2015年2月16日放送

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2015/2/14(土)・2/15(日)開催

1回東京5日目・6日目

  • 東京芝 土:-0.3 日:-0.3 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた4日目後半を除くと、水準か水準前後のレベルで推移している。
 先週の中間は雨が降っていなくて、馬場差のマイナス0秒3は同じ良馬場発表の開催3日目と同じ数字。3・4コーナーの内側に若干の傷みが生じて、洋芝の葉が切れて見た目はあまり良くないが、野芝はしっかりとしていて、傷みの出た箇所も避けて通る程ではない。全般に差し馬の台頭が目についたが、東京の良馬場で水準の良馬場であれば当然のことだと思う。っと言って逃げ・先行馬が不利という訳ではない。なお、最終週の今週もDコースが使用される。

  • 東京ダ 土:+0.3 日:+0.6

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒6だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、1週目は速い時計の出るコンディション。2週目については、途中まで水準レベルだったものの4日目後半は雨の影響で時計が出やすくなった。しかし、3週目の先週はプラスゾーンに入り、週ごとに時計の出方は異なる。
 中間雨が降らなかった事、それから12日の木曜日に今開催2度目の凍結防止剤を散布した事で、かなり乾燥した状態になっていた。プラスの馬場差は今開催で初めて。ただし、先々週や開幕週の雪や雨の影響が多少残っていて、ダートの下の方には若干の水分を持っている。プラスの馬場差でも土曜の方が速いのはそのため。日曜はより乾燥が進んで、さらに時計を要した。土曜は特に前半、日曜は後半と風も強かったが、時計の出方には影響していない。脚質はバラエティに富んでいて、時計が掛かるからと言って差しが届きやすいという事もなかった。

番組注目馬

  • 土曜東京06R 2着 ノーザンバローズ

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 日曜東京08R 6着 ショウナンバッハ

※完全に前が壁になってしまって、脚を使えたのはほんの50mぐらいだった。そこからゴール前の伸び脚は凄いモノがあった。あの脚だったら、不利さえなければ次走は突き抜ける事もあるかなと考えている。


2回京都5日目・6日目

  • 京都芝 土:-0.4 日:-0.3 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、水準前後で推移していたが、先週は少し時計が出やすくなった。
 金曜と土曜の明け方に少し雪が降ったが、土曜は日が出て芝は良馬場発表。中間に雨が降らなかった事もあって、時計の出方は水準よりも速くなった。日曜は雨がパラつく時間帯もあったが、時計の出方に影響を及ぼす程ではなくて、馬場差はマイナス。土日を通して、マイナスの馬場差は今開催で初めて。決まり手は京都記念のような行った行ったがある傍ら、差しも効いていた。なお、最終週もBコース使用となる。

  • 京都ダ 土;+0.1 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。ここまでの馬場差を振り返っておくと、この開催に入ってからは、徐々に時計が掛かって、先週は土日ともにプラスの数値になった。
 金曜から土曜にかけての雪自体がごく少量なところに持ってきて、中間雨が降らず、先々週に散布した凍結防止剤も残っている状態。砂が乾いている上に少し粘り気のある、力のいるコンディションになった。ダートの馬場差がプラスになったのは、今開催で初めてで、日曜も土曜と同じ馬場差。京都のダートらしく、逃げ切りが6鞍あるが、土曜後半の2着馬は後方からの追い込みで、日曜12Rの1着サクラエールは後方一気の差し切りだった。差し・追い込みも流れ次第では決まっていた。

番組注目馬

  • 日曜京都11R 3着 キズナ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜京都06R 1着 レゲンデ

長谷川仁志 次走危険

  • 土曜京都06R 2着 タキオンレディー

※昇級後、3着・2着で前走同様リンガディンドンには敵わなかったが、リンガディンドンとの着差0秒3は変わらなかった。この勝ち馬が抜けて、次走は順当に勝機と見えなくもない。ただ、今回の自身の完全タイム差プラス0秒7は信頼に欠ける数値。少頭数の内枠で、C.デムーロ騎手が上手く立ち回っていましたし、タキオンレディーから半馬身差3着のコパノハートが中央初戦でマイナス26キロと大きく馬体を減少させていたのにも助けられた。それでも3着・2着ですからちょっと怖い気もするが、勇気を出して危険馬とする。


1回小倉3日目・4日目

  • 小倉芝 土:-0.8 日:-0.7 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。まずはここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、マイナス0秒9からマイナス0秒7の間で推移しており、速めの時計が出るレベルで安定している。
 週単位で見れば1週目より少し水準方向に近づいたが、相変わらず速めの時計が出る馬場コンディション。今週は開催3週目になるが、Bコースに替わるので良馬場なら先週と時計の出方は大きくは変わってこないと思う。連対馬の脚質を見ると、1週目特に開催初日とは違って、外からの差し馬も連対。土曜の8R以降の4鞍は全て中団・後方から外を回った馬が連対していた。

  • 小倉ダ 土:+0.7 日:+0.9

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒9だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、1週目がマイナス1秒台で速い時計が出るコンディションだったのに対して、先週はプラスの数値になった。
 中間は木曜日に3.5ミリの雨量を記録していたが、金曜日正午の時点で、既に良に回復していた。そのため先々週の高速ダートから一転して、時計の掛かるコンディションとなった。メンバーのレベルが低かったので、1700mのタイム差は軒並みプラス1秒を超えていた。土日で少しだけ開きがあるのは、土曜は雨の影響がわずかに残っていたためと推測する。後半2週が乾いたダートなら時計を要する馬場と考えておきたいと思う。ただ、馬場コンディションは変わっても、上位馬の脚質はそれほど変わっていなかった。小回りダートイコール先行有利の傾向が続いている。

番組注目馬

  • 土曜小倉03R 2着 マルヨバクシン

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 状態面。負けるべくして負けた人気馬