2015年4月13日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2015/4/11(土)・4/12(日)開催

  • 司会:山本直也、砂岡春奈
  • 解説:市丸博司

3回中山5日目・6日目

  • 中山芝 土:-0.2 日:-0.8 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜の数値はマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒8だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で特にこの開催に入って前半はマイナス1秒台の馬場差が続いた。
 土曜はマイナスの馬場差だったが、雨の影響で水準に近いレベルだった。ただ、日曜は乾いた。速い時計の出るコンディションになった。連対馬の脚質を見ると、やっぱり逃げ・先行馬は少ない。土曜は1頭もいませんし、日曜は11Rの1着サカジロロイヤルだけと。特に外を通って差してくる馬が本当に目についた。

  • 中山ダ 土:-2.1→-2.4 日:-1.4
  •  1200 土:-1.6 日:-1.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒1からマイナス2秒4へと変動、日曜がマイナス1秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは時計の出方が安定せず、先週は雨の影響で脚抜きが良くなって、一気に高速化した。1200mは全てマイナスの数値。この開催1週目は水準に近いレベルだったが、こちらも先週は高速化した。
 土曜は朝の時点で水が浮いている状態。高速馬場ではあったが、後半水が引いてさらに時計が出やすくなった。そういう事で2400mの12Rの時は1800n換算の馬場差はマイナス2秒4。7Rまでのマイナス2秒1よりも高速馬場になった。1800m・1200mとも、日曜は土曜よりも乾いて、馬場差は水準に近づいたが、それでもかなり速い時計の出るコンディションだったと言えるだろう。連対馬の脚質を見ると、土日ともに中団・後方からの連対は2頭だけだった。

番組注目馬

  • 日曜中山07R 2着 イントロダクション

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山02R 1着 シーサイドジャズ
  • 日曜中山06R 1着 センチュリオン

市丸博司 次走推奨馬

  • 日曜中山06R 3着 ワトソンクリック

※今回はちょっとペースに恵まれなかったので、次走もう少し流れてくれれば勝てるのではないかと思う。

市丸博司 次走危険馬

  • 土曜中山10R 3着 ダイワリベラル

※この馬スローに恵まれても3着だった。次はたぶん東京だと思うので、切れ負けする危険性が高いんじゃないかと見た。

2回阪神5日目・6日目

  • 阪神芝 土:+1.1 日:+0.8 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒1、日曜がプラス0秒8だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けて、ほとんどはプラスの数値で1秒を超える事もあり、総じて時計が掛かっている。
 この春の阪神芝は雨の影響を受け続けてタフなコンディションと言えると思う。雨が降るとさらに時計を要してしまう。先週は時に金曜日に1日中雨が降った事が影響した。阪神は中山や福島と違い、土曜朝の時点では雨は降っていなかったが、強風の影響もあってプラス1秒1。日曜はいくらか乾いたが、それでも時計の掛かるレベルだった。なお、土日ともに馬場発表は途中で変更されたが、馬場差は1日を通した数値となっている。連対馬の脚質を見ると桜花賞を制したレッツゴードンキのように、前へ行った馬もいるが基本的には差しの効きやすいコンディションで、連対馬20頭中12頭は中団・後方の馬。ただ、インコースを差して来る馬が結構目立った。

  • 阪神ダ 土:-3.0→-2.7 日:-2.4→-1.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス3秒0からマイナス2秒7へと変動、日曜はマイナス2秒4からマイナス1秒4へと変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。雨の影響を受けて脚抜きの良いコンディションになり、マイナス1秒を超えることが多くなっている。
 土曜朝の時点でマイナス3秒0というのは本当に相当に速い時計の出るコンディション。風の影響があっても、これだけ速かったと言える。トピックスでも挙げたが、土曜12R4歳以上1000万下で1分50秒を切る勝ちタイムと。それでもタイムランクはCという事ですから、かなりの高速馬場だった事がわかると思う。土曜の変動幅は0秒3なので大きくはないが、日曜は1Rと12Rで1秒開きがある。とは言え、土日を通じて脚抜きの良いコンディションであった事は改めて強調しておきたい。ただ、先々週日曜のように雨が降る中での開催ではありませんでしたので、水が浮くコンディションではない事も影響していたのか、先手を取った者勝ちみたいな状況ではなかった。むしろ逃げ切りは日曜2Rの1200mで勝ったサカダッシュだけ。2着に粘ったのも土曜1Rで2着のナムラケイトだけだった。

番組注目馬

  • 土曜阪神05R 3着 ウォリアーズソウル

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神02R 1着 スーサンジョイ


1回福島1日目・2日目

  • 福島芝 土:+0.4 日:+0.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒1だった。
 土曜は雨の影響を受けたというのは大きかった。ただ、日曜は土曜と比較すれば乾いて時計は出やすくなって、馬場差も水準レベルに戻った。日曜については馬場発表は途中で変更されたが、馬場差は1日を通した数値。連対馬の脚質については、前めにつけて内を立ち回った馬が多かった。1回福島は3週の開催で、今週はもう1週Aコース。最終週はBコースが使用される。

  • 福島ダ 土:-0.9→-1.2 日:-0.9→-0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス1秒2へと変動、日曜がマイナス0秒9からマイナス0秒3へと変動した。
 まず土曜は朝の時点で速めの時計が出るコンディションだった。前半は雨が降り続いて、後半の方がさらに時計が出やすくなった。変動の幅は大きくないが、天候発表が曇りになった6R以降の方がさらに速い時計が出るレベルになっている。一方日曜だが、1R時の馬場差は土曜の開始時と同じくマイナス0秒9でスタートしたものの、馬場は乾いて行き、数値は水準に近づいて行った。連対馬の脚質を見ると、ダートは土曜から日曜の3Rまでほぼ逃げ・先行・好位勢の競馬だった。しかし日曜6R以降は中団・後方勢が馬券に絡むようになった。ただ、これは馬場と言うよりは騎手心理の影響が大きかったのかもしれない。日曜の9Rはかなりのハイペースでしたし、10Rの花見山特別では、後方に居た馬たちが速めに進出して、マクりの競馬になっている。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 連続開催の最終週