  土曜の1Rだけで、全体的には前めにつけた馬が有利で、映像的に見たら先行馬も止まっている感じに見えても、結局何も差してこないというレースが多かった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都11R 1着 インカンテーション
  • 土曜京都12R 1着 イサベル
  • 日曜京都06R 1着 ナガラフラワー

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜京都05R 4着 プレミオテーラー

※このレースは先週京都で行われた未勝利戦の中では唯一メンバーランクがCだったレース。他はDかEだった。さらに京都の分析で取り上げたようにタイムランクはBだった。つまり先週の未勝利戦の中では質の高かったレースという事になる。プレミオテーラーは初出走だったが、ラストは良く伸びて4着でゴール前の伸びは2着のウインアーマーとほぼ互角だった。勝負所での反応の悪ささえ無ければという内容だった。競馬を経験した事の上積みを考えれば、次走は勝ち負けになる。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜京都07R 4着 ヒデノヒロイン

※この馬1番人気の支持を集めて道中の立ち回りも全くそつが無かったが、最後は前の馬に残られて、後ろの馬にも差されて4着という内容だった。ちょっと物足りなかったと思う。今回は馬券圏内を外したとは言え、最近は2着・3着が多くて、牝馬限定では安定勢力という状況は変わらない。恐らく次走も引き続き人気ですし、ただ、詰めの甘さはちょっと気になるので、人気ほどは信頼できないと見て、今回危険馬として選んだ。


1回新潟5日目・6日目

新潟芝

  • 土:-0.3 日:-0.3 Bコース
  • 直土:+0.3 直日:+0.1

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒1だった。まずはここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、2000m対象が3週目まではプラスの数値だったが、先週は初めてマイナスの数値になった。直線1000mはマイナスの数値の日はなく、5日目から7日目はやや時計が掛かっていた。
 最終週になって突如芝が生えそろうという事はない訳なので、明確な理由はわからないが先週は時計が出やすくなった。直線は外に出しての争いで、内回りでも直線は外に出されての攻防になった。基本的には外を回った差し馬が優勢だった。


新潟ダート

  • 土:+0.4 日:+0.3
  • 1200土:-0.3 1200日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒3。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは雨の影響を受けて、脚抜きが良くなった5日目だけがマイナス2秒3と例外的な数値で、いくらか時計の掛かるレベルの日が多い開催だった。一方1200mは全てマイナスの数値だったが、3週目を除けばマイナス0秒5かマイナス0秒3だった。
 先週の馬場差は今開催の馬場における標準的なものだった。3週目を除くと1800mも1200mもあまり馬場差が変わっていないので、時計の比較はしやすい開催だった。先週の勝ち馬の大半が逃げ・先行馬で、この点からも標準的な新潟ダートだったと言える。

番組注目馬

  • なし

※ダートで3鞍上位ランクとして取り上げたが、日曜1R2着プリンセスケイはコースが変わると半信半疑ですし、日曜3R2着フェブカリエンテは差し一手なので、ちょっと取りこぼしが怖いという事で選ばなかった。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟10R 1着 モンドインテロ
  • 日曜新潟06R 1着 レアヴェントゥーレ


ワンポイントアドバイス

  • 外を回っても伸びる。ミルコ・デムーロ騎手