2015年11月24日放送
2015/11/21(土)・11/22(日)・11/23(月)開催
目次
5回東京5日目・6日目・7日目
東京芝 土:-1.0 日:-1.1 月:-1.1 Cコース
先週は3日間開催だった。芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜・月曜がマイナス1秒1だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を振り返っておく。この開催の2日目から4日目までは雨の影響で馬場差が安定しなかったが、他の開催日はマイナス1秒1かマイナス1秒0でほとんど変わりない。
先週火曜日から木曜日にかけて雨が降って、その影響で日曜・月曜に比べると土曜日は少し馬場が湿っていて、その分土曜は日曜・月曜より時計の掛かるコンディションだったが、3日ともほぼ同じと思って差し支えないレベル。また、先週からCコースに移ってBコースの時に多くの馬が避けていた内側を避ける事がなくなって、馬場差は1週前の良馬場の時より若干マイナス方向に動いた。直線で外を通ると絶対的に不利という程ではないが、内を通った馬の好走が多かった。
東京ダート 土:-0.4→-0.1 日:+0.1 月:+0.2
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒4からマイナス0秒1へと変動、日曜がプラス0秒1、そして月曜がプラス0秒2だった。ダートもさかのぼって9日間の馬場差を振り返っておく。この開催5日目まではマイナスゾーンで、特に4日目は速い時計の出るコンディションだったが、6日目・7日目はプラスの数値で、前開催最終週に近いレベルだった。
先週の火曜から木曜にかけて雨が降った影響で、土曜の7Rまでは稍重だった。土曜のここまでの馬場差はマイナス0秒4。その後ちょっとレース間隔が開いて、良馬場になった11Rと12Rの馬場差はマイナス0秒1だった。ここから日曜日・月曜日と少しずつ乾いて行ったが、土日とも天候が曇りで気温も上がらなかったので、一気にプラス方向に動いていく事はなく、本当に少しずつプラス方向に動いただけだった。なお、月曜の9R辺りで小雨が降っていたが、時計の出方に影響が出る程ではなかった。脚質傾向だが、これは前が残りやすいとか、差しが決まりやすいと言った偏りはなかったと思う。
番組注目馬
- 月曜東京04R 2着 スケールアップ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜東京08R 1着 バンゴール
- 月曜東京02R 1着 クリムゾンバローズ
- 月曜東京03R 1着 ディーマジェスティ
- 月曜東京04R 1着 イーグルフェザー
- 月曜東京11R 1着 スマートオーディン
大川浩史 次走推奨馬
- 日曜東京09R 4着 アッラサルーテ
※東京のタイム分析で触れたレースだが、良馬場の東京の緩い流れで切れ負けした。東京でこういう負け方をしたダイワメジャー産齣を中山あるいは中京で狙うというのは、愛用している有効な作戦で、次走は中山1600mのひいらぎ賞あるいは、年明けの牝馬限定戦中山の菜の花賞、または中京1400mの牝馬限定戦つわぶき賞だろうと読んで、狙い馬に上げる。
5回京都5日目・6日目・7日目
京都芝 土:-0.7 日:-0.9 月:-0.9 Cコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜と月曜がマイナス0秒9だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を振り返っておく。この開催初日まではマイナス1秒台だったが、その後雨の影響で4日目までプラスの数値。しかも全て変動となっていたが、先週はマイナスゾーンに戻った。ただ、マイナス1秒台にはならなかった。
先週火曜日から水曜日にかけて雨が降っていて、土曜は良馬場だが、日曜・月曜に比べると少し時計の掛かるコンディションだった。Bコースを使用していた1週前でも極端に内が不利だった訳ではないので、Cコースに替わった先週は内有利。外を回っても伸びはするが、届かない事が多かった。
京都ダート 土:-1.3→-1.0 日:-0.8 月:-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒3からマイナス1秒0へと変動、日曜がマイナス0秒8、月曜がマイナス0秒5だった。さかのぼって9日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、総じて時計の出やすいコンディションだった。特に2日目と4日目はかなりの高速馬場だった。先週については日を追って水準に近づいて行った。
先週火曜から水曜にかけて雨が降って、土曜の2Rまでは稍重だった。土曜の2Rまでの馬場差はマイナス1秒3。良馬場となった7R以降はマイナス1秒0だった。その後日曜・月曜と徐々に乾いて行って水準方向に近づいて行った。先週は圧倒的に逃げ・先行馬の好走が多くて、京都のダートらしかった。
番組注目馬
- 土曜京都09R 2着 スマートシャレード
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜京都02R 1着 ラニ
- 日曜京都04R 1着 エルビッシュ
大川浩史 次走危険馬
- 日曜京都05R 1着 リオンディーズ
※誰がどう見ても能力高いのは明白だが、気性があまりにも危なっかしすぎると思う。デビュー戦で派手に引っかかっても次は落ち着くという場合もあるが、エピファネイアの弟がデビュー戦から派手に引っかかっているようでは、2戦目への不安が大きいと思う。この血統なので、1戦1勝で重賞に出ても人気になると思うが、逆らってみようと思う。不安は機運に終わって圧勝するかもしれないが、キャリア1戦で断然の1番人気になって、安心して買える馬ではないはずだと思う。
ワンポイントアドバイス
- 秋華賞上位馬の次走