2015年12月7日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2015/12/5(土)・12/6(日)開催

5回中山1日目・2日目

中山芝 土:-0.8 日:-0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒9だった。
 良馬場発表ではあったが、土曜は木曜の雨の影響が若干残って馬場差はマイナス0秒8だった。日曜は乾いて土曜よりもいくらか時計は出やすくなった。エアレーション作業の影響もあって、高速馬場ではなかったが、速めの時計が出るコンディションではあった。連対馬の脚質を見ると逃げ・先行で勝った馬はいなくて、2着が3頭居た。コース取りについては内あり外ありで、外を回って伸びて来た馬もいた。内を通った馬で3頭で決着した日曜10Rのようなケースもあったが、このレースにしても勝ったダイワリベラルは内から差して来ていて、開幕週だから前が有利という訳ではなかった。なお、この開催は全てAコースが使用される。

中山ダ 土:-0.1 日:+0.2  1200 土:-0.2 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒2。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。
 こちらも木曜日に雨が降った影響で1200mも1800mも日曜より土曜の方が速いタイムが出やすいコンディションだった。連対馬の脚質には偏りはなかったが、単調な前残りのレースは少なかったように思う。また、前めにつけた馬と追い込み馬という組み合わせの1着・2着が結構あって、展開の有利不利があまりないレースが多かった。

番組注目馬

  • 日曜中山06R 2着 ビービーサレンダー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山07R 1着 ドラゴンキングダム
  • 土曜中山12R 1着 キャンベルジュニア


5回阪神1日目・2日目

阪神芝 土:-0.5 日:-0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒6だった。
 週半ばに降った雨の影響が多少残っていた土曜の方が若干時計が掛かっていたが、大きな差ではなかった。脚質的には土曜は逃げ馬の連対が6鞍中4鞍あったが、日曜になると一転してゼロになった。その一方で後方から差し馬の連対も土日1頭ずつで、計2頭しかいかなった。基本的には前めにつけた馬が有利ですし、差して来るにしても中団くらいにはつけていないと厳しい馬場だった。なお、この開催は3週目までAコース、最終週のみBコースが使用される。

阪神ダート 土:±0 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒1だった。
 土日ともほぼ同じ馬場差で水準レベルだった。ただ、芝と同様週半ばに降った雨の影響で土曜の方が若干時計が出やすかったかなと思う。脚質的には土曜の前半こそ前に行った馬が有利だったが、その後は何でもありの状態だった。マクりで勝った馬が2頭いる点を考えれば、道中の各馬の動き次第で、どんな馬でも好走できる可能性のある馬場だと考えて良い。

番組注目馬

  • 土曜阪神06R 1着 メイショウカネサダ

※行きっぷりが良いのでダート1200m戦出走ならという条件。ちなみに年明けの1月9日の京都に適した番組があるが、来週トレセンに行ったらココに使ってくれと藤沢則雄調教師にお願いしたいと、自ら番組注目馬を当てに行くという行為を取りたいと思う。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神03R 1着 トレジャートローヴ
  • 土曜阪神11R 1着 ガリバルディ
  • 日曜阪神03R 1着 ノガロ
  • 日曜阪神10R 1着 メイショウウタゲ


津田照之 次走危険馬

  • 土曜阪神12R 2着 スナッチマインド

※序盤から末脚を温存して直線に向くと溜めるだけ溜めて、満を持して追い出したが、内に刺さる感じで伸びは案外だった。前回2着で今回も2着ですから、現級の安定勢力で着順だけを見れば安定感十分だが、実際のレースぶりは結構危ういところがある。こういうガチの人気馬を危険馬に選ぶとだいたいえらい目に遭うケースが多いが、次走3・4着とかに取りこぼす可能性は十分ある馬なので、今回あえて選んだ。


4回中京1日目・2日目

中京芝 土:-1.1 日:-1.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒1だった。
 木曜に5.5ミリの雨が降ったが、以降は天候に恵まれて阪神よりも時計は出やすくて土日ともマイナス1秒1の馬場差だった。土日で芝のレースは合計11鞍あって、その内逃げ馬の連対は4頭。これだけをみればまぁまぁ前残りだったかのように思えるが、一方で先行タイプの連対はわずか1頭だけ。ですから。好位組、もしくは中団からの差し馬が幅を利かせていた。差し傾向は週を追う毎に顕著になる可能性が高いと思う。なお、4回中京はトータル3週で全てAコースが使用される。

中京ダート 土:-0.5 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。
 馬場差はマイナス0秒5ですから。いくらか速めの時計が出るレベルだった。脚質的には土日13鞍中逃げ馬の連対が5頭で、先行馬は3頭だった。前残りのイメージが強い中京ダートにしては差しが届いていた。それも好位差しだけではなく、中団・後方からの差し馬も突っ込んで来て、差す姿は印象的だった。

番組注目馬

  • 土曜中京10R 2着 ヴェンジェンス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京03R 1着 グラッブユアコート

※牝馬限定戦出走ならという条件付き。

  • 日曜中京04R 1着 アドマイヤダイオウ

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜中京02R 2着 ゴールドスーク

※これは百聞は一見にしかず、レースをご覧ください。見ての通りもう言うことない。詰まって詰まって、トムとジェリーならペラペラになっていた状態くらい詰まった。それでも諦めずに伸びてくる。抜け出してコレで勝つのかと思ったところに外から一気に差されて、結果2着になったが、負けて強しと言える内容だった。今回はプラス16キロで少し太めだった事を考えれば、次走に向けての上積みも大きいですし、人気になったとしても信頼。


ワンポイントアドバイス

  • 気づいていない人も多いが、結構、上手い

短期免許で来日しているヒューボーマン騎手の話。