2015年12月14日放送
2015/12/12(土)・12/13(日)開催
目次
5回中山3日目・4日目
中山芝 土:-0.6 日:-0.5 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5だった。まずここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、開幕週よりは先週の方が時計が掛かっていた。
先週は金曜の雨の影響が残ったため開幕週より時計が掛かった。ただ、大きく時計を要したという程ではなかった。雨が降り続いた日曜は5Rから稍重に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。連対馬の脚質については、目立った偏りはなくて、コース取りも内有り外有りだったが、どちらかと言えば、内を通った方が優勢だった。少なくとも雨が降って馬場が荒れて外差しになるといった事にはなっていない。
中山ダ 土:-1.6 日:-1.6 1200 土:-1.2 日:-1.2
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス1秒6。1200m対象の数値は土日ともにマイナス1秒2だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと1800m・1200mともに開幕週は水準レベルだったが、先週は一気に時計が出やすくなった。
金曜の昼まで雨が降って雨が止んだ後に気温が下がって、風も吹いていなかったので、あまり乾く事はなくて土曜は終日高速馬場になった。その後もあまり乾かずに、しかも日曜は朝から小雨が降っていたので、結果的に日曜も土曜と同じ馬場差になった。高速馬場のままで1日を通じて同じ数値になった。なお、2歳戦では前残りが多かったが、古馬のレースでは差し馬の好走が目立った。
番組注目馬
- 土曜中山01R 2着 スキャットエディ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山01R 1着 プレシャスエース
- 土曜中山03R 1着 スケールアップ
5回阪神3日目・4日目
阪神芝 土:-0.1 日:-0.4 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、開幕週にしても高速馬場という程ではなく、先週土曜は雨の影響が残り、水準に近いレベルだった。日曜は土曜と比べれば、開幕週に近いレベルだったが、やはり速い時計の出るコンディションという程ではなかった。
阪神地域は木曜午後から雨が降り始めて、金曜未明から激しくなった。当然その影響は残って、レース後何人かの騎手に聞くと、馬場結構緩いよという声が聞こえてきた。なお、土曜日馬場発表は稍重から良に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。あと、脚質的には全12鞍中逃げ馬の連対が4頭で、先行馬も4頭だった。好位組も8連対で開幕週と同様前めにつけた馬が有利だった。後方からの差しが届くためには、力そのものが上位か、あるいは展開が向くか、もしくは内目を突くか。いずれにしろ、外一気の差しは辛い状況だった。なお、阪神の芝は今週もう1週Aコースが使用されて、最終週だけはBコースになる。
阪神ダート 土:-1.2 日:-1.1
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週は水準レベルだったが、先週は土日ともにマイナス1秒台で一気に時計が出やすくなった。
開幕週から2週目にかけての推移は中山ダートと似ている。先週は雨の影響が残って、高速化した。阪神については、日曜は雨が降っていないが、それでも土曜とほとんど変わらなかった。速い時計の出るコンディションだった。あと、脚質的には土曜は逃げ馬が6鞍中5鞍で連対した。しかも連対馬は全て前めにつけた馬だった。日曜は前半は前に行った馬が有利で、後半になれば差しも届いていた。この辺り、速め速めに動かないとという騎手心理も多少左右したのかなと思う。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜阪神06R 1着 ゴールドドリーム
- 日曜阪神10R 1着 シュヴァルグラン
- 日曜阪神11R 1着 メジャーエンブレム
津田照之 次走推奨馬
- 土曜阪神08R 2着 タガノカムイ
※同じ土曜の11R、同じ距離で行われたチャレンジカップの1000m通過が59秒4だったのに対して、こちら58秒6だった。かなり速めのラップの中、先行タイプの馬は全て失速した。そんな中この馬4コーナー3番手から2着に粘りましたから、しかも2ヶ月半ぶりの実戦で、次走は恐らくそこそこ人気にはなると予想されるが、この2着は相当強い2着だと思いますし、今後芝の番組があまりなくなりますから、仮に次走メンバーが結構揃ったレースになったとしても、軸として信頼できるレベルの馬だと思う。
津田照之 次走危険馬
- 土曜阪神08R 4着 アルパーシャン
※この馬スタートで確かに出遅れて、でもペース自体は相当速かったですから、展開は向いている。ラストは伸びているが、前を捕らえきれず4着に敗れた点は不満。今回は1800mが長かった見る向きもあるので、次走1600mに出走して来たら人気になると思われるが、出遅れ癖があったり、折り合い不安が合ったりとかして、案外安定感のない馬ですから、仮に適距離出走してきても危険と見る。
4回中京3日目・4日目
中京芝 土:±0 日:-0.2 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒2だった。まずここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、開幕週はマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションだったが、2週目の先週は水準レベルだった。なお、4回中京は3週の開催で、今週が最終週。
雨の影響によるものが大きい。日曜朝にも雨が降って、さほど馬場は乾かず水準に近いレベルだった。脚質的には9鞍中5鞍で逃げ馬が連対したが、日曜後半になると馬場の内側を空けて走る馬が多く見られて、10R・12Rは差し馬同士の決着になった。中京の芝における脚質傾向の変化だが、これはホント急ですから、状況的には徐々に差し有利にシフトしていると見られるが、引き続きAコースが使用される今週も開催日は一日中競馬場行くなり、グリーンチャンネル見るなりして馬場傾向を見ながら判断する必要がある。それぐらい急。
中京ダート 土:-1.0 日:-0.8
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、中でも先週土曜はマイナス1秒0でこの4日間では、最も時計の出やすいコンディションだった。
土曜は雨の影響で脚抜きの良いコンディションになった。日曜は土曜よりは水準に近づいたが、それでも時計の出やすいレベルだった。なお、日曜は9Rまで重馬場、11Rだけは稍重だったが、馬場差は1日を通した数値。そして脚質的には開幕週より前に行った馬が粘るケースが目立った。12鞍中逃げ馬が粘ったレースが5つあって、差してくるにしても好位にはつけていないと厳しい状況が続いた。今開催の中京はまぁ大まかに言えば、乾くと差しが届いて、少し湿ると前が残る感じ。一つの目安にはなると思う。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中京11R 1着 サクセスグローリー
※番組注目馬にはしないが、能力的には当然上位候補にはなる。
- 日曜中京07R 1着 ピースマインド
ワンポイントアドバイス
- 中山芝のステイゴールドとドリームジャーニー