2015年5月18日放送

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2015/5/16(土)・5/17(日)開催

2回東京7日目・8日目

東京芝

  • 土:-0.6 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス1秒0だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。しかもマイナス1秒0からマイナス0秒6の間で推移して、大きな動きはない。3週目まで同一週では土日で同じ数値だったが、先週は初めて土日で異なる数値だった。
 先週からBコースに替わったが、土曜は雨の影響が残ってこの開催では最も時計が出にくかった。日曜は乾いて時計が出やすくなって行った。土曜にしても時計が掛かったというレベルではないが、土日の比較では土曜の方が掛かっていた。あと、脚質的には好位組が活躍した。馬場の3分どころを通った馬が有利だった。差して来る場合にしても、道中は内々で我慢して直線に向いてから外に持ち出すパターンがペスト。ちなみに今週もう1週Bコースが使用されて、ダービーウィークはCコースが使用される。

東京ダ

  • 土:-0.5 日:-0.3

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、最も時計の出やすかったのが7日目でマイナス0秒5。最も時計が掛かっていたのは4日目のプラス0秒4となっている。週によってあるいは開催日によって時計の出方は異なるものの、大きく動くことはなく推移している。
 先週土曜は雨の影響が残ってこの開催では最も時計の出やすいレベルだった。とは言え、高速馬場というほどではなくて、日曜は乾いて水準方向に戻した。なお、土曜は終盤良馬場に変更されたが、馬場差を1日を通した数値。脚質的には好位・中団からの差し馬が活躍した。ただ、同じ差しでも後方からの差し馬が連対したのは2鞍だけだった。それならまだ逃げ・先行タイプの方が頑張っていた。

番組注目馬

  • 土曜東京09R 3着 ポトマックリバー

※2着キングカラカウアも出ているが、こちらよりか3着のこっちの方がより強い競馬をしたという事で、選んだ。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜東京05R 1着 レアリスタ
  • 日曜東京10R 1着 ノンコノユメ

津田照之 次走推奨馬

  • 日曜東京03R 2着 ベイビータピット

※この馬前走3着した際は4着馬に8馬身もの差をつけて、今回2着時も3着馬に同じく8馬身差をつけた。このレースのタイムランクがCだった事と、他に選びたい馬がいたので、番組注目馬としてはギリギリ見送ったが、それ級の走りだったと思う。実際、実力も持っている。次走人気になるのはわかっているが、この馬は堅いと思う。ハッキリ言って当てに行った狙い馬。


3回京都7日目・8日目

京都芝

  • 土:-0.4 日:-1.0 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、7日目以外はマイナス1秒台かマイナス2秒台でかなり速い時計の出るコンディションだった。
 京都も先週からコース設定が替わってDコースになったが、土曜は金曜深夜からの雨の影響が残って、この開催の中では時計が掛かった。しかしながら、日曜は乾いてマイナス1秒0だった。なお、土日とも馬場発表は途中で変更されたが、馬場差は1日を通した数値。あと、脚質的には先行・好位組が活躍した。差して来るにしても、中団ぐらいにはつけていないと厳しい状況だった。ちなみに後方からの差し馬の連対はゼロだった。加えて馬場の内側が特に荒れている感じはなくて、外を回るくらいならまだ内を回る選択を選んだ方がベストだと思う。馬場の2・3分どころが一番良さそう。

京都ダート

  • 土:-2.0→-1.7 日:-1.0→-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒0からマイナス1秒7へと変動、日曜はマイナス1秒0からマイナス0秒6へと変動した。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1週目がマイナス0秒5、その後2週目・3週目は水準レベルだったが、先週特に土曜は時計が出やすくなった。
 雨の影響が残って、とりわけ土曜は脚抜きの良いコンディションだった。土日ともに後半の方が乾いて、前半より水準方向に近づいていった。土日を通じて見ても、土曜の午前が最も時計が出やすくて、高速レベルで日曜終盤へ向けて水準に近づいて行った。脚質的には土曜の午前は前めにつけた馬が圧倒的に有利だったが、馬場が乾くにつれ差しも届くようになっていった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都02R 1着 モーニン
  • 土曜京都10R 1着 ティーハーフ
  • 土曜京都11R 1着 エイシンヒカリ

津田照之 次走危険馬

  • 土曜京都02R 2着 リリーヴィクトリー

※これは先ほども話した通り、雨の影響を受けて土曜京都の午前中のレースは前めにつけた馬に有利な馬場だった。実際、1R・2R・3Rとも逃げ馬が連絡みした。この馬もやはりその恩恵を受けた1頭だと思う。ハナに行ききった事が好走の要因。次走控える形とか、あるいは逃げたとしてもパサパサのダートだった際はどうかと思いますし、まだ信頼まではできないと見て危険馬に選んだ。


1回新潟5日目・6日目

新潟芝

  • 土:+1.0→+0.7 日:+0.5 Bコース
  • 直土:+0.5 直日:+0.4

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0からプラス0秒7へと変動、日曜がプラス0秒5。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒4だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てプラスの数値。特に5日目は雨の影響が残って時計が掛かった。そして直線1000mは前半2週が水準レベル、3週目の先週は時計が掛かった。
 土曜の朝の時点では、まだ雨が降っていたが、2R時には雨が止んで馬場は乾いて行った。土曜の芝のレースは午前には組まれていなくて、5R時点でプラス1秒0。その後劇的に時計が出やすくなった訳ではないが、終盤の方がいくらか時計は出やすくなった。そして日曜はさらに馬場が乾いて行った。ただ、直線1000mの馬場差は土日でほとんど差がなかった。これは馬場自体が、日曜の方が乾いたが、風は日曜の方が強かったため。日曜11R芝外回りの1800mの赤倉特別のスタート直前、実況で「強い風を背中に受けながら枠入りを進めております」と言っていたので、間違いのない事実だと思う。1800mは向正面からスタートで前半追い風になるが、直線1000mはスタートからゴールまでまともに向かい風になった。なお、日曜後半でEランクが2鞍あるが、これも風の影響を踏まえてのもの。脚質面では大きな偏りはないが、中団・後方からの差し馬がほぼ半数だった。また、逃げ馬の連対はなかった。むしろ目立ったのはコース取りで直線は外に持ち出すジョッキーが多かった。

新潟ダート

  • 土:-2.3 日:±0
  • 1200土:-1.5 1200日:-1.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒3、日曜がプラスマイナスゼロ。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒1だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておく。1800mは4日目までは全てプラスの数値で、3日目後半を除けば全てプラス0秒4だった。ただ、5日目は一気に高速化してマイナス2秒3。6日目はプラスマイナスゼロで、大きく時計の出方は変わった。1200mは全てマイナスの数値だが、先週は高速化した。しかし1800mとは違い、土日ともに速い時計の出るコンディションだった。
 雨の影響で脚抜きの良い馬場コンディションとなって、特に土曜はかなりの高速馬場だった。日曜は土曜ほどではないにしても、まだしめった馬場状態で、1200m対象の馬場差はマイナス1秒台だが、日曜は最後の直線が強い向かい風だった。1800mは向かい風の地点を2回通る事になって、またダートは強風の影響がタイムに出やすい事もあって、日曜の1800m対象の馬場差は土曜とはかなり差のある数値となった。これは日曜の馬場自体が、土曜と比べればいくらか乾いた上に強風の影響もかなり強く受けたため。直線が向かい風だった影響なのか、土曜より日曜の方が差し馬の好走が多かった。

番組注目馬

  • 土曜新潟08R 2着 カレングラスジョー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟02R 1着 フライングニンバス


ワンポイントアドバイス

  • 東京は得意。クリストフ・ルメール騎手